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2010.11.07

『オペラの怪人』(1943年)

この作品はアーサー・ルービン監督、クロード・レインズ、スザンナ・フォスター、ネルソン・エディ、エドガー・バリア主演のミュージカルが入ったドラマのようです。
なおこの文はネタバレ全開となっています。

1943年 アメリカ作品
ランニング・タイム◆93分
原題◆Phantom of the Opera
プロット◆成り行きでオペラの怪人になる話しのようです。
音楽◆エドワード・ワード
ユニバーサル・ピクチャーズのDVDにて。画質は非常によいです。スクイーズ収録のフル表示。画面サイズはスタンダード。
また最初に日本語を選べとか出ているDVDです。こんなのはユニバーサル・ピクチャーズのDVDぐらいです。

キャスト
クロード・レインズ→エリック・クローダン/オペラの怪人
スザンナ・フォスター→二股かけてるクリスティーヌ
ネルソン・エディ→バリトンのアナトール・ガロン
エドガー・バリア→ラウル・ドベール警部
ジェーン・ファラー→現在主役のビアンカロリ
ニッキー・アンドレ→代役はマダム・ロレンジ
不明→オペラ座の支配人。
不明→舞台監督ブシェール
不明→音楽監督
フリッツ・ライバー→巨匠のフランツ・リスト先生
ヒューム・クローニン→どこに出てた?
マイルス・マンダー→音楽出版社のプレイル社長


アーサー・ルービン監督の演出はよいと思います。
全体的に無難にまとめています。
オペラの怪人とヒロインを巡る男2人の話しを平行して描写しています。少し変な感じかするけど。
ヒロインの実の父がオペラの怪人だった。ということは全くわかりませんでした。なんでそんなに入れ込むのか理解不能でした。予備知識無しで見たのでこうなった。

始まってまずビックリするのはカラーなのです。
てっきりモノクロだと思い込んでいたからビックリです。とてもきれいなテクニカラーです。

タイトル。
3人出ている名前で1番上はネルソン・エディです。歌えるからそうなるのか。
クロード・レインズ以外はあまり聞いたことがない。
ヒューム・クローニンは知ってるけど・・・

プロデューサーがジョージ・ワグナーになっています。
アーサー・ルービン監督の名は聞いたことがない。

オペラ座にて。
ミュージカル『マルタ』を上演しています。
オーケストラでバイオリンを弾いてるのがクロード・レインズ扮するエリック・クローダン。
巨大シャンデリアがちゃんとぶら下がっています。
歌っているのがネルソン・エディ扮するバリトンのアナトール・ガロン。
ここで色々とショットが入りキャラ紹介をしているようですが誰が誰だかよくわからん。
エドガー・バリア扮するラウル・ドベール警部も登場。まだ事件はないけどいるのはわけがあるんです。
女優さんが2人映されますがキャラがよくわからん。。

ラウル・ドベール警部はスザンナ・フォスター扮するクリスティーヌに話しかけています。親しい仲らしい。これが用事でした。

音楽監督の指揮者先生に声をかけられるクリスティーヌ。
お褒めの言葉をもらいます。で、「成功したければ男は捨てろ」とも言われてる。

勤続20年のバイオリン弾きエリック・クローダンはヘマをしたようで指揮者先生に呼ばれます。
ここでバイオリンを弾きなさいと言われ弾きます。何だか音楽とクロード・レインズの演奏が全然合っていないけど。まあいいです。それにしても音楽に詳しくない私でもわかるとは手抜きし過ぎなんじゃない。
これは上手く弾けました。この『プロバンスの子守歌』は弾けたけど『マルタ』は無理と言うエリック・クローダン。残念だが解雇を言い渡す指揮者の先生。

アパートにて。下宿のようです。
帰宅するエリック・クローダン。窓の外に猫が歩いてる。
大家のオバサンが食事持ってきて、ついでに下宿代取り立てをやってます。
カネはないとエリック・クローダン。それはクリスティーヌに歌のレッスン代につぎ込んでいるからです。

音楽の先生宅にて。
歌のレッスンを受けてるクリスティーヌ。
エリック・クローダンがやって来ます。入れ替わりでレッスンを終えたクリスティーヌが帰ります。顔は会わしていない。
レッスン費用はやはりエリック・クローダンが出してるらしい。
カネがなければレッスンは終わりだと先生。それでももう上達してるからレッスンはいいとも言ってます。

