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2010.07.11

『ストリート・オブ・ファイヤー』(1984年)

この作品はウォルター・ヒル監督、マイケル・パレ、ダイアン・レイン主演のアクションのようです。
なおこの文はネタバレ全開となっています。

1984年 ヒル=ゴードン=シルバー・プロ/ユニバーサル・ピクチャーズ/RKOラジオ・ピクチャーズ アメリカ作品
ランニング・タイム◆94分
原題◆Streets of Fire
プロット◆ヒロインを助けに行く話しのようです。
音楽◆ライ・クーダー
ユニバーサル・ピクチャーズ発売のDVDにて。画質 非常によい。地下鉄の効果音が5.1で非常によろしい。

キャスト
マイケル・パレ→流れ者のトム・コーディ
ダイアン・レイン→歌手のエレン・エイム
リック・モラニス→マネージャーのビリー
エイミー・マディガン→自称兵隊のマッコイ
デボラ・ファン・ファンケルバーグ→トムの姉リーバ
ウィレム・デフォー→ボンバーズの親分Raven
ビル・パクストン→バーテンのClyde
ジョン・デニス・ジョンソン→クルマ修理工のピート

ウォルター・ヒル監督の演出はよいと思います。
この時期は好調のウォルター・ヒル監督でやたらは長くせずに短くまとめているのもいい感じです。


プロローグ
ライブが始まります。ダイアン・レイン扮するエレン・エイムが登場。歌は吹替です。
1曲終わったとこで暴走族のボンバーズが乱入します。
エレンが拉致されます。止めようとして殴られる男がビル・パクストン?

街中にて。
暴走族のボンバーズが一暴れとなります。
バイクはもちろんハーレーですがクラッシュする時はハーレーではジャンプ出来ないので日本製のオフロードタイプに交替となります。ハリウッドでは毎度おなじみのスタントです。
だったら最初から日本のバイクにしろよと思うが、やはりこれは哀しきアメリカの植民地日本の象徴といったとこになるかも・・・。

トムの姉リーバはタイプライターで手紙を打ってトムを呼びます。

タイトルとなります。ビル・パクストンの名はちゃんとあります。
マイケル・パレ扮するトム・コーディが地下鉄でやって来ます。
姉の店では与太者=チーマー=ヤンキー=その他何でもいい連中が絡んできますが、あっさりとトムが片づけます。ついでにクルマを頂きます。そのクルマを乗り回し警察にあいさつしたとこでタイトルは終わります。

バーにて。
バーテンがビル・パクストンのようです。マッコイに殴られています。殴られる男役専門といったとこです。
トムはここでマッコイと知り合います。

エレン救出を請け負うことにしたトムはクルマ修理工のピートに会いに行きます。
副業の武器商人の方がお目当てです。色々と武器を買い込みます。

姉の店でエレンのマネージャーのビリーと打ち合わせです。
結局トム単独ではなくビリーとマッコイの3人で行くことになります。

ボンパーズの本拠のある街に入ります。
アジトの店ではライブ中。ダンサーもいます。
1曲終わったとこで外の3人は活動となります。トムは屋上からマッコイは正面からビリーは待機しています。
トムはウィンチェスターのレバーアクションのライフル使用。

店前の路上では余興にウィリーをしているバイクですが、ハーレーではありません。
例によってオフロードタイプのバイクが演じています。もちろん日本製のバイクです。黒塗りにロングショットなのでそれとはわかりません。
バイクは吹替でも排気音だけはハーレーになっているのがセコイ。ホントは2サイクルエンジンのパラパラポンポンという音です。

店内に入るマッコイ。
トムをは路上のバイクを撃って爆発炎上させます。爆発するのはもちろん日本のバイクです。
このどさくさに紛れてエレンを救出します。待機していたクルマに乗って落ち合う場所に移動となります。
トムは残って一暴れとなります。ここでボンバーズのリーダーの挨拶があります。演じてるウィレム・デフォーは若いぞ。ジョニー・デップを凶暴にしたような感じです。

トムはハーレーでエレン他2人と落ち合う場所に移動となります。
落ち合ったとこでクルマに乗り換えて移動となります。

クルマはパーキングに捨てます。
エレンのナンバーが1曲流れるとこで歩いて移動する4人。
グルーピーの女の子がつきます。

黒人バンド ソレルスのバスに乗り込む4人。
検問があります。ここは強行突破となります。
バスは捨てます

地下鉄に乗り換えて街に戻ります。
トムは謝礼のカネは受け取らずエレンと仲直りとなります。わかりやすい。

ボンバーズの使者がやってきてサシでの果たし合いを持ちかけます。
何だかんだとありますがトムを戻ってきたリーダーとケンカ勝負となります。ケンカに使用する獲物はハンマー?

ケンカの描写が無意味にバイクを倒すとこがあります。無神経な描写です。
それではバイク映画で何があるとなるとやっぱり暴走族が出てくる『マッドマックス』(1979年)になってしまいます。この作品は暴走族には吐き気がするがバイクだけは美しかった。となります。

肝心のケンカ勝負の方ははトムが押し気味です。
ボンバーズのリーダーは見掛け倒しで、難なく勝負はついて負けたボンバーズは警察が来たこともあって引き上げます。

ラストはエレンのライブとなります。前座はソレルスが務めます。
トムはマッコイのクルマに乗って去ります。これでエンドとなります。。


キャストの皆さんは現在でも活躍しています。ご同慶の至りです。
マイケル・パレはB級一直線です。
ダイアン・レインは立派にまだ主役を張っています。
ウィレム・デフォーは個性的演技派となっています。
エイミー・マディガンはエド・ハリスの奥さんになっています。
現在ではあまり印象がないリック・モラニスです。『スペースボール』(1987年)でのスーハースーハーで息が苦しいのギャグ1発のダークヘルメット卿が印象的です。
ピル・パクストンは主役級になっています。

ところでエイミー・マディガンはMLBの音楽CDの冒頭ナレーションを担当していました。
これは野球ドラマ『フィールド・オブ・ドリームス』(1989年)に出ているからでしょう。私は『フィールド・オブ・ドリームス』は全然ダメでしたけど。


そんなわけでタイトに仕上がっているアクションのよい作品でした。



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