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2010.07.17

『東への道』

この作品はD・W・グリフィス監督、リリアン・ギッシュ、リチャード・バーセルメス主演のメロドラマのようです。
なおこの文はネタバレ全開となっています。

1920年 アメリカ作品
ランニング・タイム◆110分
原題◆Way Down East
プロット◆男に騙されたが幸せになる話しのようです。
音楽◆この作品はサイレント映画です。後付けで音楽が流れています
BS2にて。画質はそれなりに悪い。澤登翠の弁士版です。

キャスト
リリアン・ギッシュ→アンナ・ムーア
リチャード・バーセルメス→デイビッド・バートレット
ロウエル・シャーマン→プレイボーイのレノックス・サンダースン
バー・マッキントッシュ→地主のバートレット
ノーマ・シアラー→Barn dancer (uncredited)


D・W・グリフィス監督の演出はよいと思います。
これはよく出来たメロドラマで当時は大ヒットしただろうなと思わせます。
話しの方はルーティンに進みます。1920年製作だからいいとしましょう。
ボストン付近が舞台になってます。レッドソックスがワールドシリーズで勝った1912年ではありません。

1920年で未婚の母になってしまいます。34分経過で不幸になってます。
未婚の母とは当時ではなかなかのキャラ設定だと思われます。
ところでこの設定は『テス』(1979年)で使われてます。自分で子供に洗礼をするとこまで同じです。その子供が死んでしまうとこも同じです。
でもこの作品はハッピーエンドでした。さすがアメリカ映画です

クローズアップやカットバックを発明して映画の父と言われるD・W・グリフィス監督なのでカットバックが効果的に使われてました。
ヒロインが不幸になる偽の結婚式で指輪を落とすとことリチャード・バーセルメスのカットバック。この時点では2人は無関係なんですがいい感じです。見てる人だけに情報を知らせる手法なのかもしれません。
後はヒロインの過去をバラしに来るとこ等でカットバックで引っ張ります。

薄幸のヒロイン。実際この手の人の末路は売春婦になるか餓死するか?
勝手な男の屁理屈があります。さすが人種差別主義者の監督らしい屁理屈なのか?

室内でのフルショットは舞台そのまんまのようです。
メロドラマのルーティンで話しを引っぱってラストは流氷のスペクタクルとなっています。なるほどこれはヒットするわけです。
この展開はよく使われているような気がします。『細雪』(1983年)はラストではないけど一応あったりしてたけど・・・。

ところで、この作品だと流氷がすぐ近くにあるんです。私はヒロインが北極までどうやって行くのかと思ってました。それでは探検物になってしまいます。
そんな感じでどうしても見てて何で近所に流氷なのか?と結びつきませんでした。

で、クライマックスは果して流氷のヒロインは助かるでしょうかとカットバックで盛り上げてるわけです。上手いじゃん。

そんなわけでコテコテのメロドラマのよい作品でした。


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