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2009.05.03

『ミッシング・ハイウェイ』(2003年)

この作品はマーカス・アダムズ監督、マデリーン・ストウ、ミーシャ・バートン、ビジュー・フィリップス、ノーマン・リーダス、ジョナサン・リース・マイヤーズ主演のよくわからないサスペンスのようです。
なおこの文はネタバレ全開となっています。
ミーシャ・バートンが出ているで見ました。マデリーン・ストウが出ているのもあります。


2003年 フィルムアート・ルクセンブルグ/DELUX・プロ/ハイオクタン・プロ/テイク4パートナーシップス・プロ/ハーベスト・ピクチャー ll リミテッド/ランダム・ハーベスト ハーベスト・ピクチャーズPLC/フォーホースメン・フィルムズ/オーバーシーズ・フィルムグループ/ファーストルック・ホーム・エンタテインメント 英国=ルクセンブルグ作品
ランニング・タイム◆91分
原題◆Octane◆Pulse
プロット◆謎の宗教集団に遭遇する話しのようです。
音楽◆Simon Boswell
SPO発売のDVDにて。画質はよいです。

キャスト
マデリーン・ストウ→母親のセンガ・ウィルソン
ミーシャ・バートン→娘のナターシャ・“ナット”・ウィルソン
ビジュー・フィリップス→インド帰りのヒッチハイカー
ノーマン・リーダス→レッカートラックの男
ジョナサン・リース・マイヤーズ→謎の教祖様
ゲーリー・パーカー→カメラのの男
アンバー・バティ→その連れの女
レオ・グレゴリー→へそピアスの男。
ジェニー・ジュールス→Highway Patrol Sergeant
パトリック・オケイン→タンクローリーの運転手
マーティン・マクドゥガルl→Motivational Speaker
ナイジェル・ウィットミー→スティーブンス刑事
Samuel Fröler→別れた夫マレク・ウィルソン


マーカス・アダムズ監督の演出はよいと思います。
意味ありげな描写が山ほど入っています。
何となく『サイレントヒル』(2006年)に感じが似ていると思いました。この作品の方がが早いのか。

で、普通のサスペンスと超常現象ありの設定がまぜこぜになっていて、見てて焦点が定まらない。どっちかにせんかいとなります。何でもありはダメです。それを押し切る演出力もないようです。
プロダクションの数が半端ではなく多くて妙な出来になっているのはこのせいかも。


キャストですが・・・
ノーマン・リーダス→レッカートラックの男
ジョナサン・リース・マイヤーズ→謎の教祖様
最初はこの2人の区別がつかなかった。似てます。確か競演作品があったような。→『処刑人』(1999年)かと思っていたが調べたら違っていました。ノーマン・リーダスとショーン・パトリック・フラナリーのコンビでした。

女優さんは3人出ています。
マデリーン・ストウ→母親のセンガ・ウィルソン
ミーシャ・バートン→娘のナターシャ・“ナット”・ウィルソン
ビジュー・フィリップス→インド帰りのヒッチハイカー
みなさんいいものです。私は3人ともいい。


タイトル。
目に血が入る男。雨の夜のハイウェイにて。
交通事故でした。

タイトルの続きとなります。
タイトル名はOctaneではなくPulseと出ています。

夜のハイウェイをジープのSUVが走る。
マデリーン・ストウ扮する母親のセンガ・ウィルソン
ミーシャ・バートン扮する娘のナターシャ・“ナット”・ウィルソン
の2人が登場。
母と娘は不仲です。

タバコの火のクローズアップショットがあります。
交通事故の現場を通りがかります。
交通事故現場にいるカメラの男と椅子に座ってる女。
カメラで撮られる母。

レッカートラックです。
ノーマン・リーダス扮する運転手の男が登場。
現場を調べています。

人形を引いてしまう母。
休んだ方がいいと娘のナット。

ドライブインにて。
歌が流れます。
母娘はコーヒーとレッドブルを注文しています。

この辺はドライブインと交通事故現場のカットバックが多用。

ドライブインにて。
カメラの男と連れの女がいます。

ビジュー・フィリップス扮するヒッチハイカーが登場。
母がいない隙に娘のナットが乗せてしまいます。
インド帰りと称しているヒッチハイカーの女です。

ドライブインではTVゲームをしている男。
クラッシュさせてゲームを中断させる男。
これが最初は誰が誰だかよくわからん。

ジープのSUVにて。
インド音楽のCDを聞いています。

こんな感じに意味ありげなシーンが続きます。さてどうなる。

熊の像がある公園でヒッチハイカーの女を降ろします。
で、CDを忘れていると戻って探すがいない。

ハイウェイにて。レッカートラックが止まります。
引いてる事故ったクルマを調べる男。
注射器の針があります。

走るジープのSUVにて。
別れたパパがプレゼントを届けてくれるので待つことになります。

レストラン・ベニーズにて。
別れたパパが来るのを待つ母と娘ナット。

TVでは怪しげな男が話しをしています。
この言う通りに目を閉じた母。目を閉じてドアを開ける。
何故か母の名前を知っててセンガと言ってる。
ここは超常現象ありな感じな描写になっています。

