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2010.03.28

『紀元前1万年』(2008年)

この作品はローランド・エメリッヒ監督、スティーブン・ストレイト、カミーラ・ベル主演の原始アクションのようです。
なおこの文はネタバレ全開となっています。

2008年 セントロポリス・エンタテインメント/レジェンダリー・ピクチャーズ/ワーナー アメリカ作品
ランニング・タイム◆109分
原題◆10,000 BC
プロット◆彼女を取り返しに行った成り行きで反乱を指揮する話しのようです。
音楽◆ハラルド・クローサー/トマス・ワンダー
ワーナー発売のDVDにて。画質は非常によいです。

キャスト
スティーブン・ストレイト→父がいなくなったデレー
カミーラ・ベル→青い目のエバレット
クリフ・カーティス→リーダーのティクティク
モー・ジナル→デレーのライバル カレン
ジョエル・バーゲル→砂漠ナク族のリーダーのNakudu
アフィフ・ベン・バドラ→侵略者のリーダーWarlord
マルコ・カーン→侵略者リーダーの1の子分One-Eye
モナ・ハモンド→巫母
ナザネアル・バーリング→子役のバク
ナレーション→オマー・シャリフ
Kristian Beazley→... →D'Leh's Father
Jacob Renton→... →Young D'Leh
Grayson Hunt Urwin→... →Young Evolet


ローランド・エメリッヒ監督の演出はよいと思います。
話しがわかりやすくアクションがある。潔いというか商売上手というか、この監督はこれだけです。

キャストで・・・
カミーラ・ベルは汚な作りでも可愛い。垂れ目が素敵。
ところでカミーラ・ベルはイベント等の画像では何故かテニスのマリア・シャラポワと一緒にいることが多い。事務所が同じなのか?


プロローグ。
レジェンダリー・ピクチャーズとはこれまた恥ずかしい名前の会社です。ドリームワークスと同じだ。

前説のナレーションが入ります。
青い目の伝説とか・・・
何とか族は獣を狩ってるとか・・・

青い目のの女の子が拾われてきます。
主役キャラはまだ子役時代です。
巫女ならぬ巫母からお告げがあります。
エバレットとデレー。

本編が始まるといきなり英語を喋っています。まあいいけど。
少年デレーの父は出かけます。それっきり。
まだ子役です。そういえばカミーラ・ベルも子役でどこかの作品に出ていたような。→ジョーダナ・ブリュースターの子役時代をやっていました。『姉のいた夏、いない夏。』(2000年)です。

いくら何でも本編で英語の説明セリフを連発するわけにもいかないのかナレーションが多く入っています。
ナレーションは大御所のオマー・シャリフが担当しています。もしかして1番ギャラが高いのかも。それにしてもオマー・シャリフは昔から仕事を選ばない人だ。金持ちのどら息子なので俳優なんて遊びで出ているようなものなんです。

ここまできてようやくタイトルが出ます。
10,000 BC

主役キャラはもう子役ではなくカミーラ・ベルになっています。
デレーもスティーブン・ストレイトが演じています。この人は見たことがない。

デレーのライバルがカレンです。カレンと言っても女ではありません。
マナクとはなんだ?→マンモスのことでした。

マンモスの群れが出てきます。これはCGだ。
このマンモス狩りで手柄を立てれば次のリーダーが決まるようです。
現リーダーはティクティク。
相変わらず英語の説明セリフがわかりやすい。
デレーが手柄をたててしまいました。そうすると納まらない人がいるわけです。

とりあえず次のリーダーはデレーということになります。
ですがデレーはマンモスを仕留めたのは偶然だと言ってリーダーの証である白い槍を返却します。

ある日、馬に乗った侵略者達がやって来ます。
荒らし回って略奪され男達を奴隷として連れ去ります。
それでも全滅ではないみたい。巫母様も無事だし。

追跡する者が3人。
現リーダーのティクティク。
デレー
カレン

3人で移動となります。
何だか知らないけどやたら空撮が多い。特に意味もない空撮です。製作費が余っているのか?と思えます。
男の子どもが1人、バクが後を付けてきます。あっさりと見つかって合流となります。

雪山を抜けてジャングルに入ります。
ジャングルでは寒くはないようです。
移動中の侵略者達は何かに襲われています。何だ?追跡の4人も侵略者達の結構近くに来ています。騒ぎが始まった隙にエバレットを救出するデレー。
今度は侵略者達に追われます。そんなとこに襲っていた得体の知れない者の正体がわかります。巨大な鳥でした。肉食で速く走れるダチョウの大きい奴です。強力な嘴が脅威となっています。

