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2010.02.13

『吸血怪獣ヒルゴンの猛襲』

この作品はバーナード・L・コワルスキー監督、ケン・クラーク、ジャン・シェパード他が主演のB級怪物映画のようです。
なおこの文はネタバレ全開となっています。

1959年 アメリカ作品
ランニング・タイム◆62分
原題◆Attack of the Giant Leeches
プロット◆怪物に悪戦苦闘する話しのようです。
音楽◆アレクサンダー・ラズロ
WHD JAPAN/有限会社フォワード発売のDVDにて。画質はそれなりに悪い。最初の方はひどく傷が入っていましたが話しが進むにしたがって傷はなくなっていました。リールに巻いてる外周部分だけが傷ということ?


キャスト
ケン・クラーク→州保安官のスティーブ・ベントン
ジャン・シェパード→グレイソン博士の娘ナン
タイラー・マクベイ→グレイソン博士
イベット・ビッカーズ→あばずれのリズ
ブルーノ・ベソタ→酒場の主人デイブ・ウォーカー
ジョージ・シーザー→最初に撃ったレム・ソーヤー
ジーン・ロス→郡保安官のコービィス


バーナード・L・コワルスキー監督の演出はまあまあだと思います。
安くて出来の悪い映画を作ることで定評があるロジャー・コーマン先生が製作総指揮の作品ですが、作り方は結構マジでした。何だか新東宝映画のようです。真面目に手を抜いているといった感じなのです。

プロローグ
沼にて。
おっさんが怪物をウィンチェスターライフルで連射しています。
打ち終わると何ですぐに酒を飲む?。どうやらこのおっさんはアル中のようです。

タイトル。
音楽はオルガンだけかと思ったらそれなりに増えていました。
ロジャー・コーマン製作総指揮とは知らなかった。大丈夫かよ。
でもこのタイトルデザインはセンスがいい。

酒場にて。
歯を磨きながら登場のリズ。リズはとても若い、でもここの酒場の太ったオヤジ デイブ・ウォーカーが亭主です。どうやら亭主を尻に敷いてるようです。
客はヒルビリーばかりが5人ほどいます。無駄話をしています。
さっきのおっさんはレム・ソーヤーという名前のようです。自慢というかそんな感じの話しをしています。密漁が本職のようです。何か凄いな。
◆ヒルビリーとは貧乏な白人の田舎者のことです。

リズは「福」とか「寿」とかの字が入っている短い浴衣のような着物を着ています。
亭主を思い切りバカにして1人で出かけます。

沼にて。
トラックに女性がいて男が見回りをしています。
州保安官のスティーブ・ベントンとグレイソン博士の娘ナンです。
長々とキスをしています。そういう仲なのか。

叫び声がします。
リズが密漁が本職のレム・ソーヤーがやられているを発見して悲鳴を上げていました。

警察にて。
スティーブ・ベントン州保安官と初老のコービィス郡保安官がいます。
所属が違うので当然というか不仲な2人のようです。
グレイソン博士の名が出てきますが何だかわかりません。

沼にて。
ボートに乗っているのが2人。
スティーブ・ベントン州保安官とグレイソン博士の娘ナン。
調査しますが何もいません。それでも怪しい物が見えます。

やはり安い映画はどうもキャラ紹介があまり上手くない。誰が誰だかよくわからん。

酒場にて。
夫婦げんかをしています。配達に出る亭主のデイブ・ウォーカー。
外には客のカルがいます。この男は何だ?間男か?
亭主のデイブ・ウォーカーが出かけたらさっそく店内に入るカル。
やはり間男のようです。

グレイソン博士の自宅にて。
スティーブ・ベントン州保安官とグレイソン博士の娘ナン。

沼にて。
オープンカーが停まっています。クルマの外では野原に転がって抱きあっているリズと間男のカルです。
長々とリズの身の上話をやっています。
そんなとこに水平2連ショットガンを抱えた亭主のデイブ・ウォーカーがやってきます。2人にショットガンを突きつける亭主のデイブ・ウォーカー。

水平2連ショットガンで2人を追い立てて歩かせています。逃げる2人を更に追いたててる亭主のデイブ・ウォーカー。泣きが入ってるカル。この泣きの演技ですが無駄に熱演しています。
追いついたとこで2人を沼に入らせます。ようやく許されると思ったらそこに怪物が出たようで2人は水中へと没します。
これを見ていた亭主のデイブ・ウォーカーはビックリして逃げます。

現場検証となります。
初老のコービィス郡保安官が指揮を取っています。
お前が殺したんだろうと亭主のデイブ・ウォーカーを疑っています。
そのうちに死体を見つけたら賞金50ドルという話しになっています。

日本語字幕では遺体と出ていますが英語ではbodyと言ってます。
英語の方がわかりやすい。
◆日本のことですが死体を遺体を言い換えるのはやめた方がいいと思えます。現実感が喪失するからです。何でも他人事というか他の世界の出来事になってしまいます。

