『愛しのアクアマリン』(2006年)
この作品はエリザベス・アレン監督、エマ・ロバーツ、ジョアンナ・“ジョジョ”・レヴェスク、サラ・パクストン主演のファンタジー・ドラマのようです。
なおこの文はネタバレ全開となっています。
エマ・ロバーツとサラ・パクストンで見ました。
2006年 storeフロント・ピクチャーズ・プロ/フォックス2000ピクチャーズ/20世紀フォックス アメリカ作品
ランニング・タイム◆104分
原題◆Aquamarine
プロット◆海から人魚がやって来て愛を見つける話しのようです。
音楽◆David Hirschfelder
20世紀フォックス発売のDVDにて。画質は非常によいです。
キャスト
エマ・ロバーツ→水が怖いクレア
ジョアンナ・“ジョジョ”・レヴェスク→引っ越し間近のヘイリー
サラ・パクストン→人魚のアクアマリン
ジェイク・マクドーマン→あこがれの監視員レイ
アリエル・ケベル→悪役のセシリア
クローディア・カーヴァン→ヘイリーの母で海洋学者ジニー
ブルース・スペンス→従業員のレオナード
タミン・サーソク→Marjorie
ロイ・ビリング→クレアのグランパ
ジュリア・ブレイク クレアのグランマ マギー
エリザベス・アレン監督の演出はよいと思います。
全体的には無難にまとめてあります。悪くはない。
ラストが少し冗長というか引っ張り過ぎな感じ、もう少し手短かにスパッと終わった方がいいと思いました。こういうさじ加減が演出の難しいとこなのです。
キャストで・・・
エマ・ロバーツはホントにまだ子供の可愛い女の子といった感じで非常にいいです。
最初はメガネをかけてるエマ・ロバーツです。すぐメガネはとってしまいます。
全然、叔母のジュリア・ロバーツに似ていない。ジュリー・ロバーツの兄で父のエリック・ロバーツはどんなルックスなのか忘れています。→確か『ナショナル・セキュリティ』(2003年)で悪役をやっていたけど。
ヘイリーを演じるジョアンナ・“ジョジョ”・レヴェスクはリンジー・ローハンに似ています。丸顔の女の子です。まあまあ。
あこがれの監視員レイを演じるジェイク・マクドーマンは絵に描いたようなナイスガイ。やたらスローモーションになっています。
嫌みな感じがないいいキャスティングです。ちゃんとオーディションをやってるようでハリウッドはこういうとこはまともです。
人魚のアクアマリンを演じるサラ・パクストンは無難にこなしていました。
さすがに撮影技術が上がっているので人魚姿であまり見苦しい描写はありません。
従業員のレナードを演じるブルース・スペンスは『マッドマックス2』(1981年)に出てていた?→調べると出ていたようです。少し老けただけであまり変わっていないような。
タイトル
リゾートです。ベイ・ブリッジというとこが舞台らしい。何処?
ジェイク・マクドーマン扮するあこがれの監視員レイを見ている女の子2人。
エマ・ロバーツ扮するクレア
ジョアンナ・“ジョジョ”・レヴェスク扮するヘイリー
主役の2人が登場。
アリエル・ケベル扮する悪役のセシリアも登場。
子分を3人連れています。これがステロタイプな悪役でした。
祖父と祖母が登場。
クレアは両親といなくて祖父と祖母の家にいるようです。
ブルース・スペンス扮する従業員のレナードも登場。
このへんはキャラ紹介となっています。
夜です。
やたらとコマ落としのシーンが多い。
ヘイリーの家です。もうすぐオーストラリアに引っ越しらしい。
嵐になるようにお願いのヘイリー。
マジで嵐となります。
プールに何か入る描写があります。
翌日。
クレアがプールに転落します。
ここで人魚のような姿を見ます。
夜です。
プールを調べるクレアとヘイリー。
すぐにサラ・パクストン扮する人魚が出現します。
この人魚は喋れます。パパと喧嘩して家出をしたと言ってる。話しは早い。
翌日。
プールの水が排水されています。何もいない。
人魚は売店に隠れていまして。全裸らしい。脚は付いてる。
もらったTシャツをアッサリと着こなしていました。
髪はブロンドでブルーのメッシュが入っています。
で、
脚に水が触れたら元に戻ってしまいます。
日が沈んだら元に戻ってしまいます。
と、人魚の脚に関する設定が説明されます。
貝殻の携帯電話を使う人魚。
父親と口論して3日で愛を探すとなります。これで条件設定されます。
愛の相手はレイがいいと人魚のアクアマリン。
あこがれのレイですが登場するたびにスローモーションとなっています。
