『クリムゾン・リバー』(2000年)
この作品はマシュー・カソヴィッツ監督、ジャン・レノ、ヴァンサン・カッセル、ナディア・ファレス主演の猟奇サスペンスのようです。
なおこの文はネタバレ全開となっています。
2000年 Légende Entreprises (presents) /Gaumont (presents) フランス作品
ランニング・タイム◆107分
原題◆Les Rivieres Pourpres
英題◆The Crimson Rivers
プロット◆猟奇殺人を追う話しのようです。
音楽◆ブリュノ・クーレ
キャスト
ジャン・レノ→有名なニーマンス警視
ヴァンサン・カッセル→若いマックス警部補
ナディア・ファレス→雪氷学者のファニー
ジャン・ピエール・カッセル→シュヌルゼ眼科医
ディディエ・フラマン→大学の学長
カリム・ベルカドラ→ダマン→憲兵隊長
ドミニク・サンダ→死んだ少女の母シスター・アンドレ
この作品はジャン・レノとヴァンサン・カッセルが出ているサスペンスアクションで見ました。
マシュー・カソヴィッツ監督の演出はよいと思います。
優秀な大学のあるゲルノンという村で猟奇殺人事件が起きてジャン・レノ扮するニーマンス警視がやってきます。
それとは別のサルザックという村で墓荒し事件を捜査しているのがヴァンサン・カッセル扮するマックス警部補となって別々の事件から2人が合流する展開となっています。
紹介では2つの村は300キロ離れているとなっています。
しかし映画を見てる時は距離感はわかりませんでした。そもそも別の場所ということも最初はよくわかりませんでした。これはフランス人なら町の雰囲気だけで別の場所だと察することが出来るのでしょう。
ナディア・ファレス扮する雪氷学者のファニーは怪しいと見え見えの展開で話しは進みます。これは意図的にそのようにしているのでしょう。
見ていて予想です。
遺伝がポイントなのか?→そのようでした。
エリートとヤンキーの対比?→これはなかった。
空撮が多用されていて、逆ズーム等も使用してます。
その空撮でカメラがぐるぐると回ったりしていました。こんな感じのトリッキーな撮り方がいい感じです。
らせん階段の真ん中の空間を俯瞰のカメラがそのまま降りてきます。素晴らしい。
アルフレッド・ヒッチコック監督が『めまい』(1958年)でらせん階段を俯瞰の逆ズームショットが撮れなくてわざわざらせん階段のミニチュアを作りカメラが動けるように階段を横にして撮ったことを思えば撮影技術の進歩が伺われます。
人相不明の犯人と遭遇して走って逃げるのを追うヴァンサン・カッセル警部補。
結局逃げられてしまいます。このことで犯人はよく訓練をしていることが推測されます。
そんなこんなでよくわからないまま進みます。
で、いきなりクライマックスになり実は双子ですとなります。
この双子のアイデアはプレストン・スタージェス監督のロマンティック・コメディの『結婚五年目/パームビーチ・ストーリー』(1942年)でここまで来てそんなのあり?な落ちがありました。
ラストで3人対峙で2人発砲の図はいい感じです。
大藪春彦の小説『ウィンチェスターM70』のクライマックスでこのような感じの描写があって、これが映画になったらいいなとずっと思っていたので、ここでありましたとうれしい。で、このシークエンスはショットをつないで描写するので、これが出来ない日本映画では絶対に無理だと思っていました。
その後は雪崩のスペクタクルシーンもあってサービス満点でした。
犬が嫌いなジャン・レノ警視。
何故か『おばけのQ太郎』のような設定になっています。
フランス人なのに何故かクルマはドイツのBMWです。
あの人は犯人ではない。なぜなら私が愛しているからですといった感じです。『白い恐怖』(1945年)のイングリッド・バーグマンと同じです。これでいいじゃないですか。
フランスのチンピラ風のヴァンサン・カッセル警部補。
マリファナを吸いながら捜査活動をしています。
小学校の聞き込みして警官も先生も赴任地を選べませんなんて言ってました。これが役人にとって何はともあれ人事人事という源泉のようです。
墓荒しの聞き込みでヤンキー連中のたまり場に行くヴァンサン・カッセル警部補。そこはTVゲーム『バーチャファイター』がかかっていて、聞き込みから口論となり、それからバーチャファイター風の乱闘となります。これはギャグなの?