警察にて。
いきなり留置場内で首を吊って死んでる亭主のデイブ・ウォーカーのショットとなっています。この人は無実です。話しの展開が何か凄いな。全然お気楽B級アクションではありません。

グレイソン博士の自宅にて。
スティーブ・ベントン州保安官とグレイソン博士の娘ナンにグレイソン博士の3人。
ダイナマイトは規則で使えませんとスティーブ・ベントン州保安官、グレイソン博士はダイナマイトを使いたくてしょうがない。爆破すれば怪物が浮いてくると言ってます。

沼にて。
ヒルビリー2人がボートで死体探しをやっています。
怪物が伺っています。出てきました。何だかタコみたいな怪物です。操演かと思ったら着ぐるみでした。やはり着ぐるみの方が手間がかからず低予算で済むからでしょう。
沼底の洞窟内に人間が生きたままいます。
怪物は1つかと思ったら複数いるようです。吸盤で血を吸っています。一応特殊メイクで人間には血を吸われた跡がついています。

パム・ピータースとスリム・リードの2人が行方不明となります。
死体捜しのヒルビリー2人のことです。

スティーブ・ベントン州保安官の自宅にて。
グレイソン博士と娘ナンがいます。3人で色々と話しをしていますが誰がどうしたと名前がぞろぞろと出てきますが、見ている方にしたら誰が誰だか全然わかりませんし、だいたい名前なんて聞いていません。このような演出が下手なキャラ紹介なのです。→本『映画術』でアルフレッド・ヒッチコック監督が「説明セリフなんて誰も聞いてない」と言ってます。ですから無理に聞かなくていいんです。

沼にて。
スティーブ・ベントン州保安官の一行の捜索活動です。犬2頭にボートも出した大捜索となっています。
グレイソン博士と娘ナンはトラックの側で待っています。
結局何も出てきませんでした。怪物の姿らしき影はちょこちょこ出ています。誰も気がついていません。
ボートのエバンズからこの沼にはワニがいなくなったという話しも出ています。

スティーブ・ベントン州保安官の自宅にて。
いままでに4人行方不明者が出てることになります。
またダイナマイトを使おうと言ってるグレイソン博士。
ダイナマイトはダメですと理路整然と理由を話すスティーブ・ベントン州保安官です。

沼にて。
ダイナマイトを仕掛けるグレイソン博士。スティーブ・ベントン州保安官の話しを聞いてなかったようです。やることが無茶です。
見ている娘ナン。止めたらいいのに。
ボートで出てダイナマイトの導火線に火をつけてそのまま水中に投げ入れています。導火線の火が消えてしまうのではと思えますが、そんなことを気にしてはいけないようです。
岸辺に戻るグレイソン博士。かけつけたスティーブ・ベントン州保安官。

大爆発となります。
怪物の住み処の洞窟にもショックが伝わります。で、死体3つ流れ出て浮いてきます。
ダイナマイトの効果は十分といった感じです。そんなわけで規則違反をしたグレイソン博士の処置はうやむやになっています。

リズはまだ怪物の住み処の洞窟にいるようです。

グレイソン博士の自宅にて。
一応グレイソン博士を逮捕にきているスティーブ・ベントン州保安官。
検死で死体からは血が抜かれていたとわかります。血を吸われた跡もあるとグレイソン博士。リズはまだ生きているとも言ってます。

沼にて。
アクアラング装備で潜るスティーブ・ベントン州保安官。
旧友の相棒マイクがサポートで来ています。アクアラング装備。
スティーブ・ベントン州保安官が潜ります。マイクはボートで待機。
一応水中銃を持っているスティーブ・ベントン州保安官。

水中の洞窟のようなとこへ入るスティーブ・ベントン州保安官。
怪物が出てきます。水中銃を発射します。すぐに水面へとスティーブ・ベントン州保安官。再装填した水中銃を持ってまた潜ります。

グレイソン博士は放射能による巨人化とか言ってます。

リズの死体が上がります。まだ生きてる?よくわからん。
水に濡れた服が胸に張り付いて乳首が透けてます。ここがこの作品の最大の見どころのようです。

怪物と水中で対決アクションとなっていますが、水中アクションはスピード感が非常に欠けるのでアクションには不向きで、水中でのアクションは無理だとよくわかります。
ところで双葉十三郎は『007 サンダーボール作戦』(1965年)を水中アクションなんかやったらダメだと酷評していました。

待機してたマイクが加勢します。
ナイフで怪物を刺しています。怪物の死体が浮かびます。
これで片が付いたようです。

しぱらくして・・・
今度は強力な爆薬を仕掛けたようです。今度は一気にまとめて吹き飛ばす作戦のようです。
岸辺にはレバー式のおなじみの起爆装置が置かれています。
レバーを押し込んでスイッチを入れるスティーブ・ベントン州保安官。大爆発となります。怪物の複数の死体が浮かび上がります。

何だかまだ生きてる怪物が残っているようです。
エンドとなります。上手くいけば続編にするつもりだったようです。


そんなわけで普通のB級作品でした。悪くはないと思う。


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