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2008.08.31

『ブラックブック』

この作品はポール・バーホーベン監督、カリス・ファン・ハウテ主演で1944年オランダを舞台とした対独レジスタンス物のサスペンスアクションです。
なおこの文はネタバレ全開となっています。

2006年 VIP 4 Medienfonds・プロ他色々 オランダ=ドイツ=ベルギー作品
ランニング・タイム◆144分
原題◆Zwartboek
英題◆Black Book
プロット◆ユダヤ人ということで追われて流れ流れる話しのようです。
音楽◆アン・ダドリー
株式会社ハピネット発売のDVDにて。画質はよいです。

キャスト
カリス・ファン・ハウテン→ユダヤ人のラヘル・シュタイン/仮名エリス
デレク・デ・リント→レジスタンスリーダーのヘルベン・カイパース
トム・ホフマン→レジスタンスのハンス・アッカーマンス
ロナルド・アームブラスト→ヘルベンの息子ティム・カイパース
ハリナ・ライン→ドイツ軍協力者のホステス ロニー

セバスチャン・コッホ→ドイツ軍のルドウィグ・ムンツェ
ワルデマー・コブス→ドイツ軍のギュンター・フランケン
ピーター・ブロック→裏切り者のファン・ハイン
クリスチャン・ベルケル→保身のカウトナー将軍

ドルフ・デ・フリース→公証人W・B・スマール
ミヒル・ホイスマン→ヨットの男ロブ
サンダー・ストラート→マールテン
ディアーナ・ドーベルマン→スマール夫人
ヨブスト・シュニベ→ムンツェの運転手
ボリス・サラン→ヨゼフ
ジャック・ヴェヒト→シュタイン氏
ジャクリーン・ブロム→シュタイン夫人
セス・カムプハイス→弟マックス・シュタイン
ヘルマン・ボールマン→船長 ウィリー
スキップ・ゴーリー→ロニーの夫ジョージ


ポール・バーホーベン監督の演出はよいと思います。
特に変わったことや悪趣味描写はやっていません。それでも引っ張ります。演出がよいとした言いようがありません。上手いじゃん。

キャストで・・・
主演のカリス・ファン・ハウテンは熱演しています。

サポートの男優3人がよかった。
セバスチャン・コッホ→ドイツ軍のルドウィグ・ムンツェ
デレク・デ・リント→レジスタンスリーダーのヘルベン・カイパース
トム・ホフマン→レジスタンスのハンス・アッカーマンス

ワルデマー・コブス→悪役のドイツ軍のギュンター・フランケンはステレオタイプの儲け役で得をしています。


プロローグ。
1956年10月 イスラエル
観光バスが走ります。聖地ツアーと称しています。
学校にも押し掛ける観光客。制止する音楽教師。偶然に2人は知り合いだったとなります。再会を喜ぶ両者。
ハーグルにいたエリス。その知り合いのロニー。
ここでは誰が誰だかかわかりません。

ロニーと別れて水辺にたたずむエリス。
回想となります。

回想で1944年9月 オランダ。
カリス・ファン・ハウテン扮するユダヤ人のラヘル(仮名エリス)はとある家に隠れています。
子供が大勢いるキリスト教の家です。あまり歓迎されていないような。

ヨットの男ロブと知り合うエリス。
そんなとこで隠れている家が爆撃されます。

ヨットの男の家に隠れているエリス。
男がやって来ます。警告に来たらしい。脱出の手引きもしている。

ドルフ・デ・フリース扮する公証人W・B・スマールに会いにいくエリス。
ロケットの写真で身元確認となっています。
預けてあったお金や宝石を受け取るエリス。

ドイツ軍の検問です。
警告に来たファン・ハインが乗っているトラック。
ここを突破して落ち合うとこへ向かいます。

船着き場です。ここが落ち合う場所です。
弟マックスや他の家族と再会するエリス。
船に乗ります。他にも金持ちのユダヤ人が満載となっています。

夜、船で移動中。
あっさりとドイツ軍の船に見つかり銃撃されユダヤ人は全滅となります。
額を撃たれて川に飛び込むエリス。1人だけ生き残ります。

川岸にて。
ユダヤ人の死体を並べているドイツ軍。
このドイツ軍はユダヤ人の所持していたカネや宝石を奪っています。

棺桶に入り霊柩車で移動中のエリス。
どうやってそうなった?→川から農民に救助されてレジスタンスに合流したようです。
デレク・デ・リント扮するオランダのレジスタンスリーダー ヘルベン・カイパースが登場。

5ヶ月後となります。
命をかけた仕事の話しを受けるエリス。
トム・ホフマン扮するレジスタンスのハンス・アッカーマンスと組むことになります。
女王陛下に乾杯となっても起立しないティム。共産主義なんだと。そんなものなのか。

飛行機から投下された物資を受け取るレジスタンスの面々。
ドイツ軍の手入れです。銃撃戦となって全滅させます。
眼鏡のテオが登場。

列車で移動中のエリスとハンス。
ドイツ軍の検札です。
ドイツ軍将校の個室に入るエリス。セバスチャン・コッホ扮するルドウィグ・ムンツェが登場。切手マニアです。

駅に到着してハンスと合流するエリス。
何とかなったようです。

レジスタンスのトラックはアクシデントでドイツ軍にサブマシンガンを見つけられます。英国の安物なステンマークのサブマシンガンでした。
この騒ぎでレジスタンスリーダー ヘルベン・カイパースの息子ティムが捕まります。