バーチャファイターの音楽は後タイトルの終わりに使われていました。
白いラダというクルマの登録先の追っていくヴァンサン・カッセル警部補。
大学のあるゲルノンという村にやってきます。ラダはロシア製でクルマにカネをかけないケチ(合理的とも言う)なフランス人の中でも更にケチなクルマのセレクトのようです。
ここでジャン・レノ警視に挙動不審者と間違われてしまいます。
人相が悪いので怪しまれても無理はないと思えます。始まって1時間で2人が合流したことになります。
警察業界では有名なジャン・レノ警視に尊敬の念を持っているヴァンサン・カッセル警部補という感じ。俳優としての関係そのままのような。
雨の夜に墓を調べるヴァンサン・カッセル警部補。
どう見ても墓荒しの犯罪人にしか見えないような。その墓の写真から件の女性につないで犯人を明かしています。
ヴァンサン・カッセルは容貌魁偉な犬系だか猫系だかよくわからない感じです。
やっぱりスターです。『ドーベルマン』(1997年)に出ていたから犬系なの?
雪氷学者のファニーのナディア・ファレスは実は双子ですをわかるように演じていました。メイクもあるけどそれらしく見せていました。上手いじゃない。
パイオニアLDC発売のDVDにて。
画質はまあまあ。DVDクオリティ。
スクイーズ収録のフル表示。
画面サイズはワイド。上下に黒味あり。
音声はドルビーデジタル5.1ch
著作権のアラート
パイオニアのロゴのタイトル
presented by pioneer LDC inc.のタイトル
キャガ-ヒューマックスのタイトル
ドルビーデジタルのタイトル
タイトル
Gaumont (presents)
et
Légende Entreprises (presents)
タイトルバックは虫が湧いた死体です。気持ち悪い。
Jean Reno
Vincent Cassel 英語読みだとビンセント。
Nadia Farès
Les Rivieres Pourpres
クルマを走らせるニーマンス警視。クルマはBMW。
→ 1996 BMW 528i [E39]
他のキャストスタッフ。
画質ですがまあまあ。DVDクオリティ。WOWOWを録画したBlu-ray Rより落ちる。実際そんなものだ。
空撮から現場に付くクルマを描写してます。
大学図書館の司書が行方不明になった。死体が発見されたが猟奇殺人だった。
そんなわけでパリからニーマンス警視が呼ばれた。そんな感じ。
司書の名前はケロワ。まじめな職員。
ようやくマシュー・カソヴィッツ監督の名前がでてタイトルは終わります。
ゲルノン大学。
アルプスの麓にある村の大学。村は大学に支配されている。
ニーマンス警視に説明してるオッサンですが地元警察なのか大学の憲兵隊なのかはわからん。
多分憲兵隊だと思う。その隊長がダマン憲兵隊長が説明してる。
ラテン系でファン・パブロ・モントーヤに似ている。
大学にて。
付属の大学病院は村にも開放していて、今回は検死もやります。
検死になってます。メガネの検死医が目立つが名前がわからん。
死体の目から涙でなはく雨水が漏れている。眼球はない。
外にて。
ダマン憲兵隊長が部下に指示してます。
ニーマンス警視は徒歩で移動する。
シェルヌゼ眼科医にて。
ここに入るニーマンス警視。らせん階段があります。
入ったとこで盲目の男の子と盲導犬と遭遇する。
犬が苦手のニーマンス警視は固まってる。
そんなとこにシェルヌゼ眼科医が来て助かってる。
自分は犬恐怖症なんですと話してます。
