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2009.05.24

『双頭の殺人鬼』

この作品はジョージ・P・ブレイクストン監督、ピーター・ダインリー主演のキワモノなSFアクションのようです。
なおこの文はネタバレ全開となっています。

1959年 ロパート・ピクチャーズ アメリカ=日本作品
ランニング・タイム◆72分
原題◆The Manster
プロット◆生体実験に失敗する話しのようです。
音楽◆小川寛興
TCメディア/ニューライン/オルスタックピクチャーズ発売のDVDにて。画質はそれなりに悪い。

キャスト
ピーター・ダインリー→海外特派員のラリー・スタンフォード
ジェーン・ヒルトン→ラリー夫人のリンダ・スタンフォード
中村哲→マッドサイエンティストの鈴木博士
テリー・ジマーン→鈴木博士の秘書タラ
ノーマン・バン・ハウリー→ラリーの上司イアン・マシューズ
武智豊子→鈴木博士の実験台になったエミコ
ジェリー伊藤→警視庁のアイダ警部
アラン・タールトン→ジェンセン医師


ジョージ・P・ブレイクストン監督の演出はまあまあだと思います。
全体的にそんなに下手ではないけどけっして上手くはないです。演出は特に変わったことはしていません。
双頭の特殊メイクや、変身した後の着ぐるみはそれなりにひどいといった感じ。とてもほめられたものではありません。
アメリカの独立系プロが日本でロケした低予算な作品です。そんな感じで期待をしてはいけません。

レイ・ミランド晩年のキワモノ作品『双頭の男』(1972年)を見たことがあるので、それならこの作品もと見ました。期待はしていません。

温泉です。
入浴してる女性が襲われます。
最初からこんな感じです。期待をしてはいけません。

タイトルです。
スタッフには日本人が多い。これは単なるコストダウンでしょう。

温泉の女性3人は殺されています。

中村哲扮するマッドサイエンティストの鈴木博士が山を登る。
山小屋に着きます。どうやら研究所のようです。
ところでカナダ・バンクーバー出身の中村哲は日本語より英語の方が流暢です。そりゃそうか。この作品は全編英語です。

ケンジと呼んでいますが誰?。
エミコという凄い顔の人が檻に入れられています。
どうやらの鈴木博士の実験に失敗してこうなったようです。

ケンジというのが温泉の女性を殺していた化け物のことのようです。
ケンジはエミコの弟で、エミコは鈴木博士の夫人なので義理の弟です。
何か凄いキャラ紹介です。

今度は違う白人の男が山を登る。
ピーター・ダインリー扮する海外特派員のラリー・スタンフォードが登場。
取材を受ける鈴木博士ですがラリー・スタンフォードの体調についてしつこく聞いています。どうやら実験台にするつもりらしい。

実験室に戻りテリー・ジマーン扮する鈴木博士の秘書タラと話しをしつつ実験する用意をしています。
寝てるラリー・スタンフォードのとこに戻り注射をします。
起きたラリー・スタンフォードはそのまま東京に戻ります。
話しが早いというか何か凄いな。

会社にて。
ノーマン・バン・ハウリー扮するラリーの上司イアン・マシューズと仕事の話しをしているラリー・スタンフォード。もうすぐ帰国する予定です。
ニューヨークにいるリンダ夫人から国際電話です。話しをするラリー・スタンフォード。
まだキャラ紹介の続きのようです。

お別れパーティは当然というか日本風に料亭となります。
やはりというか芸者が出てきます。
鈴木博士と飲んでるラリー・スタンフォード。
芸者ってキスまでするのか、凄いサービスぶり。当然と日本描写は結構いい加減です。

会社にて。
上司イアン・マシューズと話しをしているラリー・スタンフォード。
帰国する前に温泉に招待されていると言ってます。

温泉です。
鈴木博士に招待されているラリー・スタンフォード。
秘書のタラもやってきます。

タラと一緒に風呂に入るラリー・スタンフォード。
湯船に仕切りがあります。「ジェリコの壁か?」と軽く突っ込みのセリフが入ります。→元ネタは『或る夜の出来事』(1936年)です。
で、体に異常をきたすラリー・スタンフォード。
怪しい雰囲気になると定番のテルミンの音楽が鳴り響きます。

秘書のタラとホテルに戻るラリー・スタンフォード。
そこにはリンダ夫人と上司イアン・マシューズがいました。
痴話げんかとなります。→何でそうなるの?

