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2010.07.18

『嵐の孤児』

この作品はD・W・グリフィス監督、リリアン・ギッシュ、ロシー・ギッシュ主演のドラマのようです。
なおこの文はネタバレ全開となっています。

1921年 アメリカ作品
ランニング・タイム◆150分
原題◆Orphans of the Storm
プロット◆姉妹が別れ別れになるハナシのようです。
音楽◆この作品はサイレント映画です。後付けで音楽が流れています
BS2にて。画質はそれなりに悪い。澤登翠の弁士版です。

キャスト
リリアン・ギッシュ→アンリエット・ジラール
ドロシー・ギッシュ→ルイズ・ジラール
ジョゼフ・シルドクラウト→騎士ド・ヴォードレ
フランク・ロシー→ド・リニエール伯爵
キャサリン・エメット→ド・リニエール夫人
モーガン・ウォーレス→ド・プレイユ侯爵
ルシル・ラ・ヴァーン→フロシャール婆さん
シェルドン・ルイス→ジャック・フロシャール
フランク・パリア→ピエール・フロシャール
クレイトン・ヘール→ヴォードレの従者ピカール
レスリー・キング→ジャック
モント・ブルー→ダントン
シドニー・ハーバート→ロベスピエール
レオ・コルマー→ルイ16世
アドルフ・レスティナ→The Doctor
ケイト・ブルース→Sister Genevieve

D・W・グリフィス監督の演出はよいと思います。
クローズアップショットの発明者でもあるD・W・グリフィス監督なので効果的に使われていた。
白眉はギロチンの留め具が外れるとこのクローズアップショットか?他にも色々とあったようです。

サイレント映画ですが声が聞こえる?とやってます。
これが見ててわかるんです。サイレント映画でも聞こえるシーンが出来るのが凄い。

フラッシュバックも使ってました。忘れじのジャック?の回想ショットの図等。

当時としては残虐ショットでしょう。溶けた鉛を傷口に注ぐとこがありました。
まだ自主検閲機関ヘイズオフィスがなかったからこのへんは適当にやっていたと思われます。

18世紀のフランス革命時が舞台のコスチュームプレイの大河ドラマです。
本編中にヒロイン2人のキャストの紹介をしてます。最初のタイトル部分でのキャスト紹介では主役のヒロイン2人が出なくてどうなってんの?と思ったらこれでした。このような手法もやっていたようです。

話しの方はフランス革命と姉妹別れ別れが平行して描かれていきます。これが正直言って上手い。引っ張られる。
出生の秘密。姉妹生き別れ等、ルーティンな設定で引っ張ります。

ダントンにロベスピエールが出てます。ダントンが主人公みたい。
ところでダントンが主人公でジェラール・ドパルデュー主演の作品があったと思いだした。→アンジェイ・ワイダ監督作品の『ダントン』(1982年)でした。

D・W・グリフィス監督はカットバックの発明者でもあるので、これが全編に渡って効果的に使われています。
何げないシーンからギロチンか無実か。無実になっても果たして助けが間に合うかとカットバックで引っ張ります。これは堪能しました。上手いじゃない。
ヒロインの危機に馬を飛ばして駆け付ける図はD・W・グリフィス監督の十八番のシチュエーションのようです。

根本的な問題は解決してないと思われますが一応ハッピーエンドになってます。
さすがアメリカ作品と感心?する。


映画の父と言われるだけあってD・W・グリフィス監督は確かに才能はあります。
そんなわけでわかりやすい話しにわかりやすい演出でこれなら当時では大ヒットしたとうなずけるよい作品でした。


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