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2010.01.17

『トリフィドの日~人類SOS!~』(1962年)

この作品はスティーブ・セクリー監督、ハワード・キール、ジャニナ・フェイ、キーロン・ムーア、ジャネット・スコット主演のSFドラマのようです。
なおこの文はネタバレ全開となっています。

1962年 シネマスコープ・ピクチャー/フィリップ・ヨーダン・プロ/アライド・アーチスト・ピクチャー・コーポレーション 英国作品
ランニング・タイム◆94分
原題◆The Day of the Triffids
プロット◆流星が原因で突然変異した謎の植物トリフィドに悪戦苦闘する話しのようです。
音楽◆ロン・グッドウィン
RUNコーポレーション発売のDVDにて。画質はまあまあ。

キャスト
ハワード・キール→一等航海士のビル・メイセン
ジャニナ・フェイ→汽車にいた女の子スーザン
ニコール・モーレイ→クリスティーン・デュラン
キーロン・ムーア→アル中のトム・グッドウィン
ジャネット・スコット→トム夫人のカレン・グッドウィン
ユアン・ロバーツ→自殺したソームズ博士
コレット・ワイルド→看護師のジェームスン
マービン・ジョーンズ→館のコーカー氏
アリソン・レガット→コーカー夫人

スティーブ・セクリー監督の演出はよいと思います。
全体的に無難にまとめています。2つの話しが平行して描写されてラストが一緒になるのかと思ったらそうならずに別々のままでした。まあいいけど。

ジョン・ウィンダム著の原作SF小説『トリフィド時代』は結構有名です。創元SF文庫の原作は読んだような気がしますがホトンド忘れています。

女優さんで・・・
ジャネット・スコットがきれいです。マジで生まれた時期が合っていたらアルフレッド・ヒッチコック監督作品のヒロインになれたと思えます。
で、ジャネット・スコットが出ているもう1つの作品も買いたい。『地球は壊滅する』(1965年)です。これをDVDで発売してください。私が買います。

前説が入ります。
食虫植物について。トリフィドのことも言ってる。隕石で地球に飛来した。
トリフィドはもういるんです。流星群の影響で突然変異して怪物化したのです。
ところでトリフィドは3本足で移動する?

タイトル。
キャスティングは結構いいみたい。
特撮にウォーリー・ビーバーズの名があります。

隕石が大量に飛来しています。流星群となっています。
この流星群の特撮はいい感じです。

植物園にて。
夜警が植物園内を見回っています。
このシーンは昔TVで見た時はカットされていたのかも。見覚えがない。

病院にて。
ハワード・キール扮する病室で目に包帯の男ビル・メイセンが登場。ベッドで寝ています。
ユアン・ロバーツ扮する診察するソームズ博士。
コレット・ワイルド扮する看護師のジェームスン。

灯台にて。
キーロン・ムーア扮するアル中のトム・グッドウィン
ジャネット・スコット扮するトム夫人のカレン・グッドウィン
この2人が登場。科学者夫妻のようです。旦那がアル中なので夫婦仲はイマイチです。
灯台は英語ではライトハウスと言ってます。

植物園にて。
トリフィドが流星群の光を浴びて突然変異をおこしているようです。
移動しています。夜警を片づけます。話しが早い。

翌日。病院にて。
目を覚ますビル・メイセン。まだ包帯をしたままです。
悲鳴が聞こえたとこで自分で包帯を外すビル・メイセン。包帯を外したとこで主管ショットで描写しています。まだ焦点が合わない状態。
病院内は略奪にあったのか荒れ果てています。

誰かいます。ソームズ博士でした。目が見えないらしい。
ビル・メイセンにライトで光をあてられているソームズ博士。どうやら全く見えないようです。
で、何気にビル・メイセンに用事を頼むソームズ博士。ビル・メイセンが離れたとこで窓から飛び降り自殺をするソームズ博士です。なかなか強烈のシーンとなっています。

灯台にて。
夫婦げんかで流星群を見る暇がなかったのか2人とも目を見えているようです。
船の定期便が来ません。
ラジオがようやく受信出来ました。内容が流星群が原因で目が見えなくなった。視力のある者は基地に避難せよとやっています。トリフィドがうろついてるとも言ってます。

ロンドン市街にて。
着替えて制服で歩いてるビル・メイセン。後でわかりますが一等航海士だそうです。
街中には目の見えない人達であふれています。
駅に入るビル・メイセン。やはり目の見えない人達であふれています。
汽車が入ってきます。ノーブレーキで激突する汽車。大惨事となっています。
女の子が出てきます。目は見えているようです。目が見えなくなった変なオヤジに絡まれている。確か、「お前は俺の目になるんだ」と言われるのです。
この女の子スーザンを救出するビル・メイセン。
スーザンは貨車にただ乗りしてきたとのこと。それはもしかしたらホーボーかい?

