『コモド』(1999年)
この作品はマイケル・ランティエリ監督、ジル・ヘネシー、ケビン・ゼガーズ主演の怪獣映画のようです。
なおこの文はネタバレ全開となっています。
1999年 スキャンボックス・ピクチャーズ アメリカ作品
ランニング・タイム◆90分
原題◆Komodo
プロット◆複数のコモドに襲われて悪戦苦闘する話しのようです。
音楽◆John Debney→
スカイパーフェクTV316スター・チャンネルにて。画質はよいです。
キャスト
ジル・ヘネシー→精神分析医のビクトリア
ケビン・ゼガーズ→パトリック・コナリー少年
ニーナ・ランディス→パトリックの保護者アニー
マイケル・エドワーズ=スティーブンス→フェリーのグリス
ビリー・バーク→元生物学者のオーツ
ポール・グリーソン→相棒のデンビー
サイモン・ウエスタウェイ→石油会社のブラッケン
この作品はジル・ヘネシーがコモドに襲われる動物パニックと思って見ました。
マイケル・ランティエリ監督の演出はまあよいと思います。
複数のコモドは機械仕掛けのアニマトロニクスとCGの併用とのことです。この出来はよかった。基本的には人と絡むとこはアニマトロニクスで他はCGとなるのかな?
ある小島が舞台です。プロローグで正体不明の卵が捨てられそれから19年後となって話しは始まります。
この小島には石油会社があってコモドがいることは知っていますが極秘のうちにコモドを始末して石油の仕事の方を進めてしまおうという設定となっています。
コモドがいることが公になると保護運動で石油会社の仕事に支障があるとのことです。
そんなわけでコモドは正体不明のまま話しは進行します。
主人公の少年が治療のために島にやってきてから一晩だけの話しになっています。これならノンストップアクションになってもいいのですが、残念ながらそうはならず。
肝心の怪獣コモドの出番はそんなに多くはなかった。この配分は1950-1960年代の怪獣映画のノリでした。
怪獣のコモドドラゴンは別に変種ではないようですが唾液は触れると危険となっていました。巨大化しただけのトカゲなのかも。
主人公のパトリック・コナリー少年の悩み描写が多過ぎです。見てていいかげんしてくれって感じです。悩むの勝手ですが人に迷惑をかけるなと思ってしまいます。
登場するクルマはボルボのワゴン。島には他にもう1台のクルマがあるようですが夜になってよりによってこの数少ないクルマ同志でぶつかりかけていた。運がないとはこのことを言うのかも?。
ヒロインを務めるB級一直線のジル・ヘネシーさんは偉い。ポルノに行ってはまずいと思いますがこの調子でお願いします。
→SFアクションの『ロボコップ3』(1993年)
→俺さまアクションの『クロスゲージ』(1997年)
そんなわけでまあまあな出来の怪獣映画でした。悪くはない。
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そこの映画早く見て見たいですo(`▽´)o
投稿: ケイタ | 2011.06.04 23:21