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2009.10.17

『ゲット スマート』

この作品はピーター・シーガル監督、スティーブ・カレル、アン・ハサウェイ主演のアクション・コメディのようです。
なおこの文はネタバレ全開となっています。

2008年 ビレッジ・ロードショー・ピクチャーズ/ワーナー アメリカ作品
ランニング・タイム◆110分
原題◆Get Smart
プロット◆核爆弾を追う話しのようです。
音楽◆トレバー・ラビン
ワーナー発売のDVDにて。画質は非常によいです。

キャスト
スティーブ・カレル→分析官マックス=エージェント86
アン・ハサウェイ→整形後のエージェント99
ドウェイン・ジョンソン→ホッチキスのエージェント23
アラン・アーキン→秘密諜報機関コントロールのチーフ
テレンス・スタンプ→カオスのボス シーグフレンド
ダリープ・シン→子分の大男ダリープ
テリー・クルーズ→黒人のエージェント91
デビッド・ケックナー→はげのエージェント ララビー
ビル・マーレー→樹の中のエージェント13
マシオカ→オタクのブルース アジア人
ネイト・トーレンス→オタクのロイド 白人
ジェームズ・カーン→大統領


ピーター・シーガル監督の演出はよいと思います。
全体的につまらなくはないけどもう少し面白くなったのではとなります。何か脚本通りに撮っているだけといった感じです。
主演2人が口論しているとこがマジでやっているのがダメでマイナスポイント。ここはロマンティック・コメディのように見てて楽しくないといけません。こまったものです。

キャストで・・・
スティーブ・カレルは意外と嫌味な感じ。実際に作品を見ないとわからんこともあります。
アラン・アーキンは昔の作品を何か見ているような気がする。→『フリービーとビーン 大乱戦』(1974年)でした。ジェームズ・カーンが相棒でした。だからこの作品にもジェームズ・カーンは出ているのかとなります。

アン・ハサウェイは誰かに似ていると思ったら『ゴジラ』(1984年)の沢口靖子に似ているんです。大作りでプラスチックな感じのルックスが似ています。レプリカント ネクサス6ではなくネクサス プロトタイプのような感じ。ですが決して貶しているわけではありません。沢口靖子もアン・ハサウェイも嫌いなタイプではないですよ。

アン・ハサウェイはこの作品が初めて見た作品ではないはずだけど・・・何だっけ?→『アン・ハサウェイ 裸の天使』(2005年)を見ています。あんまり違う話しなので忘れていた。

タイトル。

スミソニアン博物館の下が本部のようです。
博物館内には赤いスポーツカーが展示してあります。サンビームのエンブレムが見えます。これにした意味がイマイチわからん。
秘密基地へと公衆電話ボックスがエレベーターになっています。こういうのは好きだな。

コントロール本部にて。
ドウェイン・ジョンソン扮するエージェント23がカッコよく登場しています。
他のメンバーもだいたいそろったようです。会議となります。

悪役側の描写となります。どこかにて。
テレンス・スタンプ扮するカオスのボス シーグフレンドが登場。
爆発となり核物質を盗みます。

コントロール本部にて。
実地訓練となっています。当然苦手なスティーブ・カレル扮する分析官マックスです。

アラン・アーキン扮するチーフに呼ばれるマックス。
昇進試験の結果となります。合格だけど内勤となったようです。ガックリする分析官マックス。

街中にて。
ペットショップの前でアン・ハサウェイとぶつかる分析官マックス。
これで知り合います。もっと面白くなりそうなんだけど。

本部にて。
分析官マックスが戻ったら本部内はめちゃくちゃになっています。
警戒態勢となります。オタク2人は無事でした。
エージェント99と反撃します、ですが味方でした。チーフを消化器で殴ることになる分析官マックスです。実戦には向いていないようです。

公園内の樹にて。
ビル・マーレー扮する樹の中に潜んでいるエージェント13と話しをする分析官マックス。
相変わらず演技が妙にクドいビル・マーレーです。そんなに嫌なら出るなよと突っ込みたくなります。
で、池を歩いて秘密の出入り口から水面下に入る分析官マックス。

地下にて。
ここは臨時の本部のようです。
チーフ。
分析官マックス
エージェント99
エージェント23
はげのエージェント
黒人のエージェント
オタク2人
これだけ残ったようです。

対策会議となります。
核物質をカオスから取り返すのが任務のようです。
他に人員がいないのでエージェント86に昇進するマックス。
で、歓喜の叫びを音声バリアで隠したつもりが、その音声バリアが無効でしたとギャグが入ります。もしかしてこれがこの作品で唯一で1番のギャグかも?
オタク2人から秘密兵器のポケットナイフを渡されるエージェント86。

モスクワ行きの旅客機にて。
カメラが1ショットで旅客機の中に入ります。撮影技術が進歩しているので見事ものです。この手法が1番古いのがアルフレッド・ヒッチコック監督の『海外特派員』(1940年)だと思います。オーバーラッブで何とか処理していました。

