『電撃フリント アタック作戦』(1967年)
この作品はゴードン・ダグラス監督、ジェームズ・コバーン主演のスパイアクションシリーズ2作目です。
なおこの文はネタバレ全開となっています。
1967年 ソウル・デビッド・プロ/20世紀フォックス アメリカ作品
ランニング・タイム◆108分
原題◆In Like Flint
プロット◆悪の組織を壊滅させる話しのようです。
音楽◆ジェリー・ゴールドスミス→才能の無駄遣いだ。
20世紀フォックス発売のDVDにて。画質はよいです。
キャスト
ジェームズ・コバーン→万能スパイのデレク・フリント
リー・J・コッブ→フリントの上司クラムデン
ジーン・ヘイル→リサ/セールスウーマン/高校教師
アンドリュー・デューガン→トレント大統領
Steve Ihnat→裏切り者のカーター准将
トーマス・ハッソン→クラムデンの助手エイブリー
メアリー・マイケルl→→フリントの彼女テリー
ダイアン・ボンド→フリントの彼女ジャン
ジャッキー・レイ→フリントの彼女デニース
イボンヌ・クレイグ→ロシアのバレリーナ ナターシャ
アンナ・リー→大幹部のエリザベス
トッティ・エイモス→大幹部のシモーヌ
ハンナ・ランディ→大幹部のヘレナ
ゴードン・ダグラス監督の演出はよいと思います。
『放射能X』(1954年)の監督なら出来はそんなに悪くはないと思えます。
全体的に1作目の『電撃フリント GO!GO作戦』(1966年)よりコミカルな感じが強くなっています。あれよりコミカルなのかというとそうなのです。
ゆるさの方もそれなりゆるい出来になっています。慣れるとこれもこれでいい。
タイトル
タイトルパックでおっぱいが見えています。いいのか?。R指定になるのでは?この当時はアバウトだったようです。
バージン諸島にて。
作画合成あり。
海辺のリゾートみたいなとこです。後でここは美顔倶楽部とわかる。
ジーン・ヘイル扮する幹部リサが登場。
白いパンツスーツ姿です。
望遠鏡でミサイル基地を見ています。
ということはここが悪の組織のアジトなのか。
発表の席です。
リー・J・コッブ扮するフリントの上司クラムデンが登場。
ホットラインが入ります。この呼び出し音が何故か印象に残る。
裏切り者のカーター准将も登場。
替え玉作戦とは?と話しは進む。
宇宙ステーションにて。
女性飛行士が2人います。
ゴルフ場にて。
アンドリュー・デューガン扮するトレント大統領とゴルフのクラムデン。
ここで悪の組織の小細工がはいります。
ゴルフボールが爆発して白煙が充満して凝固する人達。
この隙にトレント大統領が替え玉と入れ替わります。
ヘリコプターで運ばれる本物のトレント大統領。
クラムデンのオフィスにて。
ストップウォッチの3分の空白が気になってデレク・フリントに会いに行くクラムデン。
N.Y.にて。
デレク・フリントのアパートに入るクラムデン。
女性が3人がいます。
メアリー・マイケル扮するテリー
ダイアン・ボンド扮するジャン
ジャッキー・レイ扮するデニース
セールスウーマンもいます。ミス・ノートン。これが悪の幹部リサなのです。
プールのフリントと会うクラムデン。
イルカの言語の研究しているらしいデレク・フリント。
このイルカの名前はエリック。これはあまり関係はなかったような。
赤いドレスのテリー。
ライターの仕掛けのデモをするデレク・フリント。
何とかかんとかのあれな破壊光線のようでビリヤードのボールを破壊します。この仕掛けがよく活躍するのです。
レストランにて。
食事中のクラムデン。
隣の席に美人がやってきます。
ブロンド、黒ぶちメガネ、グレイのドレス。
ノーマ・ベンソンと名乗ります。これが悪の幹部リサでした。
クラムデンのタバコの火をつけるノーマ・ベンソン。
それでどうなるかというと・・・
安ホテルにて。
ベッドで写真を撮られるクラムデンとなります。
ワシントンD.C.の当局にて。
尋問されるクラムデン。このままでは失脚するようです。
黄色いクラシックタイプのスポーツカーで空港に到着のデレク・フリント。
小型ジェット機に乗り換えます。
デルタ・エアラインの旅客機の3人の女性とあいさつしています。デルタ・エアラインはタイアップなのか?
