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2008.10.12

『突破口!』

この作品はドン・シーゲル監督、ウォルター・マッソー、ジョー・ドン・ベイカー主演の追跡サスペンスアクションです。
なおこの文はネタバレ全開となっています。
この作品は『ノーカントリー』(2007年)を見たら話しが同じなのではと思って、その確認と2本立て投稿がしたくて見ました。

1973年 ユニバーサル・ピクチャーズ アメリカ作品
ランニング・タイム◆111分
原題◆Charley Varrick
プロット◆マフィアのカネで悪戦苦闘する話しのようです。
音楽◆ラロ・シフリン
キング・レコード発売のDVDにて。画質はよいです。

キャスト
ウォルター・マッソー→元曲芸飛行士のチャーリー・バリック
アンディ・ロビンソン→相棒のハーマン・サリバン
ジャクリーン・スコット→チャーリー夫人のネイディーン・バリック
ジョー・ドン・ベイカー→凄腕の取り立て人モリー
ジョン・バーノン→黒幕のメイナード・ボイル
フェリシア・ファー→ボイルの秘書シビル・フォート
シェリー・ノース→写真館のジュエル・エベレット
ノーマン・フェル→地方検事のガーフィンクル氏
ウッドロー・パーフレイ→支店長のハロルド・ヤング
ウィリアム・シャラート→ホートン保安官
ベンソン・フォング→中国人の“正直者”ジョン
ドナルド・シーゲル→賭け卓球のカモな男
マージョリー・ベネット→隣のタフ夫人
アルバート・ポップウェル→クルマを盗られたランドルフ
トム・タリー→銃砲店のトム
モニカ・ルイス→売春宿の主人ビバリー
クリスティナ・ハート→売春宿のジャナ
ルディ・ディアツ→ルディ・サンチェス
コルビー・チェスター→スティール
チャーリー・ブリッグス→高速道路代理人
プリシラ・ガルシア→ミス・アンバー
スコット・ヘイル→スコット氏
チャールズ・マッソー→少年
ホープ・サマーズ→ミス・ヴェスタ
ニム・ノラン→銀行窓口
キャスリーン・オマリー→ジェシー
クレイグ・R・バクスリー→ヴァン・シックル
アル・ダンラップ→タクシー運転手
ヴァージニア・ウィン中国人ホステス


ドン・シーゲル監督の演出はよいと思います。
全体的に手堅くまとまっています。派手なアクションはありません。

『ダーティハリー』(1971年)に出演しているキャストが大勢出ています。
連続狙撃犯サソリのアンディ・ロビンソン→相棒のハーマン・サリバン
傲慢な市長のジョン・バーノン→黒幕のメイナード・ボイル
銀行強盗で決めセリフを言われるアルバート・ポップウェル→クルマを盗られたランドルフ
こんなとこですか。もっと多いと思っていましたがそうでもなかった。

ドン・シーゲル監督も出ているそうです。→ドナルド・シーゲル=賭け卓球のカモな男
ドン・シーゲル監督は編集出身だと思ったけど意外と出たがりなようです。


タイトル
牧場の風景となっています。

ニュー・メキシコ州 トレス・クルーセル
銀行に。
クルマが入ります。黄色いリンカーン。
ウォルター・マッソー扮する元曲芸飛行士のチャーリー・バリック
ジャクリーン・スコット扮するチャーリー夫人のネイディーン・バリック
の2人が登場。

左足にはギブスのチャーリー・バリック。
警察に駐車違反を言われますが適当にごまかします。ですがナンバーから盗難車だと足がつきます。

銀行に入るチャーリー・バリック。
まず小切手の換金から入ります。
で、いきなりマスクの男が2人追加して3人で銀行強盗となります。
アンディ・ロビンソン→相棒のハーマン・サリバン
不明→相棒のアル