機内のエージェント86とエージェント99。
怪しい行動となり捕まるエージェント86。脱出の手順としてトイレに入り手錠代わりの結束バンドを外そうと秘密兵器ポケットナイフを使い悪戦苦闘の図となります。あまり面白くないのがマイナスポイント。
で、パラシュート無しで放出されるエージェント86。
続いてトイレに入るエージェント99。パラシュートが残されているので慌ててエージェント86を追って降下となります。

空中を降下してエージェント86を追うエージェント99。
先に降下したのを空中で降下して追えるのか?→これは追いつけるようです。
空中を降下中に会話が出来るのか?→これはできないそうです。
このネタの検証をディスカバリーチャンネルの『怪しい伝説』でやっていました。元ネタの映画は『ハートブルー』(1991年)

追ってきた殺し屋の大男とスカイダイビングアクションとなっています。
パラシュートで降下したとこはもうロシアの農場のようです。

本部にて。小ネタとなります。
オタク2人がなにやらやっています。
ホッチキスの悪い使い方をしているエージェント23。「ここはCIAではないんだ」とよくわからん説教をするチーフ。

ロシア スモンレンスクという場所らしい。
普通の食堂で食事となるエージェント86とエージェント99。
トイレで立ち聞きから情報を仕入れるエージェント86。
で、トイレにいた男から放射能反応があるとエージェント99に報告のエージェント86です。

尾行となります。
スクーターで移動のエージェント86とエージェント99。
クルマもスクーターも何だかわからん。こういうのが気になります。

尾行先の屋敷を伺うエージェント86とエージェント99。
なんだかんだで正装してパーティに潜入となります。
この屋敷の怪しい主人クリスティックにコンタクトとなります。
太った御夫人をダンスに誘うエージェント86。ダンス対決となっています。
何だかあまりいいシーンではないような。微妙にマイナスポイント。

下水道内のエージェント86とエージェント99。
あまり主役2人の会話が面白くないなのがマイナスポイント。ここはこの手の作品の1番の見せ場なんですから上手くやってほしかった。そんな感じでごく普通の出来で物足りない。

アン・ハサウェイのドレス姿はいいものです。
いいのはこれだけかい。

下水から上に上がれば定番のレーザー光線の中を通ります。
コンピューターを調べているとこで見つかって撃ち合いとなります。
いったん捕まりますが反撃して屋敷の主人を片付けます。

モスクワから235km地点にて。
スクーターで移動中となります。日本製ではないスクーターです。
クルマに乗り換えようと物色しています。これがフェラーリでした。成金趣味で面白味のないセレクトとなっています。だからハリウッドはダメなんです。

フェラーリでモスクワに入るエージェント86とエージェント99。
結局フェラーリは意味がないじゃん。

コンピューターで調べた目標のパン工場に入るエージェント86。正面突破で受付から入ります。
エージェント99はエージェントのルーティンに従ってロープを使って潜入しています。
アッサリとボスとコンタクトするエージェント86。で、アッサリと捕まるエージェント86です。
エージェント99の方は撃ち合いとなっています。
エージェント86が閉じ込められた部屋のロックを解くとこでゲイネタのギャグが入っています。もしかして伏線だったのか?

どうやらこのパン工場内は核ミサイル製造工場でもあるようです。
超小型時限爆弾を複数仕掛けてるエージェント86。
大男の手下と格闘になります。ここをカウンセリングで何とかするエージェント86です。分析能力の成果らしい。

エージェント86とエージェント99がビルからビルへとロープで脱出が失敗のギャグとなります。あまり面白くないのがマイナスポイント。

街中を歩くエージェント86とエージェント99。
不仲だったのが何となく仲直りといった感じ。何の伏線も描写もありません。それじゃダメじゃんとマイナスポイント。

ホテルにて。
エージェント99は電話中。ここに入るエージェント86。
何故か敵のスパイにされるエージェント86。パン工場には核物質はないと報告があったからです。

本部にて。
エージェント86は独房入となっています。

アメリカ首脳の会議となっています。
時節柄で北朝鮮ネタもあります。北朝鮮はアメリカの手下でしょう。アジアの火薬庫となって爆破スイッチを握っているアメリカに重宝されているんでしょ。全くこまったものです。
日本国内でいえば肝心なとこで足を引っ張る共産党も似たようなものです。

アメリカの首脳会議にカオスから脅迫の通信が入ります。
交渉は失敗となります。アメリカ側が本気にしないからです。
アタマに来たカオスのボスはマジで爆弾を仕掛けるようです。

チーフは大統領と直接に会って談判するとL.A.に向かうようです。

独房内のエージェント86。
ラジオでL.A.に爆弾がと知ります。イマイチよくわからん描写です。
一騒動を起こしてから暗証番号を中から押して出るエージェント86。
オタク2人に見つかるエージェント86。
ここは見逃されます。ですが下手な芝居となっています。まあまあです。