徒歩で移動のビル・メイセンとスーザン。
犬が何かに向かって吠えています。で、犬がやられます。

船に行こうとビル・メイセン。船を持っているのか?
ロンドンを徒歩で移動して途中でクルマを拝借します。

霧の中をクルマで移動のビル・メイセンとスーザン。
クルマが泥にハマってスタックしてます。石を探すスーザンですがすぐ近くにトリフィドがいます。スーザンにトリフィドが迫ります。
で、何となくクルマに戻り発進となります。ようやくスタックから脱出となります。

港に着きます。
船といってもモーターボートやヨットではなく結構大きな貨物船のようです。
無線を聞くがフランス語がわからんビル・メイセン。スーザンはフランス語がわかるので訳してもらいます。

客船が海上を漂流してSOSを発しています。
日本語の無線も入っています。日本は街中が火事になっています。なにしろ欧米では?日本の家屋は木と紙で出来ているとなっているのでそうなるようです。

飛行中の旅客機がSOSを発しています。パイロットを始め乗員乗客全員の目が見えなくなっています。燃料切れにもなっています。それでも平常を装って着陸しますと機内放送をする機長。最後まで紳士的です。これが英国スタイルといった感じです。で、港付近に墜落します。

港から見ると街中が燃えています。
小型のボートで移動するビル・メイセンとスーザン。

灯台にて。
外にトリフィドがいるとトム夫人のカレン。
2人で外に出るがトリフィドいない。で、戻ると中にトリフィドがいました。アクションとなります。
ようやくトリフィドを仕留めるトム。

パリにて。
ここも全滅状態のようです。クルマのワゴンで移動するビル・メイセンとスーザン。
郊外に出たとこで女性と会います。目は見えているようです。

大きな屋敷に着きます。
ニコール・モーレイ扮する女性の名はデュラン。
マービン・ジョーンズ→館のコーカー氏
アリソン・レガット→コーカー夫人
スーザンはベッドが並ぶ寄宿舎みたいな寝室に入れられてビビっているようです。
それが嫌でホーボーしたのに・・・。

3人で話しています。
ビル・メイセン。
デュラン。
館のコーカー氏
スペインの基地に行けば備蓄があるかもとビル・メイセン。

屋敷の電気が復旧したようです。
これで電話も通じると思ったがこれはビル・メイセンが自家発電装置を直しただけでした。

灯台にて。
仕留めたトリフィドを研究している夫妻。
休まないといけませんと夫人。で、2人がトリフィドから離れたら早速再生しています。
仮眠中の夫妻に迫るトリフィド。階段を登っています。階段といえば『ロボコップ』(1987年)のED-209を思い出す。トリフィドは階段が苦手なED-209より優秀ではないかい。
夫人が悲鳴を上げたらトリフィドは玄関のドアを破ってずらかりました。

灯台とビル・メイセンの2ヶ所のカットパックになっているようです。
この2つが一緒になるというわけではない。

クルマで物資を調達しているビル・メイセンとコーカー氏。
トリフィドがうろついてる。
ショットガンで撃つビル・メイセン。後をつけます。
トリフィドが大量発生しているとこがあります。これは大変な事態です。

小型飛行機が飛んでいます。
で、墜落します。現場に向かうビル・メイセンとコーカー氏。
ここでクルマが発進するのに合わせて画面がワイプしています。面白い。

墜落現場にて。
何か言ってる操縦士。
トリフィドが迫ります。回りを囲まれます。
脱出するとこでコーカー氏はトリフィドに刺されたのか死に至ります。

徒歩で屋敷に戻るビル・メイセン。
囚人移送車が止まっています。屋敷に囚人達にハイジャックされています。
音楽が鳴って女性達は囚人の相手をさせられています。
トリフィドの群れも押し寄せてきます。
スーザンとデュランを救出して囚人移送車で脱出のビル・メイセン。
屋敷の方ははトリフィドの群れに襲われて囚人も女性達も全滅となったようです。

移動中のスーザンとデュランとビル・メイセン。
飛行機の男の言う通りにトゥーロンにたどり着きます。ここは炎上しています。
南スペインにアメリカ軍基地があるらしい。そこに向かいます。

灯台にて。
研究中です。
外はトリフィドの群れに囲まれています。

遊園地にて。
クルマではなく馬車で移動していたようです。
今度は音楽が鳴らせるトラックで移動するようです。

山坂道にかかるトラック。
ローブを張っています。近くに家があるのか?

屋敷がありました。
主人のデラベガにその夫人テレサがいました。2人とも目が見えない。
テレサ夫人は赤ちゃんが産まれそうです。
通信機を直しているビル・メイセン。潜水艦の最終救出日が明日とわかります。
まず今夜のろう城のために金網に電気を流すようにします。

トリフィドの大群が押し寄せてきます。
電気を流します。
タンクローリーからホースを出して火炎放射器にしてトリフィドを焼き払います。
夜が明けます。まだトリフィドはいます。
で、トリフィドは音に引き寄せされていると気がつきます。どうやら発電機の音に引き寄せられて集まっていたらしい。

で、遊園地トラックで音楽を流してトリフィドを引き寄せることにします。
ハーメルンの笛吹作戦らしい。
他の4人と赤ちゃんは違うクルマで移動となります。
アリガンテで会おうと別れて移動します。

適当なところでトラックから飛び降りるビル・メイセン。

救出潜水艦に乗り込んでいるスーザンとデュラン。
ビル・メイセンは捜索のゴムボートに乗り込んでいます。
これでこちらの組は助かったようです。

灯台にて。
トリフィドがドアや窓をぶち破って押し入ってきます。
階段を登って上に避難する夫妻。
階段を登れるトリフィドの群れが押し寄せてきます。
シーウォーターフォーファイヤーオンリーというプレートは最初の方のシーンでも見えています。これが伏線でした。
手を尽くしたので最後の手段でこの海水を浴びせます。そしたらトリフィドが溶けています。海水がトリフィドの弱点でした。
階段に溶けたトリフィドがドロドロになって流れているのが結構凄い。

ナレーションが入ってエンドとなります。


そんなわけで2つの話しは最後まで別々だったけど、それ以外は普通のSF作品でした。悪くはない。

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