それからレミー・ケロワのことを効きます。
悪性遺伝による云々と前振りが入る。
近親相姦に近い結婚関係で遺伝的疾患が激増した。エリート主義の代償。
目と手を摘出切断したのは何か犯人のヒントなのでは?とシェルヌゼ眼科医。
村にて。
マックス警部補が登場。青いクルマに座ってる。
→ 1987 Peugeot 309 GTI Série 1
そんなとこに警官2人のパトカーが来ます。
→ 1983 Peugeot 305 Break Série 2 [581E]
パトカーで移動となります。
パトカーにて。
マリファナを吸ってるマックス警部補。そういうキャラらしい。
仕事は墓荒らしと小学校への泥棒。
墓地にて。
オッサンから事情聴取のマックス警部補とお巡り2人。
現場を調べてます。
10歳で死んだ女の子。ジュディット・エロー。1972-1982
小学校にて。
ここに入るマックス警部補とお巡り2人。
女性校長との会話で「警官も教師も赴任地を選べません」と言ってるマックス警部補。
記録保管室に泥棒が入ったが何も盗まれていない。
女性校長にジュディット・エローのことを聞くマックス警部補。
私の生徒でしたと校長。
ハイウェイでトラックに轢かれたジュディット。それで母親はおかしくなった。
念のためにジュディット・エローの記録と写真を調べてもらう。
その1981年と1982年の記録と写真は盗まれていた。これは怪しい。
ハイウェイパトロールにて。
パトカーが来てます。マックス警部補はオッサンから話しを聞く。
20年前の交通事故を調べてもらう。
1982年に死んだジュディット・エロー。オッサンは覚えてます。
母親の居所を調べてもらいます。ここには記録も写真もあります。
写真は現場のズタボロなジュディットなんですが・・・
母親の連絡先はわかった。しかし現在そこにいるのかはわからん。
大学にて。
ニーマンス警視は図書館を通って学長にコンタクトする。
ところでここの大学生達にのジャージはAdidasです。
ここの図書館のランプが欲しくてわざわざAmazonで買ったものです。
学長とコンタクトするニーマンス警視。
秘書は学長の息子で案内をしてたりする。
被害者レミー・ケロワのことを聞くニーマンス警視。
学長は隊長に聞けと言ってます。
息子の秘書の案内でケロワの部屋に入るニーマンス。
ドアを破って入ってる。
ごく普通の部屋です。しかし運動選手や奇形の写真が多い。
ケロワの卒業論文があります。格言が表紙に書いてある。
大学内を歩くニーマンス警視。
ケロワの死体発見者で雪氷学者のファニーとコンタクトします。
ファニーはクライミングの練習をしていました。
あいつらは尊大で嫌味な連中なのよと大学を嫌ってるファニー。
それに捜査に協力的でない。
携帯電話が入ります。
ケロワの死体の目の中の雨水は酸性雨だった。最近は降らない。
しかもこの2日は雨すら降っていない。そうなるとどこで入った?となります。
修道院にて。雪が降ってます。
パトカーが着きます。マックス警部補とお巡り2人。
尼さんになってるジュディットの母親と面会します。
お巡り2人はそのへんの尼さん達を声をかけてる。
暗い部屋にて。
マックス警部補とジュディットの母親。
悪魔が戻ってきたと話す母親。ジュディットの存在を消すために・・・
このサルザックの村の前はどこにいた?と聞くマックス警部補。
ゲルノンにいたと答える母親。そうなると話しがつながる。
雪山にて。
