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2010.05.02

『ラジオ・インサイド』(1995年)

この作品はジェフリー・ベル監督、エリザベス・シュー、ウィリアム・マクナマラ主演の姉弟愛ドラマのようです。
なおこの文はネタバレ全開となっています。

1995年 アメリカ作品
ランニング・タイム◆95分
原題◆Radio Inside
プロット◆三角関係の話かと思ったらトラウマから姉弟愛物になってました。
音楽◆ギルバート・ゴールドスタイン
スカイパーフェクTVV311パワームービーにて。画質はよいです。

キャスト
ウィリアム・マクナマラ→弟のマシュー
エリザベス・シュー→兄の恋人のナタリー
ディラン・ウォルシュ→兄のマイケル

ジェフリー・ベル監督の演出はよいと思います。
前タイトルがホトンドありません。
マイアミが舞台です。

ラジオ・インサイドとは頭の中にラジオが入ってような落ち着きがないことを言うらしい。日本では電波系の人になってしまいますので使えない言葉のようです。
幻の父は話すウィリアム・マクナマラのシーン等があって、なかなかトリッキーなメロドラマでした。こういうのは好きです。
回想になるとセピア色のシーンとなります。回想の入り方は何の前触れもなしで突然のフラッシュバックです。この手法も私は好きなんです。

水族館のシーンがよく使われていました。カブトガニが動いているシーンがあった。

ウィリアム・マクナマラは過去の父親が溺死した場所に居合わせていたことがトラウマになっている設定です。ナイーブさが過ぎてマイナスに向かってしまうかなかなか興味深い、こちらもおそらくナイーブさがとんでもない方向に行ってしまった『コピーキャット』(1995年)のバリエーションのようなキャラでした。

幻想にて。警察で数人並べての首実検でエリザベス・シューに自分が選ばれるシーンでウィリアム・マクナマラは後ろの背の高さの表示によると6フィートもあることになっていました。ホントですか。あまり背が高そうには見えないけど。
公衆電話でイエス様と話していました。どこのイエス様なのでしょう。きっと電話のイエス様だ。

エリザベス・シューはこの作品の時代設定が現代だと思われるのに一人だけ1950年代みたいな感じでした。見てて実は幻でラストでは消えてしまうのかと思ったほどです。
よいヒロインは自転車に乗ってるだけでサマになります。
エンジのタンクトップにジーンズ。
黒のワンピースの水着は幻想のシーン。
黒のビキニは現実のシーンで。
パープルにプリント模様のサマードレスも素敵です。
黒のスーツに黒のイブニングドレス。
と色々なファッションを見てて楽しめます。
何故かイブニングドレスの寸法合わせの時にバストが一瞬見えてました。

エリザベス・シューを以前見たのは『ベビーシッター・アドベンチャー』(1987年)、『リンク』(1986年)くらいですが、だんだんと昔出ていた作品の反動でやたら演技派になっていくのがジェシカ・ラングみたいに気にかかりますが・・・

『ベビーシッター・アドベンチャー』は赤ん坊をクリフハンギングさせるのは見方によってはあくどい設定でイマイチでした。
『リンク』はまあまあ。テレンス・スタンプが出ていたかな。

エリザベス・シューは素敵で他の作品も見たくなりバル・キルマーのナルシズム演技がくどそうな『セイント』(1997年)を見たけどやはりというかイマイチでした。

そんなわけでラストは兄弟愛になってしまいエリザベス・シューの立場は?でしたがよい作品でした。



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