このへんはクルマと銀行のカットパックとなっています。

で、銀行の外と中で撃ち合いとなってしまいます。
中では相棒のアルが撃たれ。
外ではネイディーン・バリックが撃たれます。
逃走する黄色いリンカーン。

リノのメイナード・ボイルに連絡するウッドロー・パーフレイ扮する支店長のハロルド・ヤング。

クルマを乗り換えます。
黄色いリンカーンからダッジの白い1ボックスワゴンへ。
ネイディーン・バリックは死に至る。結婚指輪を外すチャーリー・バリック。
死体はそのまま乗せて黄色いリンカーンの爆破作業にかかるチャーリー・バリックと相棒のハーマン・サリバン。

準備完了して白い1ボックスワゴンで移動します。
移動しながら曲芸飛行の話しをしています。
途中でパトカーに検問されますがリンカーンが爆発してパトカーはそちらに向かい助かります。
で、川にハンドガンを捨てるチャーリー・バリック。

トレーラーハウスに戻るチャーリー・バリックとハーマン・サリバン。
隣のおばあさんタフ夫人が何かとうるさい。

閉め切ってカネを勘定するが予想より多い。
予想は3万ドル。
ラジオニュースでは2千ドル。
実際は75万ドルでした。
そんなわけで、これはヤバいカネだからほとぼりが冷めるまで使えない。3年か4年ぐらい隠れていろとチャーリー・バリック。
これに納得出来ないハーマン・サリバン。

マフィアのオフィスにて。
ジョン・バーノン扮する黒幕のメイナード・ボイル
フェリシア・ファー扮するボイルの秘書シビル・フォート
の2人が登場。
トレス・クルーセル支店の75万ドルが消えたとなります。
さっそく指令を出すメイナード・ボイル。

指令を受けたジョー・ドン・ベイカー扮する凄腕の取り立て人モリーが登場。
中国人の店に入ります。
地下室に入ると賭けピンポンをやっています。負けてるカモでドン・シーゲル監督が登場しています。

ベンソン・フォング扮する中国人の“正直者”ジョンと打ち合わせととなるモリー。
で、クルマを調達すると“正直者”ジョン。

その調達するレザートップの赤いクルマは借金のカタに押さえた物件らしい。
アルバート・ポップウェル扮するこのクルマを盗られた称するランドルフを軽くあしらってクルマに乗るモリー。
アルバート・ポップウェルの出番はこれだけです。

トレーラーハウスにて。
TVの10時のニュースを見るチャーリー・バリックとハーマン・サリバン。
特に目新しいネタはないようです。被害の金額が低過ぎるぐらいか。
歯医者と曲芸飛行の話しがよく出ています。これが伏線なのです。

アダムズ歯科医にて。
忍び込むチャーリー・バリック。足がつかないようにネイディーンのカルテを盗みます。
それとレントゲン写真を自分と他人のを入れ替えています。これがラストのオチの伏線になっているらしい。

クルマで移動のモリー。
売春宿に入ります。ここをホテル代わりに使うらしい。
クリスティナ・ハート扮する売春宿のジャナ
モニカ・ルイス扮する売春宿の主人ビバリー
の2人が登場。

トレーラーハウスにて。
ハーマン・サリバンは留守番です。
チャーリー・バリックから電話です。

銃砲店に入るチャーリー・バリック。
トム・タリー扮する銃砲店主人のトムにアルの紹介だとパスポートを注文します。
カネをきれいにする話しもするチャーリー・バリック。

ここから足がつきます。
“正直者”ジョンから売春宿のモリーに電話が入ります。

トレス・クルーセルにて。
黒幕のメイナード・ボイルが支店長のハロルド・ヤングに面会にやってきます。
地方検事のガーフィンクルが面会は出来ないと突っぱねます。

銃砲店主人のトムの紹介で写真館に入るチャーリー・バリック。
シェリー・ノース扮する写真館のジュエル・エベレットと交渉となります。
パスポート2通を特急で注文となります。納期は今夜0時。

銃砲店に入るモリー。
情報を聞き出します。車椅子の男が相手でもおかまい無しのモリーです。

トレス・クルーセル郊外にて。
道路のすぐそばに牧場があるとこです。
黒幕のメイナード・ボイルと支店長のハロルド・ヤングが打ち合わせとなります。
ハロルド・ヤングにここから逃亡しろと言ってるメイナード・ボイル。