上空をヘリコプターが飛んでます。
ファニーから説明を聞いてるニーマンス警部補。
着陸してファニーとニーマンス警部補が降りる。ヘリコプターは引き上げる。
徒歩で移動となります。
どうやら死体発見現場に来ているらしい。
クレバスにロープで降りてる2人。
降りるのはいいけど上がるのは大変そう。ストッパーがあればいくらか楽ですが。
途中でケロワの眼球に入っていた雨水と同じなのか調べるためにサンプルをとってます。速攻のテストでは同じらしい。
クレバスの底まで降りてるニーマンス警視。
止めてるファニーですがしょうがないのでついてくる。
トンネルがあります。これは天然の水路とのこと。水力発電もやってるとか。
そんなわけでいつ水で溢れるかわからんので危険だと警告してるファニー。
奥に進むと氷河の中に死体がありました。これは大変。
店にて。バー兼ジムらしい。
マックス警部補とお巡り2人が入る。
お巡り2人はバーに残りマックス警部補は奥のジムに行く。
ドアの表示のペイントボールクラブとは?何だかわからん。
TVゲームの格闘アクションをやっていたりします。
チンピラ相手に墓に描かれた鉤十字のことを聞くマックス警部補。
成り行きで2人相手に格闘になってます。ここはゲーム風になってるそうです。
女が白いラダで走り去ったとようやく証言する。
ハンドガンのことでチンピラを説教して引き上げるマックス警部補。
証言がとれたので格闘アクションはムダではなかったようです。
バーにて。
お巡り2人をのんびりと飲んでいたりします。
どうしたと聞かれるが白いラダを洗い出せと命じるマックス警部補。
マックス警部補はイスをカウンター奥に投げつける。
後始末はお巡り2人にまかせてパトカーが移動となります。
ニーマンス警視とファニー。
もう山から下りてます。
連続殺人鬼なのか?と聞かれるがそうではないとニーマンス警視。
氷河内で発見された死体の身元が判明と知らせが届く。
GSにて。
パトカーのマックス警部補。無線が入ります。
白いラダは132台。ゲルノンの白いラダは1台のみ。登録はフィリップ・セルティス。
マックス警部補はゲルノンに向かおうとするがパトカーのエンジンがかからん。
苛々するマックス警部補の前にはガソリンを入れてるクルマが見える。
大学病院にて。
ニーマンス警視とダマン憲兵隊長。
氷河から発見された死体の身元はフィリップ・セルティス。白いラダの持ち主です。
マックス警部補はゲルノンに着いてます。
クルマはGSで盗んだらしい。普通の4ドアセダン。
→ SAAB 9-3 Viggen Gen.1
フィリップ・セルティスの自宅アパート前には白いラダがあります。
→ 1986 Lada Niva [2121]
ドアを解錠しようとするマックス警部補。道具はレザーマンみたい。
そんなとこにニーマンス警視が接近する。
ホールドアップをされるマックス警部補。警察だと主張するが疑われる。
ニーマンス警視の名前を聞いて恐縮してるマックス警部補。
ようやく警察だとわかってもらいフィリップ・セルティスの自室を調べます。
ドアをニーマンス警視が蹴破って入る。感心してるマックス警部補。
ジュディットの写真があります。小学校の集合写真。盗んだ物らしい。
犬が好きな奴なのかと奥に入れば犬がたくさんいます。
固まってるニーマンス警視は入れますよと得意なマックス警部補。
ここには犬の死体がある。何やら実験をしてたらしい。
クルマで移動のニーマンス警視とマックス警部補。
セルティスに会いに行く?
