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2010.01.03

『ジャンボ・墜落 ザ・サバイバー』

この作品はデビッド・ヘミングス監督、ロバート・パウエル、ジェニー・アガター主演の飛行機事故ホラーのようです。
なおこの文はネタバレ全開となっています。

1981年 テューズデイ・フィルム・プロ/サウス・オーストラリアン・コーポレーション オーストラリア作品
ランニング・タイム◆87分
原題◆The Survivor
プロット◆飛行機事故を調べる話しのようです。
音楽◆ブライアン・メイ
シネフィルイマジカ/紀伊国屋書店発売のDVDにて。画質はよいです。少し粒子が粗いけど・・・

キャスト
ロバート・パウエル→帰還したケラー機長
ジョセフ・コットン→神父
ジェニー・アガター→霊感の強いホッブス
ピーター・サムナー→ケラー機長と同じ会社のトゥーソン
ラルフ・コッテリル→航空会社のスレーター社長
アンジェラ・パンチ=マグレガー→ベス
ローナ・レスリー→スーザン
エドウィン・ホッジマン→事故現場検証担当のベイン
デンジル・ホーソン→爆弾トランクを持った客ローガン

この作品はかなり以前に雑誌『宇宙船』のビデオ紹介で印象的だったので見たいと思っていて、ようやく見れました。
以前のTV放映では『墜落大空港』の邦題だったらしい。雑誌『宇宙船』のビデオ紹介でも『墜落大空港』の邦題で紹介されていました。

デビッド・ヘミングス監督の演出はよいと思います。
この作品はミケランジェロ・アントニオーニ監督、デビッド・ヘミングス主演の『欲望』(1966年)に全体的な感じがそっくりです。なるほど主演してたからか。

似ているのでリチャード・ハリスとデビッド・ヘミングスをいつも混同しているけどそういえば『欲望』はリチャード・ハリスではなくデビッド・ヘミングスが主演でした。

映画は実際に見ないと出来がわかりません。こんな出来とは思ってもいなかった。B級ホラーと思ってたら、不条理ドラマ『欲望』のバリエーションだとは思ってもいませんでした。

主演がケン・ラッセル監督作品常連のロバート・パウエルで、なかなか素晴らしい演技を見せてくれます。虚無的な感じが非常によろしい。

ヒロインのジェニー・アガターもよかった。
1歩間違えば単に危ない人か不思議ちゃんなんですがそんなふうには見えずに好演していました。

この作品はジョセフ・コットンの遺作とのことです。
晩年はB級作品が多かったけどこの作品が遺作なら後悔はないでしょう。
ジョセフ・コットンの代表作といえばアルフレッド・ヒッチコック監督のサスペンス『疑惑の影』(1943年)だと思います。

シネフィルイマジカのタイトルが入ります。
この作品のタイトル。
『だるまさんが転んだ』遊びをしている子供達。これを見ているジェニー・アガター扮する女性ホッブスが登場しています。
低空をセスナ機が飛んでいます。意味がわからん。→その後にこのシーンがありました。

夜にて。
公園のようなとこでベンチに座ってるホッブス。
昼からずっと座っているのか?
ホッブスが座っているとこは空港の近くのようです。

ジャンボジェット機にて。
操縦室です。ロバート・パウエル扮するケラー機長が登場。
客室ではメガネをかけた初老のローガン。目立ちます。

いきなり客室内で爆発があります。
離陸したばかりで墜落となるジャンボジェット機。まだ燃料が満載されている状態なので火がついたら大爆発となってしまいます。
ミニチュア使用ですが、部分的に実物大セットを使用しているので結構迫力があります。ですがセットなのでさすがにスピード感はないけど。
爆発シーンも見事です。あまりミニチュアに頼っていません。

事故現場をカメラで撮る男がいます。
双眼鏡で見ている男もいました。
ホッブスも事故現場の近くに来ています。
TVリポーターも来て実況しています。
ジョセフ・コットン扮する神父も登場。

ホッブスが動く人影を発見しました。ケラー機長です。生きています。

病院にて。
ドクターとスレーター社長がケラー機長の具合についての話をしています。

公園にて。
樹に破れた服の切れっぱしが引っかかっています。ただそれだけ。
このような意味があるのか無意味なのかわからん風景のショットが多い。

病院から出るケラー機長。
同じ会社のトゥーソンがお出迎えです。取り囲む報道陣が多い。
クルマで移動です。左側通行のオーストラリアなのでクルマは右ハンドルです。

事故現場にて。
カメラで撮ってる男がしつこく出ています。
死体をむき出しで見せて運んでいるのをしっかりと描写しています。
ケラー機長が現場を見にきます。
火事場泥棒がいて取り押さえられています。これはひどいな。

ディテール描写がしつこいというかていねいというか。凝っています。
特に死体の描写とかが凝ってます。

近くの教会内が臨時の死体置き場になっています。
作業を見ているジョセフ・コットンの神父。

ケラー機長が自宅に帰る。奥さんがいます。
あのカメラマンがまたいます。ケラー機長に取っ捕まってカメラを取り上げられています。素人カメラマンではなくプロのパパラッチのようです。
たたき出されたカメラマンですがカメラを回収しています。なんて奴だ。

