『墓石と決闘』(1967年)
この作品はジョン・スタージェス監督、ジェームズ・ガーナー、ジェイソン・ロバーズ、ロバート・ライアン主演のOK牧場のその後を描くウエスタンのようです。
なおこの文はネタバレ全開となっています。
1967年 アメリカ作品
ランニング・タイム◆103分
原題◆Hour of the Gun
プロット◆復讐をする話しのようです。
音楽◆ジェリー・ゴールドスミス
BS2にて。画質はよいです。
キャスト
ジェームズ・ガーナー→ワイアット・アープ
ジェイソン・ロバーズ→ドク・ホリディ
ロバート・ライアン→アイク・クラントン
フランク・コンバース→バージル・アープ
サム・メルビル→モーガン・アープ
チャールズ・エイドマン→ホレイス・サリバン
オースティン・ウィリス→アンソン・サフォード
リチャード・ブル→トーマス・フィッチ
ラリー・ゲイツ→ジョン・P・クラム
ウィリアム・シャラート→Judge Herman Spicer
アルバート・サルミ→Octavius Roy
ジョン・ボイト→Curly Bill Brocius
スティーブ・イーナット→Andy Warshaw
マイケル・トーラン→Pete Spence
ウィリアム・ウィンダム→Texas Jack Vermillion
ロニー・チャップマン→Turkey Creek Johnson
ジョン・スタージェス監督の演出はよいと思います。
この監督は構図に凝る人だと思ってたがそんな感じでした。4人並ぶショットがあった。私はこのようなシーンがが好きなんだな。
いきなりOK牧場の決闘から始まり裁判となり。クラントン一家の報復からワイアット・アープの復讐となってます。評の通り撃ち合いのシーンがよかった。
選挙の投票する方法が、この国での現在の方法と変わらないのが面白い。現在は名を名乗る替わりに選挙票?を出すんです。
賭けの事をLongshotと言ってました。でもこの言いかたはあまり聞かない気がする。
見始めて思い出しましたがキャストに偏見があって見る気がなかったんです。
ウエスタン・コメディの『夕陽に立つ保安官』(1968年)のジェームズ・ガーナーがワイアット・アープが出来るのか?でしたが、実際見れば貫禄充分でちゃんとワイアット・アープに見えます。評判の通りでした。
そんな感じで現金のなもので、このキャスティングはいいじゃんとなります。エライ変わりようです。
以下の2人も何となく嫌な感じがする偏見がありました。
それがロバート・ライアンは『日本人の勲章』(1955年)、『ワイルドバンチ』(1969年)。ジェイソン・ロバーズは『砂漠の流れ者/ケーブル・ホーグのバラード』(1970年)を見て、これは素晴らしい俳優だと偏見がなくなり、今回この作品を見ることになりました。見てよかったです。
ジェイソン・ロバーズはいい感じでした。。ドク・ホリディを演じていますが血を吐くシーンはなかった。難病物になってしまうのでない方がよいと思う。
ロバート・ライアン本人はリベラルなのに映画では悪役を引き受ける変わってる人だそうで色々な作品で積極的に悪役を引き受けてるそうです。
ジェームズ・ガーナーと顔の輪郭が似ているカート・ラッセルがアープをやってた作品もありました。→『トゥームストーン』(1993年)
そんなわけでキャストが素晴らしいウエスタンのよい作品でした。
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