マックス警部補は200キロ先の墓荒らしの話しをする。
ニーマンス警視はダンマリ。
大学病院にて。
ニーマンス警視とマックス警部補。
メガネの検死医は手口は同じだと説明する。
死体の目には義眼が入ってる。両目ともそうなってる。
ニーマンス警視はダマン憲兵隊長にシュヌルゼ眼科医に行けと命じる。
義眼からそうなるらしい。
マックス警部補はニーマンス警視に無理やり着いていく。
シュヌルゼ眼科医の自宅にて。
ここに入るニーマンス警視とマックス警部補。
頭の断面の標本があったりします。
診察室にはシュヌルゼ眼科医が磔で吊るされてます。これはビックリ。
『羊たちの沈黙』(1991年と同じだけどあまり気にしない。
いきなり何者かが出て逃げています。これまたビックリ。
ポンチョを被っていて顔が見えない。
別々に追うニーマンス警視とマックス警部補。
らせん階段の吹き抜けをカメラが降りるいいシーンがあります。素晴らしい。
ハンドガンを落としてしまうニーマンス警視。
そのハンドガンで謎の人物から撃ちまくられるが当ててない。
全弾撃ち尽くしてスライドオープンしたハンドガンを放り投げてよこす謎の人物。
今度はマックス警部補は謎の人物を走って追う。
町からグラウンド内にまで追っかけになる。雪が積もってる。
この人物はよく訓練されているのか追いつけず逃げられてしまいます。
時間が経過して現場検証になってます。
ニーマンス警視に事情を話せと迫るマックス警部補。
ラップトップコンピューターで指紋を照合してるが一致しない。
マックス警部補が20年前のジュディットの指紋を提供すると一致したりする。
そうなると20年前に死んだ少女がハンドガンを撃ったらしい。
このへんでDVDの2層切り替えがあります。一瞬画面がフリーズする。
ニーマンス警視とマックス警部補。
どうやらこの別の事件は関連があるらしいとなります。
ケロワ、セルティス、シュヌルゼともう3人殺されている。
3人とも大学の関係者ですがこの村の全員大学の関係者です。
マックス警部補は墓を調べに行きます。
まだ盗んだクルマを使ってます。
ニーマンス警視はファニーと話しをする。
尋問で疲れたと愚痴のファニー。
移動中のBMW。
ファニーを送ってるニーマンス警視。
シュヌルゼ眼科医を知ってるファニー。文字通り村社会なので当然でしょう。
大学のお偉方を嫌ってるファニー。
墓場にて。
夜、雷がなって強い雨が降る。フランケンシュタインなのか?
ジュディットの墓を調べているマックス警部補。
顔写真があります。この写真から自宅のファニーに画面転換する。
ジュディットとファニーは同じ顔なんです。
ファニーの自宅にて。
お茶してるニーマンス警視とファニー。
何故か手榴弾があります。雪崩実験のために必要となってます。
どうして大学関係者を憎むと聞くニーマンス警視。
それから死体の発見者は容疑者という話しになってます。
お茶しただけで帰るニーマンス警視。
大学にて。
ここに来てるニーマンス警視。図書館に入る。
お巡りが多い。調べ物をしてるのでそうなるようです。
ケロワの卒業論文を検証してるお巡りから評価を聞くニーマンス警視。
お巡りはこれはナチスそのものですと酷評する。
◆実際のインターネットでも有名な運動選手に子供がいないことを非難するコメントがあったります。発想がナチスというか小役人そのものなんです。
イチローと誰だっけ?
ニーマンス警視は図書館が見渡せる席にいると学長が来ます。
学長にレミー・ケロワの役割は何だ?と詰問するニーマンス警視。セルティス、シュヌルゼのことも詰問する。
そんなとこにマックス警部補が止めに来てます。いつのまにか戻っていたらしい。
学長は覚えてろと捨てゼリフを残していなくなる。ヤクザと同じだ。
ニーマンス警視に報告するマックス警部補。
ジュディットの顔写真を見てニーマンス警視はどう思う。
クルマで移動中です。
ニーマンス警視はマックス警部補。
彼女ではないと話すニーマンス警視。
この村は新しい血が必要で産まれた子をすり替えた。
とりあえず教授と村人の子をすり替えたりしていた。
優れた民族の創造をしている大学。ナチスと同じだとなります。
そんなとこにいきなりクラッシュする。
後から大型AWDにぶつけられてるBMW。カーアクションになってます。
→ Custom Made Hummer H1 based on Toyota Land Cruiser
窓から乗り出してハンドガンを撃つマックス警部補はクルマから落ちてしまう。
しょうがないので走って追います。
