『水曜日に抱かれる女』(1993年)
この作品はニコラス・カザン監督、ジェームズ・スペイダー、メッチェン・エイミック主演のサスペンスです。
なおこの文はネタバレ全開となっています。
1993年 アメリカ作品
ランニング・タイム◆103分
原題◆Dream Lover
プロット◆とんでもない女に引っかかる話しのようです。
音楽◆クリストファー・ヤング
パーフェクTV311にて。画質ととてもよい。絵だけはやたらきれい。
キャスト
ジェームズ・スペイダー→ヤングエグゼクティブな建築家レイ・リアードン
メッチェン・エイミック→気の長い詐欺師リナ・マシューズ
ベス・アームストロング→レイ・リアードンの前妻エレイン
アジア系の人は『ザ・シークレット・サービス』(1993年)に出てたみたい。→クライド・クサツ
ニコラス・カザン監督の演出はまあよいと思います。
全体的に無難な出来となっています。
どこが都市が舞台になってるのかわからん。メッチェン・エイミックはN.Y.から来たと言ってるけどどこなのでしょう。
2人の出会い。主役2人だと会話シーンはショット切り返しをしています。行きずりの人の時は切り返してません。
寿司バーにて。日本語が出てきます。
幻想の遊園地のシーンは何を表わしている?
妙に凝っているとこもあります。
2人はあっという間に結婚して子供が出来てしまいます。
突然時間の進行が速くなってる。と、思ったらジェームズ・スペイダー扮する主人公はホントの自分は云々と安部公房みたいな問答をしたりとわけわからん。
これで全て主人公の気のせいでしたではこまったものですがそうはならずによかった。そういうのは『断崖』(1941年)で充分です。
そんなこんなで精神病院送りにされた主人公に考えがあると期待を持たせた割にはあっけない落ちでした。精神病の患者は罪に問われないだと。見てて腰が抜けた。
だから安易なオチはダメなのです。それが何でわからんのだろう。
この作品もアルフレッドヒッチコック監督の引用が目立ちます。ダンスのショットを象徴的に使ってます。これは『疑惑の影』(1943年)かも・・・
とてもきれいに撮れているメッチェン・エイミック。
ファッションはデニムのシャツにジーンズとベイシックなスタイルから後は色々。とにかくきれいに撮れています。
ヌードのサービスまでありました。これはよかった。
そんなわけでメッチェン・エイミックがきれいに撮れているまあまあな作品でした。
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