『寝取られ男のラブ・バカンス』(2008年)
この作品はニコラス・ストーラー監督、ジェイソン・シーゲル、クリスティン・ベル、ミラ・クニス主演の少し変わったロマンティンク・コメディのようです。
なおこの文はネタバレ全開となっています。
2008年 アパトー・プロ/ユニバーサル・ピクチャーズ アメリカ作品
ランニング・タイム◆111分
原題◆Forgetting Sarah Marshall
プロット◆新しい恋人を見つける話しのようです。
音楽◆ライル・ワークマン
ユニバーサル・ピクチャーズ発売のDVDにて。画質はよいです。ユニバーサルのDVDだから本編に行くまで日本語を選べとかムダなアラートや他の作品予告が入っています。ユニバーサルっておかしな会社だ。
キャスト
ジェイソン・シーゲル→音楽家のピーター
クリスティン・ベル→女優のサラ・マーシャル
ミラ・クニス→ホテルのレイチェル・ジャンセン
ラッセル・ブランド→ミュージシャンのアルダス・スノー
ビル・ヘイダー→ピーターの知人ブライアン
リズ・カカウスキー→ブライアン夫人のリズ
ジョナ・ヒル→ウェイターのマッシュー
ウィリアム・ボールドウィン→TVドラマのDetective Hunter Rush
ジェイソン・ベイトマン→Animal Instincts Detective
デボン・マクドナルド→バーテンのドウェイン
ポール・ラッド→チャック
ニコラス・ストーラー監督の演出はよいと思います。
ジャバ・アパトー製作、実際はこの人の作品でしょう。
脚本は主演のジェイソン・シーゲルが書いています。
この邦題『寝取られ男のラブ・バカンス』ですが、は全く売る気がないと思えます。日本映画業界がハリウッドをスポイルするバリエーションとなっています
ハリウッド映画の興行がよくないのは日本映画業界がサボタージュしているからです。マジでそう思います。
どんなバカ日本映画でも地上波TV放送で宣伝すれば興行はいいのだからそう思ってしまいます。
女優さんの2人のメイクで・・・
ミラ・クニスの方が全然きれいになっています。これでは一目みて誰がヒロインなのかわかってしまいます。
クリスティン・ベルは何だか平板に見えてます。
タイトル。
アパートにて。
ジェイソン・シーゲル扮する音楽家のピーターが登場。
ヤマハのピアノを使っています。もしかして安物の代名詞なのか?
コンピューターは例によって映画だけではおなじみのアップルで少し古いiMacとなっています。このiMacは私と同じモデルのようです。全部真っ白で後ろはまるで白い塗り壁です。
TVではクリスティン・ベル扮する女優のサラ・マーシャル主演のTVドラマをやっています。スティーブン・ボールドウィン共演です。キャストだけでTVサイズです。
続いてTVではラッセル・ブランド扮するミュージシャンのアルダス・スノーの紹介となります。バンド名はインファント・ソロ。
サラ・マーシャルがやってくるので用意をしているピーター。
サラ・マーシャルが来ます。さっそく別れ話となります。動揺してパスタオルを落として全裸のピーター。ボカシが入っていません。チンポコが見えています。
ハントバーにて。
ビル・ヘイダー扮する知人のブライアンと話しのピーター。
フラッシュバックが入ります。サラ・マーシャルのビデオを見てるピーター。
ナンパして次々とセックスするピーターですがダメです。
小児科の医者に相談するピーター。
暴れると困るので一応診断している医者です。ピーターは帰りに飴をもらっているようです。医者に飴は付き物らしい。
仕事のピーターです。
サラ・マーシャル主演のTVドラマに音楽を付けるのが仕事です。で、錯乱して仕事を台無しにしてるピーター。
アパートにて。
心配しているブライアン。休暇を取れと言ってます。
サラ・マーシャルが好きなハワイはやめとけと忠告していますが、ハワイに行くことにするピーター。
ハワイです。
ホテルに入るピーター。
ミラ・クニス扮するホテルフロントのレイチェル・ジャンセンが登場。
すぐそこにサラ・マーシャルがいたりします。男と一緒です。
この新しい恋人がラッセル・ブランド扮するミュージシャンのアルダス・スノーです。
携帯電話でブライアンにやめとけと言われながらサラ・マーシャルとアルダス・スノーを尾行するピーターです。尾行がバレても自分も落ち込むけど相手もそうなるだろうとしています。これが肉を斬らせて骨を断つ戦法なのです。ホントか?
フロントのレイチェルからピーターの部屋に内線です。
誰かが泣いててうるさいと苦情とか。それはピーターのことらしい。ピーターだけが気がついてないのです。
レストランに入るピーター。
ウェイターにピーターが何でハワイで1人きりだ?と思い切り不審に思われています。ジョナ・ヒル扮するウェイターのマッシューが登場。
近くの席にサラ・マーシャルとアルダス・スノーがいます。
バーにて。
酔っぱらっているピーター。
レイチェルがやってきて話しとなります。
若い恋人連れが来ています。
キャストがわからん。セックスネタを入れてます。
サーフィンを習うピーター。
コーチ役の男がいます。名前はクールー。
インターネットのビデオチャットでブライアンと話しのピーター。
この友人のキャラは主人公に役に立たないアドバイスをしています。これがロマンティック・コメディのルーティンな手法のです。いいもんだ。
レストランにて。
レイチェルと話しをするピーター。
日本人の客には日本語で応対しているレイチェル。ハワイでは普通のことなのか?