事故回収物倉庫にて。
スレーター社長とトゥーソン。
ケラー機長がやってきます。邪魔者扱いにされています。

パパラッチカメラマンの自宅にて。
現像をしています。これはきっと写真には写らないのがあるとかと予想したが違っていました。ちゃんと現像出来ています。
何か声が聞こえています。外に出るカメラマン。
少女が見えます。少女を追うカメラマン。で、少女の顔を焼けただれていました。
少女から逃げたとこで見事に電車に轢かれるカメラマン。退場となります。

公園を歩いてるホッブス。
声が聞こえてきます。ボート小屋に入ります。どうやらホッブスの自宅らしい。
多数の少年の像があります。意味不明。

事故現場にて。
騎馬警官が2人出ています。
どうやら慰霊祭をやっているようです。
ジョセフ・コットン神父が執り行っています。
ケラー機長、ホッブスもいます。

ケラー機長とコンタクトするホッブス。
ホッブスが遺族だと思ったのかまず謝罪のケラー機長。何かリアルな描写です。
大事なことですとホッブス。結局ボート小屋の住所を教えただけでした。

セスナ機で事故現場上空と飛ぶケラー機長。
事故現場上空を飛ぶと何故かタイトルと同じ『だるまさんが転んだ』をやっている子供達に座っているホッブス。後は事故はなく普通の風景です。
まだ事故の前なのか?と不思議なシーンになっています。
タイトルでセスナ機が飛んでいたのはこのシーンらしい。つながっていないシーンです。

事故現場にて。
スレーター社長が直々で調べています。
ベインと呼んでいるけど誰?→どうやら事故現場調べる男のようです。
また声が聞こえています。

ケラー機長とトゥーソン。
事故について特に発見はないと言ってるトゥーソン。
爆弾テロの可能性が?という話しも出ています。

ボート小屋にて。
待っているホッブス。ケラー機長がやってきます。
事故現場をセスナ機で飛んだ話しをしています。何もなかったとケラー機長。
事故で亡くなった人達の話しをしているホッブス。
そんなとこでいきなりもみ合い乱闘となるケラー機長とホッブス。ホッブスに何か取り憑いたようです。
ホッブスは別に遺族ではないとのこと。霊感が強いんだって。自分でそう言ってます。

事故回収物倉庫にて。
スレーター社長は事故原因を色々と推測しています。わかるわけがない。
この社長を演じている俳優さんは何となく丹波哲郎に似ています。演説が得意とかそういうキャラか?
ケラー機長とスレーター社長は口論となっています。

カメラマンの自宅にて。
退場したカメラマンの夫人だかガールフレンドがやってきます。
現像の続きやっています。死体の死に顔の写真ばかりです。
そんなとこでポルターガイストでがたがたと物が揺れます。変な声も聞こえてきます。
で、直接描写はないけど裁断機で指を切断しています。痛そう。

ケラー機長にホッブスから電話です。
会いましょうとのこと。

ボート小屋にて。
ケラー機長がやってきます。
あなたを戻すとか言ってるホッブス。どういうこと?。

教会に行きます。
ジョセフ・コットン神父に降霊を依頼するホッブス。
護符をもらっているケラー機長。

事故現場にて。夜です。
ケラー機長とホッブスがやってきます。
ジョセフ・コットン神父もきています。別行動だけど。
どうやら操縦室内で降霊をやるようです。そりゃそうです。事故が起きた現場でやる。ロジックが通っています。

ワイシャツの袖をまくるケラー機長。墜落時にも同じことをやっていました。
声が聞こえてきます。事故の時に戻りつつあるようです。
お人形を抱いた女の子も出ています。
ローガンという客も出ています。こいつのトランクが爆発したんです。
で、客室内で爆発するトランク。

事故回収物倉庫にて。夜にて。
白いクルマが登場。停まります。会社のトゥーソンでした。
この白いクルマはミツビシ・ギャランΣ 4ドアセダンです。ミツビシのクルマは映画で結構見ます。オーストラリアとかアフリカとか中東を舞台にした作品で見ます。ミツビシのクルマはそっちの方でしか売れないのか?
倉庫に入るトゥーソン。爆発したのと同型のトランクを調べています。

ケラー機長とホッブスはクルマで移動中。
どうやら霊に導かれたトランス状態のホッブスの案内でどこかに向かっているようです

調べ物のトゥーソンですが変な物音が聞こえてきます。
突然、機体の破片でめった切りにされるトゥーソン。死亡したようです。

ケラー機長とホッブスが事故回収物倉庫にやってきます。
ホッブスをクルマに残して倉庫に入るケラー機長。
女の子の足が見えます。
灯を点けるケラー機長。トゥーソンの死体があります。
で、女の子がケラー機長の手を取ってどこかへ案内をしています。

誰か男が喋っています。スレーター社長でした。どうやら事故原因はこのスレーター社長だったようです。動機はよくわからんけど。
灯を点けながら接近するケラー機長。
ショットガンを撃つスレーター社長。で、ケラー機長は消えたのか?いなくなります。
置いてあるジェットエンジン1器が作動します。で、大爆発となります。火だるまになるスレーター社長。

事故現場にて。翌日の昼。
ホッブスが来ています。
操縦室を調べています。何か発見しました。責任者のベインが呼ばれます。
焼けただれた死体があります。ケラー機長です。しばらくたった状態らしい。
運び出されるケラー機長の死体。
この場を歩いて去るホッブス。

『だるまさんが転んだ』のシーンに戻ります。
エンドとなります。


そんなわけで全編に渡り妙な雰囲気があるよい作品でした。普通のホラーでないのがよかった。



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