ラリー・スタンフォードはいよいよ変身となります。
でもまだ右手だけのようです。隠します。
続いてやってきたリンダ夫人と夫婦喧嘩にもなっています。→もういいって。

外に出たラリー・スタンフォードはお寺に入ります。
そんなこんなで溶暗となりどうやら和尚を殺したようです。
秘書のタラのとこに戻るが何も覚えていないラリー・スタンフォード。

バー?にて。
リンダ夫人と上司イアン・マシューズは話し込んでいます。
続いて上司イアン・マシューズは別なところで飲んでるラリー・スタンフォードのとこへ行って話し込みます。

夜道で女性を襲うラリー・スタンフォード。
何故か女の人はチャイナドレス風の服装です。
続いて着物の女性を襲うラリー・スタンフォード。ここは日本風になっています。

研究所にて。
鈴木博士と秘書タラ。話しをしています。
気が変わりつつあるタラ。この人は結構重要なキャラかと思っていたけど・・・

ラリー・スタンフォードのアパートにて。
上司イアン・マシューズとアラン・タールトン扮するジェンセン医師がやってきます。
追い返すラリー・スタンフォード。
変身は進んでいます。肩口に目があります。

夜道を歩くラリー・スタンフォード。
ジェンセン医師の病院に入ります。
いよいよ双頭の男に変身するラリー・スタンフォード。
これを見てジェンセン医師が呼んだ警察が押し寄せてきます。
ジェリー伊藤扮する警視庁のアイダ警部が登場です。

中村哲と同じく日本語より英語が流暢なアメリカ合衆国・ニューヨーク生まれのジェリー伊藤です。
この2人は『モスラ』(1961年)でおなじみだったりします。

ラリー・スタンフォードのアパートにて。
上司イアン・マシューズがやってきます。ラリー・スタンフォードは不在です。
で、入ってくるのは誰かと思えば実は掃除婦のおばあさんでしたというギャグ?が入ります。

警察にて。
記者会見のアイダ警部。
証拠の数珠を渡す上司イアン・マシューズ。

夜のお寺境内にて。
お巡りに見つかる双頭のラリー・スタンフォード。
追っかけアクションとなります。
このシーンの締めは鐘付き棒にお巡りの死体が乗っかっているオチとなります。

ラリー・スタンフォードのアパートにて。
リンダ夫人がやってきます。
双頭のラリー・スタンフォードと遭遇します。これはビックリとなります。
警察がやってきたのでここをズラかる双頭のラリー・スタンフォード。
また追っかけアクションとなっています。追うアイダ警部。

タラ秘書のアパートだか旅館のようなとこにて。
双頭のラリー・スタンフォードがやってきて暴れ回ってズラかります。
遅れてやってくる警察。
ここに電話が入り受けるアイダ警部。双頭のラリー・スタンフォードが造船所に逃げたと連絡が入ります。

造船所にて。
追っかけアクションとなります。
結局逃げられます。

研究所にて。
鈴木博士と秘書タラ。話しをしています。
双頭のラリー・スタンフォードはここに戻ってくると鈴木博士。
これは帰巣本能?なのか。結構マジなの?

双頭のラリー・スタンフォードは山を登る。
研究所に戻るらしい。

研究所にて。
長々と告白してから檻の中のエミコを撃つ鈴木博士。
中村哲はマッドサイエンティストを大熱演しています。評価は出来ます。

何故か火山が爆発しています。
日本の特撮作品的なご都合主義な描写のようです。

研究所にて。
鈴木博士がハラキリをしようとしているとこに双頭のラリー・スタンフォードが戻ってきます。
鈴木博士は猫なで声を出し大人しくさせた双頭のラリー・スタンフォードの腕に新薬の注射をします。
警察も研究所に押し寄せてきます。

このへんになるとつじつま合わせで精一杯といった感じ。せっかくのクライマックスがキャラの整理でやたらと忙しいだけです。
タラを抱えて研究所の外に出る双頭のラリー・スタンフォード。
火口近くで分離となる双頭のラリー・スタンフォード。
タラは分離した怪物に火口に放り込まれ、その分離した怪物を火口に放り込む元に戻ったラリー・スタンフォード。これで始末はついたらしい。
そんなこんなで唐突にエンドとなります。マジで唐突でした。


そんなわけでそれなりな出来でやっぱりキワモノな作品でした。


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