『BATS 蝙蝠地獄』(1999年)
この作品はルイス・モルノー監督、ルー・ダイヤモンド・フィリップ、ディナ・メイヤー主演の動物パニック物アクションです。
なおこの文はネタバレ全開となっています。
少し見てディナ・メイヤーがきれいに撮れていたので見ました。普通の動物パニック物でしょう。
1999年 ディスティネーション・フィルムズ アメリカ作品
ランニング・タイム◆95分
原題◆Bats
プロット◆品種改良したコウモリの大軍に悪戦苦闘する話しのようです。
音楽◆グレーム・レベル
スカイパーフェクTV315スター・チャンネルにて。画質はよいです。
キャスト
ルー・ダイヤモンド・フィリップス→キムジー保安官
ディナ・メイヤー→シーラ・キャスパー博士
レオン→シーラ博士の助手ジミー
ボブ・ガントン→問題のマッケイブ博士
カルロス・ジャコット→ホッジ博士
ティム・ウィッテカー→被害者のクイント
ジュリアナ・ジョンソン→被害者のガールフレンド
マルシア・デンジャーフィールド→市長のアマンダ・ブランソン
デビッド・マッコネル→ウェスリー保安官
ルイス・モルノー監督の演出はよいと思います。
やたらと顔のクローズアップが多くて見ててこまった。顔のクローズアップはディナ・メイヤーだけでいいんですが・・・。
アクションシーンでもクローズアップを多用していました。これは人とコウモリが絡む時にあらが目立たないようにとの苦肉の策かも。
特撮の方はアニマトロニクスとCGの併用のようです。無難な出来のようです。
テキサス州のある街が舞台となっています。
最初に街か襲撃されるアクションシーンではカントリーが流れているとこをコウモリの大群が暴れ回っていました。アクションシーンも変化を付けようと工夫しているようです。
ここでヒロインのディナ・メイヤーが映画の切符売り場のボックスに逃げ込んでコウモリに囲まれてしまうシーンがありました。『鳥』(1963年)のバリエーションになっていていい感じです。
48時間の猶予しかなくて期限を過ぎたら爆撃で丸ごと街やコウモリの巣がある自然を破壊してしまうことになります。それまでコウモリの巣を見つけてそこだけを壊滅させなければという設定になっています。ルーティンの設定で盛り上げています。
コウモリの巣といったら洞窟ですが火炎放射器でも使うのかと思ったら冷却するという手でした。
ディナ・メイヤーとブロンドで髪の後ろで束ねていました。これがいい。代表作の『スターシップ・トゥルーパーズ』(1997年)ではブロンドではなかったような。
ルー・ダイヤモンド・フィリップス扮するキムジー保安官のキャラ。
葉巻きを吸ったり。実はオペラのファンだったりとキャラクターに変化をつけているようです。あまり効果はないようですけど。
オペラのレコードをかけてそれに合わせて準備をするシーンがありました。
助手のジミーと黒人で何かというと一言付け加えるキャラです。
黒人用感情移入キャラなのかも。「ヒューストン、問題発生」とか色々と言ってました。まあまあなセリフでした。
この逃げ出したが放されたかの改造コウモリは2匹で、知力、組織力、攻撃性、雑食性、が抜群となっているそうです。ウィルスで他のコウモリに伝染して人間には感染しないという設定でした。
この2匹がリーダー格となって足手まといの子分のコウモリを始末したりしてた。群れの育成に務めていて、最終的には月を隠すほどの大群になっていました。
途中からはコウモリはどうでもよくてディナ・メイヤーを見ていました。
そんなわけでディナ・メイヤーはこんなにきれいだったとわかるよい作品でした。
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