この巨大な鳥とアクションとなります。
ジャングルなのに何故か竹林に入ります。ということは即製の竹槍で巨大な鳥を仕留めるデレー。わかりやすい。
この騒ぎでエバレットとバクは捕まってしまいます。
現リーダーのティクティクが負傷します。
カレンも捕まったようです。ということは残りはデレー1人です。

砂漠のようなところになっています。
担架で現リーダーののティクティクを運んでいるデレー。
粗っぽい治療をしてティクティクを置いて食料を狩りに行くデレー。

狩りをしていたら落とし穴にハマるデレー。
雨が降って穴の底には水が溜まります。コンドルが他の死んだ動物を食べています。
ここには同じように落ちたらしいサーベルタイガーがいます。成り行きでサーベルタイガーを助けるデレー。助けられたサーベルタイガーがデレーに挨拶して去ります。
ということはこのサーベルタイガーは後でデレーの僕になるのか?

ようやく落とし穴から脱出するデレー。
戻ったら現リーダーののティクティクはもう回復していました。そんなものらしい。

砂漠の集落に入るデレーとティクティク。
誰もいません。廃虚なのか?と思ったら原住民ナク族がいました。大勢出てきます。
囲まれたとこであのサーベルタイガーが出現します。原住民を追い払って姿を消します。サーベルタイガーの出番はこれで終わりです。

そんなわけでサーベルタイガーの威力で原住民からリーダーだと言われるデレー
英語はデレーの父に習ったと原住民の1人。話しはとんとん拍子に進みます。
他の原住民も集めて軍団となりその指揮をデレーが取るようです。

移動中の侵略者達に捕まってるバクはトゥドゥという子供と知りあっています。
このトゥドゥが原住民の息子というわけです。
上手くできてるというか御都合主義というかそんな感じです。

侵略者達のリーダーと1の子分は何となくいさかいを起こしているようです。
エバレットに甘いのが気にくわない1の子分。

話しがまとまってデレーは大勢を引き連れて移動となります。
原住民が言う大きな鳥とは?→それは帆船でした。赤い帆が鳥の羽のようにデザインされています。
この船を追って行きたいとこですがデレー一行には船がないのでダメです。
それなら誰も通ったことがない砂漠を横断するとデレー。後先考えずに突撃となります。

デレー一行は当然砂漠で迷います。で、星に気がついて、星を頼り進路を決めます。
昼間はどうするのか?昼は休んでいるの?

砂漠の真ん中に建設中のピラミッドがありました。
ここが目的地のようです。
何だか知らないけど皇帝様がいるようです。

あっという間に奴隷達の檻に潜入しているデレーと原住民のリーダー。
奴隷達と交渉しています。物知りの男がいるので色々と皇帝様について聞いています。
そんな感じで大騒ぎで宴会をしているようなものなので、さすがに見張りに見つかりズラかるデレーと原住民のリーダー。アッサリと脱出しています。わかりやすい。

それで兵隊3人に追われています。
この兵隊3人を片づけるティクティク。と思ったら油断したのか相討ちとなってしまいます。これでティクティクは退場となります。

捕まってるエバレットの方は手に痣があるので引っ立てられます。
この手の痣はオリオン座のようです。よくわからん。

夜明けと共に一斉蜂起の下ごしらえとなります。
何となく潜入して武器を隠し奴隷に交じっています。
石を引きずってるマンモスを暴走させて騒ぎを起こしています。
で、一斉蜂起となります。

エバレットが人質にされて取引となります。
デレーは槍を遠投して皇帝様を串刺しにして仕留めます。
何だかんだでアクションが続きます。

エバレットに惚れてる馬の戦士リーダーがエバレットをかっさらって逃げます。これを追うデレー。何だか痴話げんかみたいなアクションとなります。
で、弓矢で射られるエバレットです。これで絶命となります。

それでは話しにオチがないと思ったら何となく生き返るエバレット。
どうやら巫母様の力らしい。そういうことにしましょう。

で、それぞれの部族の地元に帰ることになります。
ナク族とお別れのデレー。
このナク族のリーダーは目立っていました。

地元に帰るデレー一行。
エンドとなります。
ランニングタイム109分ありますがが本編は98分でエンドです。
というとこは後タイトルが11分もあることになります。CG全開だった『ポセイドン』(2006年)と同じみたい。CGスタッフの数が半端ではない。

そんなわけでわかりやすい展開のまあまあな作品でした。こんなものでしょう。
カミーラ・ベルが見られたからいいや。


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