BMWはひっくり返る。橋の上を押されてトラクターに押し付けられる。
→ JCB Loadall
ハンドガンを撃ちまくるニーマンス警視。ようやく運転手に当たる。
マックス警部補が追いつきます。何とか無事なニーマンス警視。
運転手は学長の息子の秘書でした。
ファニーとジュディットとすり替えられていた。
それでファニーが言う通りにならなくなった。
やって来たお巡りのクルマで移動するニーマンス警視とマックス警部補。
スピンターンして向きを変えてます。お巡りは置き去り。
→ 1979 Puch G [W460]
ファニーの自宅にて。
ここに入るニーマンス警視とマックス警部補。
ファニーはいない。家捜しします。
秘密の地下室を調べると拷問した形跡があります。これはビックリとなります。
マックス警部補はニーマンス警視に正気になれと説教する。
ファニーが犯人なんだ。いかれてるとマックス警部補。
捕まえてくれと言ってるんだとニーマンス警視。
地下室から出て手榴弾がないことに気がつきます。これは大変。
クルマで移動です。
大学にて。
手榴弾を持ったファニーが潜伏してるのでピリピリしてる憲兵隊。
ニーマンス警視はマックス警部補はハンドガンまで出して2人だけでロープウェイに乗り込む。
ロープウェイにて。
夜から夜が明けてきます。
山頂付近にて。
ロープウェイが降りるニーマンス警視とマックス警部補。
少し離れた雪上車のあたりに誰かいます。
雪上車付近にて。
→ Kässbohrer PistenBully PB 240 DW
ファニーを説得するニーマンス警視ですが何だか背後にも誰かがいます。
これはビックリのニーマンス警視とマックス警部補。
どうやらジュディットは双子で1人と交換されたらしい。
ニーマンス警視は普通のファニーを説得する。
マックス警部補は悪いファニーと格闘アクションになる。
普通のファニーにニーマンス警視をショットガンが撃たせようとする悪いファニー。
ノックアウトされたマックス警部補はハンドガンをとろうとする。
そんなこんなで普通のファニーは悪いファニーをショットガンで撃つ。
マックス警部補はファニーを撃つ。
これらのアクションが同時におこります。ここが素晴らしい。
それから雪崩が起こる。
ニーマンス警視は普通のファニーを引きずって雪上車の影に隠れる。マックス警部補も同じく隠れる。
悪いファニーは雪崩の直撃を受けて退場となります。
雪崩に押された雪上車がひっくり返って3人に上に倒れ込む。
溶暗となります。
時間が経過してます。真っ暗なまま。
どうやら憲兵隊の救援が来たようです。犬が吠えてそこを掘ってます。
救出されるニーマンス警視、ファニー、マックス警部補。
犬はあっちやってくれと頼んでるニーマンス警視
何で犬が嫌いになった?聞くマックス警部補。
担架に乗せられヘリコプターで運ばれるファニー。
ヘリコプターが発進して俯瞰シーンとなる。
それからエンドとなります。
後タイトル
TF1 Films Production (co-production)
Canal+ (particiaption)
そんなわけでちょっと説明描写不足ですがジャン・レノとヴァンサン・カッセル、スター2人の魅力で押し切ってしまったよい作品でした。
→2回見ると話しはよくわかりました。やっぱりよい作品なのは変わらない。
マシュー・カソヴィッツから『アメリ』(2001年)が見たいです。
ヴァンサン・カッセルから『ジェヴォーダンの獣』(2001年)が見たいです。
ジャン・レノから『ローラーボール』(2002年)が見たい?これは見たくないです。
« 『クリミナル・ラヴァーズ』(1999年) | トップページ | 『キャリー』(1976年) »
「映画」カテゴリの記事
- 『彼らは忘れない』(1937年)(2022.02.27)
- 『ギャングを狙う男』(1953年)(2022.02.26)
- 『ブラック・リッジ』(2020年)(2022.02.20)
- 『フローズン・ストーム』(2020年)(2022.02.19)
- 『私は逃亡者』(1947年)(2022.02.13)
「2000年代」カテゴリの記事
- 『ディレイルド 暴走超特急』(2002年)(2021.05.16)
- 『ミッドナイト・ミート・トレイン』(2008年)(2020.09.20)
- 『クロコダイル2』(2002年)(2020.06.14)
- 『アナコンダ3』(2008年)(2020.03.08)
- 『アナコンダ4』(2009年)(2020.03.07)
コメント