スカイダイビングするデレク・フリント。
軍用機からスカイダイビングした男から空中で新聞を受け取ります。
これだけのシーンでした。無駄に豪華です。これもこれでいい。
クラムデンのオフィスにて。
デレク・フリントがやって来ます。
クラムデンを調べるデレク・フリント。
折れた鉛筆が盗聴器という描写が入ります。
Z.O.W.I.E.の本部にて。
潜入するデレク・フリント。
機密書類を燃やしているようです。モーター駆動の運搬車使用しています。
調べているデレク・フリントですが実は監視されています。
で、アクションがあって火葬となるらしいデレク・フリントです。
クラムデンのオフィスにて。
灰になってデレク・フリントが戻ります。
助手の若い男が目立ちます。トーマス・ハッソン扮するクラムデンの助手エイブリー
ホットラインが鳴ります。デレク・フリントでした。
モスクワに向かうとなります。
モスクワです。
バレエの公演中のデレク・フリント。何でも出来るらしい。
締めはワイヤーアクションの大ジャンプです。面白い。
赤い部屋にて。
イボンヌ・クレイグ扮するロシアのバレリーナ ナターシャとデート中のデレク・フリント。
女性飛行士のことを聞くデレク・フリント。美顔倶楽部、バージン諸島、等々。
そんなとこに男3人が押し入ってきます。
逃走するデレク・フリント。
アクションシーンはダンスのように演出されています。
マンガチックともいいます。
ライターから出したワイヤーで脱出のデレク・フリント。
このへんはロシアが舞台なので音楽がポルカのメロディになっています。
モスクワ当局の会議を覗くデレク・フリント。
デレク・フリントの話題も出ています。
キューバ行きの飛行機にて。
腕時計の仕掛けで目覚めるデレク・フリント。
カストロスタイルの軍服姿です。ちゃんとヒゲもある。
クラムデンのオフィスにて。
鉛筆の盗聴器に気が付くクラムデン。だからどうしたという描写でした。
キューバ行きの飛行機からダイビングのデレク・フリント。
ダイビングの前に歌がが入ります。このシーンはカラオケ対応の英語字幕付きとなっています。
バージン諸島にて。
問題の美顔倶楽部です。
泳いで移動中のデレク・フリント。
女装のクラムデンが美顔倶楽部に入ります。
と思ったらホテルの部屋ではなく牢屋に直行となります。そこには本物の大統領がいます。ここは珍しくいいシーンでした。
冷凍にされるデレク・フリントの3人の女。
ヘアドライヤーの洗脳機による洗脳が効かないのでこうなるらしい。
ようやく泳いで到着のデレク・フリント。
イルカを呼びます。一応伏線通りに進行しています。
このイルカの助けでで潜入したらしいデレク・フリント。上陸します。
滝から内部に入るデレク・フリント。
何だか『ルパン三世 カリオストロの城』(1979年)みたい。
滝からつながっている風呂場に入るデレク・フリント。
着替えます。白いセーター、革のベルト、白っぽいパンツ。
セールスウーマンのミス・ノートンと会うデレク・フリント。
ミス・ノートンのリサと歩くデレク・フリント。キスとなります。
本部に入ります。
アンナ・リー→大幹部のエリザベス
トッティ・エイモス→大幹部のシモーヌ
ハンナ・ランディ→大幹部のヘレナ
お偉方3人が登場。
議論となっています。そんなとこにカーター准将一行が乱入してきます。
逃走するデレク・フリント。
アクションとなります。
トランポリン。体操。ボーリング。等のネタが入っています。
で、捕まるデレク・フリント。
冷凍室へとデレク・フリント。
リサと2人で冷凍室へ入れられます。
ここはライターの仕掛けでガラスを粉砕して脱出となります。
他の人達も助けます。
ボートを繰り出して海へ出るデレク・フリント一行。
お色気作戦となるらしい。これがまたゆるい出来なのです。まあいいけど。
ミサイル基地に入ります。
そんなこんなでクラムデンの助手エイブリーがいて案内されます。
カーター准将がロケットに乗り込んで核爆弾をネタに脅迫となります。
デレク・フリントが急行してロケットに乗り込みます。
発射されるロケット。
ロケット撃墜ミサイルが発射されます。
宇宙空間にて。
カプセル内のデレク・フリントとカーター准将。
アクションとなって拘束されるカーター准将。
宇宙空間に脱出のデレク・フリント。移動にはライターの仕掛けを使用。何にでも使えるようです。
宇宙ステーションに移動のデレク・フリント。
カプセルにミサイルが命中します。
ミサイル基地にフリントから連絡が入ります。
宇宙ステーションで2人の女性飛行士といい仲となるデレク・フリント。
エンドとなります。
随分前に1回見ていますがホトンド忘れています。未見のようなものです。
監督の腕前の差で1作目の『電撃フリント GO!GO作戦』(1966年)よりは出来がいいようです。実際に見てみないと出来はわからないものです。
そんなわけで2作目にしてはまあまあな作品でした。
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