『ペーパーバック・ヒーロー』(1998年)
この作品はアンソニー・J・ボウマン監督、ヒュー・ジャックマン、クラウディア・カルヴァン主演のロマンティック・コメディのようです。
なおこの文はネタバレ全開となっています。
1998年 オーストラリア作品
ランニング・タイム◆93分
原題◆Paperback Hero
プロット◆シドニーに行って戻る話しのようです。よくわからん。
音楽◆Burkhard von Dallwitz
スカイパーフェクTV260シネフィル・イマジカにて。画質はよいです。
キャスト
ヒュー・ジャックマン→トラック運転手兼ロマンス作家のジャック
クラウディア・カルヴァン→パイロットのルビー
アンドリュー・S・ギルバート→ルビーの婚約者ハミッシュ
ジァニー・ドリナン→店を買いたいスージー
アンジー・ミリケン→出版社のジギー
アンソニー・J・ボウマン監督の演出はまあよいと思います。脚本も兼任。
紹介によるとロイ・オービンソンの歌が流れているとのこと。さすがに私でも聞いたことがあるナンバーが多いシンガーです。。
ヒュー・ジャックマンはヒロインのクラウディア・カルヴァンに次の2番目のクレジットでした。まだスターではない頃なのです。
トラックを運転しながら小説のネタを考えているヒュー・ジャックマン扮する運転手兼ロマンス作家ジャックと出だしから面白そうになっていました。
小説が売れて書いたことになっているヒロインでパイロットのルビーと一緒にトラックでシドニーに向かいます。その途中でルビーは新作の原稿を読んで打ち合わせのようなことをしていました。
これでユーモア全開で話しが進めばよかったのですが予想よりシリアス調で話しは進んでて見てて面食らいました。
普通のロマンティック・コメディではなくてこれはあてが外れました。ヒロインの女優さんがもう一つなのもマイナスポイントになります。
携帯電話が圏外なとこの町から話しが始まります。
2人がシドニーに着いたとこで有名な橋がどこかで見たようなアングルで撮られていました。→それは『めまい』(1958年)での金門橋です。これは有名なシーンなのです。
シドニーのカラオケバーでヘタな『プリティーウーマン』を歌ってるシーンがありました。この後にヒュー・ジャックマンとヒロインのクラウディア・カルヴァンのデュエットがありました。
歌の方はまあまあなヒュー・ジャックマン。→これは演技だったようです。実は歌えるヒュー・ジャックマンです。
オーストラリアなのでヒツジが出ていました。
オーストラリアってその辺の道路に軽飛行機が降りられるようです。都会ではないせいもあるようですが。
この作品で初めて見たヒュー・ジャックマンは確かにクリント・イーストウッドによく似てて横顔なんてそっくりです、それとは別に全体的な感じとしてジャン=ポール・ベルモンドにも似ているような。これでルパン三世の実写版の主役は決まったかも?
他の作品でもよくあるらしいヒュー・ジャックマンの上半身裸のシーンがちゃんとあったりします。
ヒュー・ジャックマンとアシュレイ・ジャッド共演のロマンティック・コメディ『恋する遺伝子』(2001年)でもちゃんとありました。
もう少しコメディ色が強い方がよかったような。それぞれに恋人がいる設定になっていましたが、ここは基本の三角関係にしたほうがと思えました。
そんなわけでスターになる前のヒュー・ジャックマンが見れただけでいいと思える、まあまあな作品でした。
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