『目撃者』(1999年)
この作品はグレーム・クリフォード監督、ナターシャ・ヘンストリッジ、ジョナサン・シャーチ主演の暗殺サスペンスのようです。
なおこの文はネタバレ全開となっています。
1999年 ル・モンド/シタデル アメリカ作品
ランニング・タイム◆95分
原題◆The Last Witness◆この原題はimdbではCaracaraとなっていました。
プロット◆暗殺騒動に巻き込まれる話しのようです。
音楽◆クリストフ・ベック
キャスト
ナターシャ・ヘンストリッジ→博物館勤めのレイチェル
ジョナサン・シャーチ→殺し屋デーブ・マクミラン
ローレン・ハットン→アル中のママ、シンシア
ロビン・ブルール→友人のクリスティ
マイケル・フィリポーウィッチ→ジャック・ペリグリーノ警部
ケイト・グリーンハウス→同僚のディーナ刑事
スコット・ウィックウェア→FBIを名乗るハーツ(白人)
ジム・コドリントン→FBIを名乗るハーセル(黒人)
カルロ・ロタ→殺し屋の雇い主の武器商人ザンダー
フラック・ムーア→暗殺関係者ローリン大佐
デビッド・マクルライス→暗殺関係者クランサー
ロイ・ルイス→暗殺の黒幕ケンパティ
スカイパーフェクTV728ミステリチャンネルにて。画質はよいです。
ナターシャ・ヘンストリッジ主演のサスペンスで見ました。
グレーム・クリフォード監督の演出はよいと思います。
N.Y.が舞台になっています。
暗殺関係は大風呂敷な話しで登場人物が多過ぎて誰が誰だかよく分からないが結構面白い。アフリカのモモカラという国の大統領を暗殺して1部族を虐殺云々が暗殺の背景になってます。
暗殺の手法はバズーカ砲で狙撃という豪快なもの。
ヒロインの妨害で目標を外してしまい川で爆発します。
バズーカ砲で撃ったとこはCGで描写していました。低予算なのでCGはこのために使うという失敗のシーンでした。
クライマックスでの陽動のクルマを爆破するシーンもミニチュア使用のようですが編集が上手くごまかしていた感心しました。低予算な作品でもやるものです。
キャストで・・・
ナターシャ・ヘンストリッジはあまりルックスには印象がなく、この作品でよく見れば何となく無愛想で不機嫌なキャメロン・ディアスといった感じです。なかなかよろしい。
鳥を飼ってて、その鳥から見た主観ショットが使われていました。何かの伏線になっているのかと思ったらそうでもなかった。あまりやりすぎると予算がかかるのでやめたのかもしれません。
鳥の名はハンフリー。鷹みたいなタイプで種類はカラカラと言ってました。あまり知らない名の鳥です。
ナターシャ・ヘンストリッジの1番有名な作品はやはり『スピーシーズ 種の起源』(1995年)となるでしょう。代表作があるだけまだ運がいい。
ジョナサン・シャーチ扮する殺し屋デーブ・マクミランのキャラ。
殺しが楽しみと称するビジネスライクではなくてサイコなキャラの殺し屋でした。変装が得意。熱演してました。
この殺し屋の暴走のせいでまた話しが少し込み入ってました。
この人の名前の表記がいつのまにかジョナサン・シャーチからジョナサン・シェックになっています。英語から日本語カタカナの表記なんて正解はないのではと思えますが。
ヒロインのアル中の母役のローレン・ハットン。
モデルから女優になった人で同じコースをたどったナターシャ・ヘンストリッジの先輩にあたります。
ところでローレン・ハットンは映画にはあまり執着がないようです。どうでもいいような作品が多いみたいです。
代表作はダニエル・シュミット監督の『ヘカテ』(1982年)でしょう。
前歯のすきっ歯を直さないのはモデル時代からのポリシーだそうです。
そんなわけでサスペンスアクションの水準な出来のまあまあな作品でした。
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