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2009.06.14

『霊視』(1999年)

この作品はポール・マーカス監督、キーファー・サザーランド、ポリー・ウォーカー主演のサイコメトリー・サスペンスのようです。
なおこの文はネタバレ全開となっています。
サイコメトリーの能力がある刑事という話しで見ました。

1999年 プロマーク アメリカ作品
ランニング・タイム◆101分
原題◆After Alice
プロット◆超能力で事件を解明する話しのようです。
音楽◆Michael Hoenig
スカイパーフェクTV728ミステリチャンネルにて。画質はまあまあ。

キャスト
キーファー・サザーランド→マイケル・ヘイデン刑事
ポリー・ウォーカー→超心理学のヴェラ・スワン博士
ヘンリー・ツァーニー→サイコメトリーの先輩ハーヴィー
ロン・サロシアック→相棒のレイ・コームズ
スティーブン・オウイメット→容疑者のウッド
A・フランク・ラフォ→バーテンのアルビン
ゲーリー・ハドソン→上司のジョン
ステファニー・ベルディング→婦警のタルボット
不明→謎のシリアルキラー、ジャバウォッキー
ローレン・パターソン→最初の被害者アリス・ルリー
デニス・アカヤマasアキヤマ→検視医のアジア系オウエン
コーリン・グレーザー→死んだ記者のトム・エリソン
マーガレット・クロフォード→トムの姉マーガレット・エリソン


ポール・マーカス監督の演出はまあよいと思います。
捜査活動で倉庫の2階から落ちたショックでサイコメトリーの才能に目覚めたアル中の刑事が主人公の話しです。
で、サイコメトリーの先輩ヘンリー・ツァーニーがその刑事にしつこく絡んだりしていました。

どこの都市が舞台なのでしょう。橋が出てきたからシカゴ?なのかと思った。
全体的にユーモアはありません。キーファー・サザーランドとヘンリー・ツァーニーが絡むとこでは少しだけあったような。

ごく普通の謎解き物でした。
超能力のサイコメトリーが絡んでいるからもっとぶっ飛んでいる話しなのかと思ったら意外と普通でそうでもなかった。
これなら同じような設定のアリー・ウォーカーが出てる『犯罪心理捜査官』(1993年)を見たほうがよかったような。
そもそもポリー・ウォーカーとアリー・ウォーカーを混同していたようです。

キーファー・サザーランドのマイケル・ヘイデン刑事は熱演していました。
まだTVシリーズ『24 -TWENTY FOUR-』(2001年〜)で有名になる前の作品です。それにしても親父ゆずりのあくの強いルックスなのでキャラが限定されるような、けっこう他の出演作品も見てるのですが何故か印象が薄い。不思議です。
『連鎖犯罪 逃げられない女』(1996年)◆異常性格の殺人鬼役です。似合っています。
『ダークシティ』(1998年)◆科学者役です。微妙なところです。
『フォーン・ブース』(2002年)◆この作品はホトンドが声だけなので印象は薄いのは無理はないけど・・・。

ヒロインのポリー・ウォーカーは初めて見ます。アリー・ウォーカーとは関係がないのかな?
ウォーカーというとMLBの選手の名前を連想します。MLBコロラド・ロッキーズにはラリー・ウォーカーという名の選手がいました。
大昔の選手ではディキシー・ウォーカー、ハリー・ウォーカーの兄弟もいたりします。ディキシー・ウォーカーとはカッコいい名前で印象に残ります。

そんなわけでごく普通のサスペンスのまあまあな作品でした。


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