写真館に入るモリー。
ジュエル・エベレットは事務的に情報を全部モリーに知らせます。
これで目標の居場所がハッキリしました。

トレーラーハウスにて。
ここに入るモリー。近くに隠れているチャーリー・バリック。
モリーのクルマに付いてるサーチライトが何故か印象的。カウボーイハットにパイプがモリーのスタイルです。
トレーラーハウス内に入り込んでハーマン・サリバンを締め上げるモリー。
これでアンディ・ロビンソンは退場となります。

銀行のトレス・クルーセル支店にて。
自殺する支店長のハロルド・ヤング。

写真館に入るモリー。
で、成り行きでベッドインとなったらしい。

トレーラーハウスにて。
警察が回りを取り囲んでいます。この前にクルマが発見されたのでここから足がついたらしい。
この騒動を見物しているタフばあさん。普通は隠れますがこの作品はこういうノリになっています。
トレーラーハウスには誰もいません。空振りでした。

ダイナマイトを買うチャーリー・バリック。
そんなに簡単に買えるのかとなります。アメリカは何にしてもアバウトです。

飛行場からメイナード・ボイルに電話するチャーリー・バリック。
複葉機を離陸させるチャーリー・バリック。

リノの飛行場に複葉機を着陸させるチャーリー・バリック。
クルマに乗り換えてバラを買います。

ベンツで帰宅するボイルの秘書シビル・フォート。
これを尾行するチャーリー・バリック。
アパートに押し入るチャーリー。あまり驚いていないシビル・フォート。
メイナード・ボイルを電話で呼び出します。

プールバーにて。
電話で呼び出されるメイナード・ボイル。モリーもいます。
メイナード・ボイルと交渉するチャーリー・バリック。
カネは返すから、これきりにしてくれということらしい。
明日のの朝、飛行場にてということになります。

交渉後に何故かベッドインしてるチャーリー・バリックとシビル・フォート。
シビル・フォートを演じるフェリシア・ファーは実生活ではジャック・レモン夫人だったらしい。ここが洒落のキャスティングになっているようです。ジャック・レモンとウォルター・マッソーは非常に親しい関係なのです。
で、実生活のジャック・レモンはまるでウォルター・マッソーの後を追うように他界しました。ウォルター・マッソーを失ってジャック・レモンは生きる気がしなくなったのかもしれません。興味深い。

朝、飛行場にて。
メイナード・ボイルが到着しています。
複葉機で飛びあたりを見回すチャーリー・バリック。
モリーの赤いクルマがいます。

着陸したチャーリー・バリック。
メイナード・ボイルに抱きついて熱烈歓迎の図なチャーリー・バリック。
これを見たモリーはメイナード・ボイルは裏切り者だと逆上してクルマで突っ込んできます。
まずメイナード・ボイルを轢いて片づけて、続いて複葉機に乗って離陸態勢のチャーリー・バリックを追い回します。珍しい飛行機&クルマのアクションシーンになっています。
で、離陸態勢から転覆するチャーリー・バリックの複葉機。これまでと近づくモリー。
参ったポーズのチャーリー・バリック。カネの在処を教えます。

カネは古い青のシボレーのトランクにあります。
トランクを開けるモリー。爆弾の仕掛けがしてあり爆発となります。吹っ飛ぶモリー。
その中はチャーリー・バリックの歯医者のカルテに合わせた身代わりの死体が入ってて結婚指輪まであります。
念入りに札束を分けて燃やすチャーリー・バリック。最後の仕上げにネーム入りの作業つなぎを燃やします。
逃走用のクルマのエンジンがなかなかかからない小ネタが入ってエンドとなります。
この時代の作品のなので話しの起承転結がちゃんとあります。

そんなわけでよく出来ています。大作ではないけどこじんまりとまとまったよい作品でした。
以前TV放映の日本語吹き替え短縮版で見ていましたがホトンド忘れていて未見のようなものでした。今回見てて全然見覚えのなシーンばかりだったりします。



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