『エマ』(1996年)
この作品はダグラス・マクグラス監督、グウィネス・パルトロウ、ジェレミー・ノーサム、グレタ・スカッキ主演のコスチュームプレイドラマのようです。
なおこの文はネタバレ全開となっています。
1996年 ミラマックス 英国=アメリカ作品
ランニング・タイム◆122分
原題◆Emma
プロット◆ホントに好きだった人に気がつく話のようです。
音楽◆レイチェル・ポートマン
スカイパーフェクTV311パワームービーにて。画質はまあま。全編ソフトフォーカスでした。
キャスト
グウィネス・パルトロウ→ヒロインのエマ
ジェレミー・ノーサム→エマの親戚のナイトリー
グレタ・スカッキ→エマの元家庭教師のミス・テイラー&ミセス・ウェストン
トニ・コレット→エマの友人のハリエット・スミス
レベッカ・クレイグ→ロリント・マーティン婦人
ソフィー・トンプソン→ミス・ベイツ婦人
ポリー・ウォーカー→ジェーン・フェアファックス
アラン・カミング→エルトン牧師
ジュリエット・スティーブンソン→エルトン夫人
ユアン・マクレガー→フランク・チャーチル
ダグラス・マクグラス監督の演出はよい思います。
登場人物が多くてとても覚えきれません。誰が誰だかわかりませんでした。
会話シーンの切り返しはやっていません。
セリフは多いこと。聞いてて気持ちよい。
溶暗あり。これも効果的でした。
会話でこうしなくてはといって、次はすぐにその場面となります。歩いたり挨拶などのショットを入れずモタモタしなくていい感じです。
全編ソフトフォーカスはどちらかといえば美しいというより個性的なルックスのグウィネス・パルトロウのためかもしれません。
グレタ・スカッキは地味に主人公エマのよき助言者役を演じていました。
これは文字通りのサポートでした。思っていたよりホント地味でした。グレタ・スカッキの代表作はなんでしょう。『推定無罪』(1990年)ではないことは確かです。そうなると『プラスティック・ナイトメア 仮面の情事』(1991年)くらいか?
ところでグレタ・スカッキは現在は環境活動家をやってるらしい。
ジェレミー・ノーサムは『ザ・インターネット』(1995年)ではサンドラ・ブロックに消火器で殴られて退場したさえない最後とはうって変わってこの作品では1番いい役でした。ヒロインのグウィネス・パルトロウに説教しても嫌みに見えないのがいい。
ルックスだってソフトフォーカスに助けられてたグウィネス・パルトロウや、これは地味なグレタ・スカッキよりよかったりするいい男ぶりでした。好演しているし儲け役でした。
そんなわけで予定調和な話でしたがよい作品でした。
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