サンビームのスポーツカー等の展示物を使って脱出となるエージェント86。
ガス欠ですぐにエンストしています。それがオチかい。

ヒッチハイクでクルマを調達のエージェント86。
上手く行きません。何だかんだで青いワーゲン・カルマン・ギアで移動しています。

L.A.にて。
大統領と交渉しているチーフ一行。
アラン・アーキンとジェームズ・カーンが一緒に映っています。正直言ってこのコンビの『フリービーとビーン 大乱戦』(1974年)が見たくなります。

エージェント86はエージェント99に電話をする。
電話は逆探知される。迫るスワット。
実はもうL.A.に来ていたエージェント86。何がどうなったとよくわからん描写です。

爆弾の在処はどこだとなっています。
どうやらディズニー・ホールが現場となるようです。で、その全景ショットが入ります。初めて見ますが、何か凄い外観をしているディズニー・ホールです。下手くそな抽象といった感じです。→貶している。

別れて爆弾を仕掛けてる手下の大男とボス。
大統領への特別コンサートのようです。
指揮者はモノホンの人か?
もしかして演奏のクライマックスで爆発する設定なのか。『知りすぎていた男』(1956年)になっているようです。→そうではなかったようです。

放射能反応から足がつきエージェント23が裏切り者だと判明します。
エージェント99を人質にしてクルマで逃走するエージェント23。
クルマをハイジャックして追うエージェント86とチーフ。
小ネタでゴルフ練習場を通過しています。こんなシーンでもぶち壊しているのがハリウッドメジャー作品らしい。
続いてセスナタイプの飛行機をハイジャックします。また追うエージェント86とチーフ。この飛行機は広告の吹き流しを引っ張っています。これを利用してクルマの接近のエージェント86。

クルマの上でエージェント86とエージェント23の格闘アクションとなります。
何故か男同士のキスとなります。動揺したエージェント23は脱落します。
列車とクルマが正面衝突となります。エージェント23は退場となります。
エージェント86は大丈夫でした。

ディズニー・ホールへ駆けつける面々。
この爆弾は最後の音がトリッガーになっていたのか?
そんなわけで演奏を中断させれば爆発しないようです。
無事に爆発を阻止してめでたしめでたしとなります。

本部にて。
エージェント86とエージェント99。
出入り口のギャグとなり、エンドとなります。


そんなわけでもう少し面白くなったような感じのまあまあな作品でした。
アン・ハサウェイが見れたからよいとしましょう。嫌いじゃないタイプです。

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コメント

メル・ブルックスをこよなく愛する私としては、このオリジナルのTV版、シルヴィア・クリステルも出ていた映画版とも好きでしたので、近くの映画館でかかっていたこともあり、出かけたわけです。

さらに、アラン・アーキンとテレンス・スタンプですからね、これ以上はないバック・アップの配役もあって、ちょとは期待していた訳です。

しかし・・・・、監督が「シャレ」を理解していないのですから話になりません。
まじめにプログラム・ピクチャー作っても、喜劇はどうしようもないですよ。最近はCGやらなんやらで「現場監督」的な要素が大きいのは判りますけど、ベタ、ブラック、シモから果ては人種差別ギリギリまでの「シャレ」のカタマリのメル・ブルックスが元祖なんだから、もうちょっとハチャ・メチャに笑える映画じゃなきゃ、どうしようもないですよ。

綺麗になってきたハサウェイも、いい味だしてたロックも、アーキンとスタンプの存在感も、全部不消化でゲンナリしました。
スティーヴ・カレルのスマートは、オリジナルのドン・アダムスのラインで適役になるかと、観る前は思いましたが、やっぱり演出が悪いんでしょうね。

物凄い制作費を使っての「カラ回り」ですけど、そこそこ儲かったからいい、なんて製作側が思っていたら、またこんなレベルの映画を観なくちゃいけないハメになりそうです。

ハラが立つんで、帰って「ヤング・フランケンシュタイン」と「ブレージング・ザドル」のDVD観て、口直しいたしました。。。。

lalakiさん、コメントありがとうございます。

私はメル・ブルックスのことは全く忘れていました。そう思って見てたらもっと評価が下がっていたところでした。

ドウェイン・ジョンソンことザ・ロックはすっかり俳優が板についたというか不自然な感じがしなくなっています。もう少し作品に恵まれてほしいと思えます。

書き忘れていたテレンス・スタンプですが何ですかあのラストは、つじつま合わせのためだけでやられて退場になっていました。全くテレンス・スタンプに敬意が感じられない使われ方でした。こまったものです。ここもマイナスポイントです。

そうなんです。ダメな作品を見ると何でもいいからよい作品を見たくなるんです。私もそうしたことがあるのでよくわかります。

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