映画感想の加筆改訂のお知らせ

にほんブログ村

« appleのマウスについて | トップページ | 『ピースメーカー』 »

2010.01.09

『誘う女』

この作品はガス・バン・サント監督、ニコール・キッドマン、マット・ディロン主演の風変わりなドラマのようです。
なおこの文はネタバレ全開となっています。

1995年 ランク・オーガニゼーション/コロンビア・ピクチャーズ 英国=アメリカ作品
ランニング・タイム◆106分
原題◆To Die For
プロット◆殺人がバレる話しのようです。
音楽◆ダニー・エルフマン
パーフェクTV311パワームービーにて。画質はよいです。

キャスト
ニコール・キッドマン→有名人志望のスーザン・ストーン
マット・ディロン→スーザンの旦那ラリー・マレット
イリーナ・ダグラス→ラリーの姉ジャニス・マレット
ダン・ヘダヤ→ラリーの父ジョー・マレット
ウェイン・ナイト→ローカルTVのボス エド・グラント
ホアキン・フェニックス→高校生のジミー・エメット
ケイシー・アフレック→高校生のラッセル・ハインズ
アリソン・フォランド→高校生のリディア・マーツ
カートウッド・スミス→Earl Stone
デイビッド・クローネンバーグ→マフィアの殺し屋

ニコール・キッドマンが出ているので見ました。
決してガス・バン・サント監督で見たわけではありません。


ガス・バン・サント監督の演出はまあよいと思います。
タイトルは新聞記事等をコラージュしてて面白い。
ニューハンプシャー、リトルホープという町が舞台になっています。
証言による回想で構成されています。
出だしからかなり変則な演出でこれで最後まで持つのかと思いました。で、持たなかったようです。やっぱり中だるみ気味になってた。
会話シーンでは切り返しはやってない。これをやった方が会話シーンがダレないからやった方がいいのですが・・・

この話しをどうやって落ちをつける?かと思ってたらマット・ディロンのオヤジが殺し屋を雇ってニコール・キッドマンを片づけてしまいました。何だか違うのでは・・・

ラストにインタビューされてる女の子が段々と多画面になっていくのは有名ではないということでしょう。

米国ではマッチョな男はハーレーに乗る。『リトルショップ オブ ホラーズ』(1986年)のスティーブ・マーティンも乗ってたからこれはギャグなんでしょう。
何だかマット・ディロンはランニング姿で寝てばかりいました。でも間抜けな亭主ではなくて意外とまともな感覚の持ち主でした。珍しい。

ニコール・キッドマンが熱演しているキャラは形から入っていった誇大妄想なキャラでした。でもこの作品のホントの主役は犯行をやらされた3人でしょう。ニコール・キッドマンは出る作品を間違えたような感じがします。

ニコール・キッドマンがターンしたら一瞬で昼から夜になる。いいギミックでした。
豹柄のワンピース。タイトなパンツ。バービー人形的ファッションセンス全開でした。何かアイデアを出すたびにファッションも変わるのも御愛嬌でいい感じ。

アメリカでも放送終了後は国旗が出るようです。日本のNHKと同じなんだ。そういえばラジオのAFNでも国歌が流れていました。

時間のコントロールがよくわからなかった。10回くらい見ればわかるかもしれないが見てて居心地が悪いので見るのは1回で結構です。
そんなわけで1発アイデアは面白いけど最後まで持たなかった作品のようです。無知なキャラ達が悲しくて見てて居心地が悪い作品でした。


ネタは変わりますが・・・
ガス・バン・サント監督はリメイク『サイコ』(1998年)が全然ダメでした。
『ダイヤルM』(1998年)みたいに余計なことをしていじり回すのはペケですが、この『サイコ』(1998年)みたいに全く同じってのも何とも言えないとこです。全く同じでは芸がないと思えてしまいます。

で、実際に少し見れば同じカット割りと称していますがオリジナルとは違うショットがあります。どんな短いショットでも、それを挿んだだけでカット割りが変わり全く違うシーンになる場合が多いので、オリジナル通りではなく、まるで違う作品になってしまうのです。

そうなると同じカット割りといいながら違うインサートショットがあるなんて同じわけがない。それを知らなければバカだし、知っててそうしているのなら三百代言です。他にもヤマほど言いたいことがありますが、そんなこんなで私のガス・バン・サント監督への信用度はゼロになりました。

どうやらガス・バン・サント監督は映画に対する良心を持っていなくてお金集めだけは上手そうですから映画監督より、良心を持っていないのが普通らしいプロデューサーの方が向いてるのでは?と思えます。映画監督の気取るより自分にあった良心のないプロデューサーをやったほうがいいでしょう。

その後のガス・バン・サント監督は仕事が途切れないし興業はどうだか知りませんが批評もいい。実際こんなものです。


« appleのマウスについて | トップページ | 『ピースメーカー』 »

映画」カテゴリの記事

コメント

そう!「サイコ」のリメイクは最悪の中の最悪です。確かに。

しかししかし、「エレファント」はどう観ても、傑作としかいいようがない凄い作品でした。
未見でしたら、だまされたと思って観て見て下さい。

この監督はナゾです。。。

lalakiさん、コメントありがとうございます。

ガス・バン・サント監督の「エレファント」ですか・・・
当然、未見です。このような場合はスカイパーフェクTVで少し見てから全部見るかを判断すのが私のやり方だったりします。

そんなわけでlalakiさんの言葉を忘れずにいつか「エレファント」が放映されるのを気長に待つことにします。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/75473/47246363

この記事へのトラックバック一覧です: 『誘う女』:

« appleのマウスについて | トップページ | 『ピースメーカー』 »

月齢

無料ブログはココログ
フォト
2017年12月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31            

バイクフォト

  • ヤマハ トリッカー XG250
    私が買ったバイクです。ヤマハばかり。