プレイル&デジャタン音楽出版社にて。
自分の書いた協奏曲を売りに行くエリック・クローダン。
何だか楽譜は取られるは追い出されそうになるはで散々な状況となります。
プレイル社長に直談判するエリック・クローダン。
ここで勝手に自分の協奏曲を弾かれてると勘違いして逆ギレするエリック・クローダン。
リスト先生にこの協奏曲を見せてるとこだったらしい。悪意はなかったようです。
リスト先生は出版にOKを出しています。遅いって。
エリック・クローダンはプレイル社長の首を絞めています。社長夫人だか愛人に酸を顔にかけられます。逃走するエリック・クローダン。

社長殺しで街中は大騒ぎとなります。
お巡りがうろうろしているとこを逃走中のエリック・クローダン。
馬車の下からマンホールの中に入ります。馬車にあったランプを忘れずに持っていくとこが何となく変?
下水道内で傷が痛むのか下水に倒れ落ちてるエリック・クローダン。溶暗となります。

オペラ座にて。
支配人等を集まってます。衣装とマスクが盗まれたと報告が入っています。食料も盗まれたとのこと。
舞台監督のブシェールは幽霊がいると言ってます。
支配人、舞台監督?、音楽監督、この3人が首脳陣といったところ。
マスターキーがなくなったと支配人が慌てています。このキーで全ての部屋、納戸、引き出し等が開いてしまうとのことです。
オペラ座には部屋が2500ぐらいあるので捜しようがなく警察を呼ぶことになります。

クリスティーヌの自宅アパートにて。
バリトンのアナトール・ガロンのレッスンを受けてるクリスティーヌ。
そんなとこにラウル・ドベール警部がやって来ます。仕事に来たと言ってます。
クリスティーヌはエリック・クローダンのことを「変わっているけど害はない」と言ってます。何となく凄い言い方です。
男2人は、いい歳こいてエリック・クローダンが勝手クリスティーヌに片思いしているとか言っています。

クリスティーヌの胸像を巡って男2人でどうのこうのとやっています。
これは自分が作ったとアナトール・ガロン。だからどうしたとラウル・ドベール警部です。
そんなこんなでアナトール・ガロンの馬車で自分を送らせろとラウル・ドベール警部。これで男2人はアパートから出ていきます。ドアで押し合うギャグが入ります。

ところでクリスティーヌは男を2人を相手に二股かけてるのか?そんな感じに見えるけど。

オペラ座にて。
『恋と栄光』
楽屋のクリスティーヌ。「有名にしてやる」と声が聞こえてきます。
舞台です。現在主役の女優ビアンカロリが歌っています。

舞台で何かを飲んだとこで体調が悪くなる現主役の女優ビアンカロリ。
劇場内では原因は幽霊ということなっています。
緊急の代役にクリスティーヌが呼ばれます。
クリスティーヌの声だけが聞こえたとこでの出演の方々のリアクションがいい。主役が交代して出来がいいといった感じ。

楽屋では激怒している現主役の女優ビアンカロリ。
犯人はアナトール・ガロンだと決めつけています。

緊急の代役クリスティーヌは大成功となります。
幕が降りて、カーテンコールとなっています。
オペラの怪人も満足といった感じ。溶暗となります。

ラウル・ドベール警部が呼ばれます。
事情聴取となっています。同じ主張を繰り返す主役だった女優ビアンカロリ。
早く捕まえろと言って嫌味なキャラを熱演しています。
支配人としては内密にしてスキャンダルは避けたいとしています。で、これは幸いとビアンカロリは自分に有利な条件を出します。
クリスティーヌは最低2年はコーラスのみ。何があっても主役は絶対にやらせない。
今回の好演も新聞に批評は載せずになかったことにする。
これは凄いや。マスコミを押さえれば事実をコントロール出来るというわけです。洒落になっていない。

ビアンカロリの楽屋にて。
いい気持ちのビアンカロリとヨイショしているメイド。
いきなりオペラの怪人が登場。「パリを去れ」と最後の警告に来ています。
警告を断ったので絞殺されるビアンカロリ。メイドもやられたようです。

