『淑女超特急』(1941年)
この作品はエルンスト・ルビッチ監督、マール・オベロン、メルビン・ダグラス、バージェス・メレディス主演のロマンティック・コメディのようです。
なおこの文はネタバレ全開となっています。
1941年 アメリカ作品
ランニング・タイム◆84分
原題◆That Uncertain Feeling
プロット◆結局元に戻る話しのようです。
音楽◆ウェルナー・R・ハイマン
BS2にて。
キャスト
マール・オベロン→しゃっくりに悩まされるジル
メルビン・ダグラス→夫で保険会社重役のラリー
バージェス・メレディス→天才肌のピアニスト・セバスチャン
ハリー・ダベンポート→弁護士のジョーンズ
シグ・ルーマン→精神科医のカフカ先生
イブ・アーデン→ジョーンズの秘書 サリー
アラン・モーブレイ→Dr. Vengard
オリーブ・ブレイクニー→Margie Stallings
リチャード・カール→Albert (the butler)
エルンスト・ルビッチ監督の演出はよいと思います。
話しの方はよくある話しです。これは別にいい。このヒロインで両方の男とセックスして結局元に戻ればもっといいんだけど。もちろんセックスシーンもノーカットで・・・。これはヘイズオフィスの検閲で無理だけど。
エルンスト・ルビッチ監督やアルフレッド・ヒッチコック監督がコードがゆるくなった現代に生きてくれたらそのような作品を撮ってくれたと思う。
ヒロインのマール・オベロンは何となく特別な感じがします。特に理由はないけどそんな感じがするんです。
目立つおでこが素敵です。
部屋着のローブ。これはシルクのようで素敵です。
夫役はメルビン・ダグラス。このメルビン・ダグラスのキャラはおいしすぎるのではと思えた。まあいいけど。
バージェス・メレディスがピアニストで出てました。当然若い。
この人の出演作品は結構見ている。なかでも『バットマン オリジナル・ムービー』(1966年)でのペンギンでおなじみです。
『海外特派員』(1940年)で見たような白髪の人が出てて調べたらハリー・ダベンポートでは?なり後クレジットで確認したら当たりでした。
そんなわけで普通によく出来たロマンティック・コメディのよい作品でした。
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