演じるジェイク・マクドーマンと何となくラッセル・クロウに似ています。
3人でレイ攻略の相談となります。
まずは無言電話をかける。次は自転車でレイの家に突撃する。
それではストーカーではないですかと見てて面白い。
悪役のセシリアのクルマはピンク色のワーゲン・カルマン・ギアです。きれいに仕上げてあります。
これは悪役が使うにはもったいないクルマです。貴重なクラシックカーではないかい。
アクアマリンのスタイル・・・
ブルーのミニワンピース。
爪の色が気分で変わります。
雑誌で研究の3人。
ここで『Oneway or Another』の歌が入ります。マンディ・ムーアが歌ってるようです。この歌は定番のようです。他の作品でも使われています。
後タイトルでデボラ・ハリーとナイジェル・ハリソンの名ががあった。『Oneway or Another』のオリジナルはブロンディ。もしかして名曲なのか。
遊園地にて。
レイの気を引く作戦を実行します。
レイに綿飴を買ってもらうアクアマリン。綿飴は英語でA cotton candyといいます。洒落てる名称です。
水上バイクのレイとアクアマリン。ここまでは順調だったのですが・・・
日が沈みます。焦る3人。大騒ぎで脱出となっています。
臨時で給水塔に避難するアクアマリンです。
最初は心配していたけど結構居心地がいいみたい。
ショッピングモールにて。
ドレスを買いに出かける3人。
コマ落としの描写が入ります。
何となく『ブルークラッシュ』(2002年)のような感じの描写です。
海祭りまで3時間。
イヤリングがないとアクアマリン。
沖のブイまでヒトデを取りに行ってもらいます。
アクアマリンがイルカを呼んでタクシー代わりにしています。こういうのは好きだな。
愛する2人が乗ってたボートの話しをするアクアマリン。
これはクレアの両親のことらしい。一応伏線?
セシリアの子分2人に絡まれます。
ここはアクアマリンが対処してくれます。
誤解から海に帰ろうとするアクアマリン。
止めるヘイリー。
レイがいるとこに行くクレア。
プールに落とされそうになって泣いて帰ります。可愛くていいじゃん。
そんなこんなでレイを連れて行きます。
風呂に入っていたアクアマリン。
ヘイリーの脚を借りてごまかします。
海祭りです。
バンドの歌が入ります。
ダンスのレイとアクアマリン。
日が沈みそうになってまた帰るアクアマリンです。
自転車を尾行するカルマン・ギア。
着いたとこは給水塔でした。
花火を見物している給水塔のアクアマリン。
給水塔に登るセシリア。
人魚のアクアマリンを目撃して逃げます。
ついでにはしごを外しています。
子分2人に文句を言っているセシリア。
人魚を見たと言いますが誰も信じません。
これを聞いて何やら調べているレナード。
プールに落ちていたネックレス等を調べています。
給水塔のことを事件だとパパに言いつけるセシリア。
パパはTVの有名お天気リポーターなのでTVクルーを動かせるのです。上手くすればお天気リポーターから出世出来るかもしれないし。
こちらは成り行きで口喧嘩となるクレアとヘイリー。
ですがTVニュースで給水塔が出て来てそれどころではなくなります。
給水塔にて。
TV中継となって大騒ぎとなっています。
ですがイルカの浮き袋しか出てこなくてこの騒ぎは空振りに終わります。
アクアマリンはレナードに助けられていました。
落とし物のネックレス等を返してもらっています。
レナードに願い事はとアクアマリン。よいシーンとなっています。
桟橋にて。
待ちぼうけのレイ。遅れて到着のアクアマリン。
桟橋の下で待機のクレアとヘイリー。
そんなとこにセシリアがやって来てアクアマリンを海に突き落とします。
たちまち人魚となるアクアマリン。これにはビックリのレイ。それでも助けに行こうとしています。
アクアマリンを助けようと海に飛び込むクレアとヘイリー。
なんだかんだで海に帰るアクアマリン。
クレア、ヘイリーとアクアマリンのお別れのシーン。
レイとアクアマリンのお別れのシーンもあります。
ここが少し長過ぎ。
クレアとヘイリーも別れます。
ここも少し長過ぎ。エンドとなります。
そんなわけで少し間延びするとこがあつて特にラストのお別れのシーンは長過ぎなようでしたが、悪くはない作品でした。
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