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2009.08.15

『センターステージ』(2000年)

この作品はニコラス・ハイトナー監督、アマンダ・シェル、スーザン・メイ・プラット他主演のバレエドラマのようです。
なおこの文はネタバレ全開となっています。

2000年 コロンビア・ピクチャーズ アメリカ作品
ランニング・タイム◆116分
原題◆Center Stage
プロット◆バレエの星を目指す話のようです。
音楽◆George Fenton
ソニー・ピクチャーズ発売のDVDにて。画質はよいです。

キャスト
アマンダ・シェル→ヒロインでブロンドのジョディ
スーザン・メイ・プラット→ブルネットのモーリーン
ゾーイ・サルダナ→黒人のエヴァ
シャキーム・エヴァンス→黒人のエリック
イリヤ・クーリック→ロシア人のセルゲイ
サシャ・ラデッキー→シアトルのチャーリー
ミーガン・ペピン→印象が薄いアンナ
ビクトリア・ボーン→重いエミリー
イーサン・スティーフェル→有名なクーパー・ニールセン
ピーター・ギャラガー→偉そうなジョナサン・リーブス先生
ジュリー・ケント→有名なキャサリン・ドナヒュー
ドナ・マーフィー→先生のジュリエット
エイオン・ベイリー→モーリーンの恋人ジム・ゴードン
エリザベス・ハバード→パトロンのジョーン・ミラー

この作品はバレエのシーンがよいとのことで見ました。私はバレエのことは全く知りません。見てわかるバレエマニュアルになっていれば私的には助かるのですが・・・。

ニコラス・ハイトナー監督の演出はよいと思います。
ダンスだけではなくて本編の演出もよかったです。見てて無駄なダラダラとあいさつしてたり歩いてたりというムダなシーンがありませんでした。

俳優さん達ですが、俳優が本職でバレエもやってる人達、バレエが本職で演技もやってる人達との組み合わせのようです。人数の割合はどうなんでしょう。→女優さんと男性バレエダンサーの組み合わせで、踊らない男は俳優さんが担当しているようです。

バレエが踊れる人は演技は二の次でもやってるという感じなの?私としては普通に喋れれば演技力なんてそんなに必要ではないと思っています。そんな感じでバレエが本職の人の演技はそんなに不自然には感じませんでした。

バレエの練習の前にシューズの慣らしをやっている描写がありました。脚の指をテーピングしたりと、なるほど色々とやっています。

厳しい条件となっていて1年で男女3人ずつが残ることになるとのこと。1年なんてあっというまでしょう。これはプレッシャーがかかります。

ヒロインがブロンドで対抗キャラがブルネットとなっていてわかりやすくなっています。これで少女漫画みたいにトゥシューズに画鋲でも入れればもっとわかりやすくなりますがそこまではやっていません。当たり前ですか・・・。
このブルネットのモーリーンが残る候補1番手となっていました。
何故か違うダンススタジオに通うブロンドのヒロインのジョディ。これはバレエの練習の一環のようです。見ててわかりませんでした。わかるようにちゃんと描写しなさい。

有名バレエダンサー同士のシーンでキスしていましたがバレエってダンスしている最中にホントにキスをするんですか?

クライマックスでの出し物は一見斬新なようで実はよくある斬新なパターンの物なのかもしれませんが素人の私からみるとわかりやすくて面白かったです。ライバルが対称的な伝統的出し物となっているのが少女漫画チックです。悪くない。
この斬新な出し物を見てのピーター・ギャラガー扮する偉そうなジョナサン・リーブス先生のリアクションがいい。

ヒロインでブロンドのジョディを演じるアマンダ・シェルは堂々たる踊りっぷりでした。バレエをやるにしては少し太めなのがいい。見栄え優先なのが映画向きです。

バレエダンサーで有名らしいクーパー・ニールセンを演じるイーサン・スティーフェルのキャラクターは映画と全く同じとのことですがそれもそうだろうと思わせる感じでした。ロシア人かと思ったらアメリカ人なの?よくわからん。

回る回るバレエは回る・・・
バレエでターンするときに体が回転するより遅れて顔が回転してその顔が正面で一瞬止まるのが印象に残ります。これはうろ覚えですがバレエでターンするときに目が回らないコツだとTVで知ったような。そう思って見てますとバレエに限らず何のダンスでもターンする時にはそのようしているようです。ダンスの経験がない人がターンするときは顔が正面で止まらないので、この人はダンスをやってるかやってないかの目安になると思えます。

話しはルーティンそのものですが意外と面白かった。
見どころはバレエのシーンだけで本編は少女漫画チックでイマイチと予想していましたがそうでもなく思ったより出来がよかったです。これは得をしました。私のようなバレエに関しての素人にもわかりやすい話しだったようです。

そんなわけでダンスシーンだけではないよい作品でした。
結局バレエについてはわからないままでした。まあいいけど。


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