レッカートラックはドライブインに入る。

別れた父もやって来ます。
外で娘ナットと会っています。父は帰ります。
そのプレゼントのコンサートチケットを取り上げる母。これで本格的に母娘ゲンカとなっています。

で、娘ナットがいなくなります。
キャンピングカーに乗っている娘ナットを目撃する母。

レストランに居合わせた黒人女性警官に通報する母。
無線で手配して追うパトカー。

ジープのSUVを発車させる母。
キャンピングカーとタンクローリーを尾行します。

コンテナ倉庫みたいなとこに入るパトカー。
ジープのSUVも続けて入ります。
キャンピングカーがいます。カメラの男と女がいます。

キャンピングカーを調べる母。
天窓から侵入します。中は怪しい品物が一杯あります。
ホームビデオにはどうやら行方不明ななった女性のインタビュー映像が入っています。怪しい。
で、カメラ男の連れのの女が戻って見つかりそうになります。
何とかやり過ごします。

ここを出るキャンピングカーとタンクローリー。
尾行する母のSUV。

ジープのSUVの後席にはヒッチハイカーの女がいました。
いきなり首を締められの母、運転を誤って道路外に転落するジープのSUV。
逃げるヒッチハイカーの女。タンクローリーに乗って逃げてます。

タンクローリーの中は人が入れるようになっています。
ラリっている人達がいます。
ヒッチハイカーの女。
娘ナット。
TVゲームをしていた男。
ここでラリってるモンタージュが入ります。コマ落とし。レーシングTVゲームの映像。等々。ここは結構わかりやすい。

SUVが転落したとこにレッカートラックの男がやってきます。
母に一緒に来いと言ってます。
で、レッカートラックで移動となります。
妹クリステンは死んだと言ってる男。復讐に燃えているらしいキャラです。

警察にて。ブラットフォード署。
事情を話している母。あまり話しが通じてないような。
担当のスティーブンス刑事は夫に電話する。すると妻は少しおかしいと言ってます。
娘ナットをここにいるとも言っています。
そんなわけで今回は見逃すからと放免となる母。

さてどうしましょうとなる母。
レッカートラックの男を見張ります。

レストラン・ベニーズにて。
母の妄想かもという描写も入ります。
そんなわけで乱闘騒ぎを起こす母。少しくどい描写なのがマイナスポイント。

そんなとこで、例のカメラ男と女、タンクローリーの運転手が母を追い回します。
写真ボックスに隠れている母。

で、またジープのSUVで追う母。

タンクローリーの中にて。
へそピアスをする娘ナット。ここを念入りに描写しています。もちろん吹き替えですけど。
このへそピアスを施す男を誰?とわけわからん。タンクローリー内にずっといるのか?

リサーチ・センターなるとこに入るキャンピングカーとタンクローリー。
レッカートラックとジープのSUVも入る。

レッカートラックの男はなにやら仕掛けをしています。

何かの儀式が行われるようです。
クルマの風洞実験のテストルーム内の娘ナット。
でかいアメ車のクルマがあります。
中には教祖様がいます。

爆発が起きます。
これで連中の半分は片づきます。
残りは、へそピアスの男。ヒッチハイカーの女。教祖様。となります。

風洞実験のテストルームではカミソリの儀式のようです。
生け贄が娘ナットということらしい。

助けに入る母。
娘ナットはまだ母と口論している。こんな状況でそんなことをやってる場合ではないでしょうとなります。見ててイライラします。

で、今度は無反響室のようなとこに隠れてる娘ナット。

母の前にTVの男が現れます。
ダミーの人形を抱かされます。
こんな感じに思い出したように幻想描写が入ります。

逃げる娘ナット。
ミーシャ・バートンは熱演していますが空回りな感じ。この作品に出演して、これは失敗したな。

レッカートラックの男は母に事情を話す。
別れた夫はすぐに殺されていたとか・・・

で、どうなる。
ナットを説得する母。
リモコンをオンにする母。爆発となります。これで教祖様と瀕死のレッカートラックの男が吹っ飛ぶ。
これでことは終わったらしい。

エピローグ。
明け方のハイウェイを走るジープのSUV。
GSに入ります。このすぐ後の母がいない間に例のアメ車が入ります。
ジープのSUVのルームミラーにカミソリが残されます。
エンドとなります。意味深にしていますがあまり効果はないような。


そんなわけでどうせならもっとぶっ飛んでいたらよかったなと思えるまあまあな作品でした。
女優さん3人でなんとかもっていました。



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