アルダス・スノーが1曲歌います。何というか下品なセックスソングらしい。
海岸に移動して。
太ったオヤジと話しをしているピーター。
成り行きで豚を屠殺をすることになるピーター。やらなきゃよかったとなっています。
夜。レイチェルをデートに誘うピーター。
さっそく浜辺で話しとなります。
レイチェルは元恋人がサーファーで大学をやめたとか・・・今の仕事には満足しているとのこと。
レイチェルにロックオペラを書いてると話すピーターです。これ伏線です。
レイチェルは元恋人のサーファーと遭遇してケンカ騒ぎとなります。
このホテルのハワイアンのウェイターが元恋人なのか?よくわからん。
フラッシュバックでサラ・マーシャルの鞄持ち状態のピーターが描写されます。なるほど・・・
バーにて。
トイレにはコラージュの1部でレイチェルのヌード写真が貼られいてます。
バーのステージでドラキュラの出し物をやらされるピーター。思い切り暗い歌です。
この映画に登場するキーボードの類いは全部ヤマハのようです。タイアップなの?
ホテルに戻る2人。
レイチェルのクルマは何?小型の4ドアセダンです。私はこういうディテールが気になるのです。
バーにて。
レイチェルはデートではなく接待だとバーテンに言われるピーター。
若いカップルの男も来ています。色々とセックス絡みの悩みがあるらしい。
サラ・マーシャルに自分の主演TVドラマが打ち切りになったと電話が入ります。
で、恋人のツアーの話しを知らなかったサラ・マーシャル。
ドラマ打ち切りをピーターに話すサラ・マーシャル。これで話しが展開するのか?
アルダス・スノーにセックスの相談をしている若い男。
そんな感じでこういう風にやるんたとシミュレーションでセックスの特訓となっています。面白い。
レイチェルに誘われるピーター。
岬にハイキングとなるピーターとレイチェルです。
崖からダイビングのレイチェル。
続いてダイビングのピーターですが崖の途中にぶら下がることになります。それでも何とかダイビングとなります。
海面で勢いでキスしているピーターとレイチェルです。
部屋の移動となるピーター。
今度の部屋はサラ・マーシャルの隣の部屋です。
またサーフィンのピーター。
サーフィンはあまり上手くないようです。
フロントのレイチェルのところにサラ・マーシャルが来ます。
何となく話しをしているサラ・マーシャル。まだ痴話げんかには早いし何のつもりなのかわからん。
サーフィン中のピーター。
隣にアルダス・スノーが来ています。
話しをしていてサラ・マーシャルが1年間男2人、ピーターとアルダス・スノーを掛け持ちしていたことがわかります。ここはヨーロッパではないと激怒しているピーター。
サーフィンします。上手くいったとこでアルダス・スノーと激突のピーター。
珊瑚がアルダス・スノーの脚に刺さったりと大騒ぎとなります。
海岸でアルダス・スノーの血を見て失神のピーター。
気がつくとホテルの部屋でサラ・マーシャルがいます。
ピーターと別れた理由を話すサラ・マーシャルです。
何故かこのあたりでDVD片面2層の切り替えをやっています。
どうして切り替えを半端なとこでやるのでしょう。わざわざクリスティン・ベルのアップで切り替えています。わけわからん。
サラ・マーシャルとアルダス・スノー。
この2人ですが段々と上手くいかなくなっているようです。
成り行きでピーターとレイチェル、サラ・マーシャルとアルダス・スノーの4人で食事となります。
思い切り気まずい雰囲気となっています。
酒がどんどんと進んでいるモンタージュが入ります。
話題がセックスへと移ります。面白くないサラ・マーシャル。
食事が終わったら部屋に直行のピーターとレイチェル。
隣のサラ・マーシャルに聞こえます。で、負けずにセックスのサラ・マーシャル。
両方とも大声でセックスに励みます。セックス合戦になっています。
セックス終了後にサラ・マーシャルとアルダス・スノーは別れ話となっています。
翌日となります。
何だか気分がいいピーターの描写。
ロビーでアルダス・スノーと話しをするピーター。
英国に帰ると話すアルダス・スノー。
サラ・マーシャルとピーター。
よりを戻したいサラ・マーシャルはピーターをセックスへと誘います。
フェラチオとなりますが役に立たないピーター。
フロントに行ってレイチェルに話しをするピーター。
ですが話しが足らなくてレイチェルから別れ話となってしまいます。
バーのトイレに行ってレイチェルの写真を回収するピーター。
乱闘となりますが何とか回収します。写真をレイチェルに渡します。
で、飛行機に乗っているピーター。アパートに戻るようです。
アパートにて。
日々の暮らしのモンタージュとなります。ミュージカルの完成に心血を注いでいるらしい。ところでiMacはちゃんとスリープにして使っています。
ホテルのバーにて。
バーテンからピーターの事情を聞かされるレイチェル。
ピーターのパペットミュージカル ドラキュラの初日公演となります。
レイチェルが見に来ています。
公演を終えてレイチェルと再会するピーター。
携帯電話をかけてから会って、また全裸のピーターが出てきたりしますが、ハッピーエンドとなります。
そんなわけで、これも『無ケーカクの命中男 ノックトアップ』(2007年)と同じで少し変わったロマンティック・コメディのよい作品でした。
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