レジスタンスリーダー ヘルベン・カイパースはエリスにルドウィグ・ムンツェに近づけと話しも持ちかけます。
この話しを受けるエリス。

下の毛をブロンドに染めているエリス。
成り行きでハンスとラブシーンとなります。

また公証人W・B・スマールに会いにいくエリス。

オランダのドイツ軍本部にて。
ルドウィグ・ムンツェに会いに行くエリス。
持参の切手を見せて取り入ります。

軍の会合にルドウィグ・ムンツェに同行するエリス。
ピアノを弾く軍人がワルデマー・コブス扮するドイツ軍のギュンター・フランケンで川での銃撃の指揮官です。
歌うエリス。ルドウィグ・ムンツェとセックスのエリス。スパイ活動に励むエリスとなっています。

夜中のトイレです。
ハリナ・ライン扮するドイツ軍協力者のホステス ロニーと話すエリス。
途中からギュンター・フランケンが入って来ます。チンポコにはボカシがかかっています。

捕まったレジスタンスの尋問となります。
レジスタンスリーダーの息子ティムがやられています。

事務仕事のエリスとロニー。
口述タイプとコピーではなく印刷機を使っての印刷。
ルドウィグ・ムンツェとギュンター・フランケンは対立していると伏線が入ります。

盗聴マイクを仕掛けるエリス。
で、レジスタンスのアジトでは盗聴中。
ここからファン・ハインがスパイとわかります。

ハンスはエリスにファン・ハイン誘拐の話しを持ちかけます。
ファン・ハイン誘拐となります。
これが上手くいかずに大騒ぎになって結局ファン・ハインを撃ち殺すことになってしまいます。とどめを刺したのは眼鏡のテオです。

負傷した仲間の治療中のハンス。
結構楽しくやっています。ここにレジスタンスリーダー ヘルベン・カイパースが何てことをしたと怒鳴り込んできます。
自首するとハンス。自首はダメだと公証人。それなら本部を襲撃して一気に40人を救出しようとなります。

ベッドにて。
ルドウィグ・ムンツェに尋問されるエリス。

で、手入れとなるギュンター・フランケン。
金庫にには殺したユダヤ人から奪ったカネや宝石がうなっているはず・・・。
ですが手入れは空振りとなり逆にギュンター・フランケンから告発されるルドウィグ・ムンツェ。
逮捕されるルドウィグ・ムンツェ。
ここに出てくるクリスチャン・ベルケル扮するお偉いカウトナー将軍は典型的な保身のみの軍人です。しょうもない。

準備中のレジタンスの面々。
本部にトラックで入ります。
エリスの手引きの出入り口から建物内部に入ります。

パーティで歌うエリス。

上手く行くかと思ったら待ち伏せされていました。
ホトンド全滅状態となって何とか2人が脱出となります。

レジスタンス側はエリスをスパイとしています。

ロニーの手引きで助かるルドウィグ・ムンツェとエリス。
クルマの後席に隠れて脱出となります。

ボートのルドウィグ・ムンツェとエリス。
ラジオで戦争は終わりと知ります。これからが大変だとなります。

高飛びのギュンター・フランケン。
船で移動となります。船が止まります。
ハンスがギュンター・フランケンを片付けます。

戦勝パレードです。
ここから大変そうなエリスです。
クルマの上では新しい男を見つけたロニーがいます。上手くやっているらしい。
オランダにはカナダ軍が進駐しているようです。
これは必須な描写、ドイツ軍協力者へのリンチがあります。

公証人を訪ねるルドウィグ・ムンツェとエリス。
公証人を怪しむエリス。
そんなとこで謎の男にやられる公証人。夫人もやられます。
追うルドウィグ・ムンツェがパレード中の元レジスタンスの面々に見つかってしまい捕まります。
エリスも見つかって捕まります。

取り調べられるルドウィグ・ムンツェ。
カナダ軍が取り調べていますが戦争に負けて進んで協力者になっているカウトナー将軍が奸計を働かせてルドウィグ・ムンツェを銃殺にします。
このカウトナー将軍は保身に徹底しているキャラです。

収容所のエリス。
賛美歌が流れます。大笑いの1部の進駐軍の面々。
なんだかんだと痛めつけられるエリス。
糞尿まみれとなるエリス。ここは臭いがあったらもっと凄かったような感じです。
ここをハンスに助けられます。

ハンスの病院にて。
鎮静剤だとインシュリンを大量注射されて殺されかけるエリス。
チョコレートを食べて対処するエリス。ここは伏線がありました。
ベランダからダイブして脱出のエリスです。
追うハンスですが外へ出たらレジスタンスの英雄なのもので群衆から胴上げ状態で追えなくなっています。面白い。

息子の死体を現場で確認することになっている元レジスタンスリーダー ヘルベン・カイパース。
そんなとこにエリスがやって来ます。あまりいいタイミングではないような。
問題の手帳を見せるエリス。

ハンスを追うことになります。
霊柩車で移動中のハンスを見つけます。
棺桶内のハンスを空気を遮断して片づけるエリスと元レジスタンスリーダー ヘルベン・カイパース。
2人でハンスが絶命するのを黙って待つシーンが印象的。

回想から戻ります。
エンドとなります。


何となくエリスから『風と共に去りぬ』(1939年)のようなヒロイン スカーレット・オハラを連想しました。そんなわけで何でもありな話しのよい作品でした。


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