素早く逃走するオペラの怪人。追うアナトール・ガロン。
舞台裏で追っかけのシーンとなっています。カーテンにぶら下がるアナトール・ガロンは危ないとこをロープにぶら下がって舞台に降ります。
オペラの怪人を見たのはアナトール・ガロンだけです。あとから追ったラウル・ドベール警部は見ていません。

オペラ座はしばらく閉鎖の告知が出ています。

オペラ座に脅迫状が届いたようです。
ラウル・ドベール警部が来ます。閉鎖は取り消して公演を再開させる。ただし主役はクリスティーヌではない。
こうすればオペラの怪人が出てくるという作戦です。

クリスティーヌの自宅アパートにて。
男2人がやって来ます。同時に2人が話すギャグが入っています。口論にもなっています。

オペラ座にて。
リスト先生を呼んで交渉しているアナトール・ガロン。
このリスト先生を演じている人は本物の音楽家に見えます。

『仮面のプリンス』が始ります。
ラウル・ドベール警部の指揮で警戒厳重となっています。
代役のマダム・ロレンジはやる気満々だそうです。警察のガードがついて大物気分になっているとのことです。
私服の警官も入っているようです。舞台のその他大勢で仮装してる警官もいるようです。

舞台が始まったとこで巨大シャンデリアが映り込んでいます。これが落ちるんだと思わせてわかりやすい。
オペラの怪人が仮装してる警官の首を絞めて入れ替わります。
ラウル・ドベール警部が仮装警官がやられているのに気がつきます。警戒を伝えます。
1人1人の仮面を取って確認してるラウル・ドベール警部。これはギャグ?

舞台シーンになるたびにネルソン・エディが歌いまくっています。歌ってるシーンが1番多い。こうなるとこの作品の実質の主役です。
天井裏ではシャンデリアの鎖を地道に糸ノコギリで切ろうとしているオペラの怪人。難航しているようでこのままだと出し物が終わってしまいそうです。

ところで鉄の鎖は何の傾向もなく突然切れるので事故が多いそうです。突然だから警告や避難が出来ないのが大変とのことです。
この対策でワイヤーロープが発明されたそうです。ワイヤーロープは鉄の鎖より強く、いきなり切断はない。これは素晴らしい発明だそうです。ナショジオ・チャンネルで見ました。

いよいよ代役マダム・ロレンジのパートが始まります。
いきなりシャンデリアが落ちる。これはビックリです。

この大騒ぎのどさくさでオペラの怪人はクリスティーヌを地下に連れて行きます。
何だかもうホトンドおかしくなっているオペラの怪人。立派なストーカーです。

リスト先生が例の協奏曲を弾きます。
そんなとこにクリスティーヌ行方不明の知らせで入りアナトール・ガロンは警察と合流して捜索に向かいます。

地下にて。
私の曲が聞こえてくるとオペラの怪人。合わせてピアノを弾きます。
アナトール・ガロンとラウル・ドベール警部はピアノの音を頼りに接近中。
おっかなびっくりでピアノを聴いてるクリスティーヌ。歌いなさいと言われて歌っています。
接近してオペラの怪人の仮面を取るクリスティーヌ。素顔がさらされます。
アナトール・ガロンとラウル・ドベール警部が乗り込んできます。発砲したので落盤が起こりオペラの怪人は埋まり、アナトール・ガロンとラウル・ドベール警部はクリスティーヌを救出してズラかっています。

オペラの怪人は死ぬが協奏曲は残るとどちらかが言っています。
落盤で埋まってるオペラの怪人。バイオリンと仮面が残ります。

エピローグ。
楽屋のクリスティーヌ。
アナトール・ガロンが祝福に来ます。
そんなとこに夕食の約束をしたラウル・ドベール警部が乗り込んできます。
で、その場の成り行きでクリスティーヌはいなくなり、結局男2人で夕食にしようとなります。それがオチかい?
エンドとなります。


そんなわけでハリウッドスタイルでまとまったまあまあな作品でした。

『オペラ座の怪人』(2004年)を見るより『オペラの怪人』の(1943年)と(1925年)を見た方がいいような気がして、この2作で充分ですと思ったけど、結局『オペラ座の怪人』(2004年)は見ました。出来の方はちょっと考えてしまう出来でした。


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