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2008.06.21

『パラサイト』

この作品はロバート・ロドリゲス監督、イライジャ・ウッド他主演のSF侵略物学園サスペンスのようです。
なおこの文はネタバレ全開となっています。

1998年 ディメンション・フィルムズ/ミラマックス アメリカ作品
ランニング・タイム◆105分
原題◆The Faculty
プロット◆侵略者に悪戦苦闘する話しのようです。
音楽◆マルコ・ベルトラミ
◆スカイパーフェクTV315スター・チャンネルにて。画質はよいです。
◆ボニーキャニオン発売のDVDにて。画質はよいです。スクイーズ収録のフル表示。画面サイズはワイドで上下黒味無し。フルスクリーン。

キャスト
イライジャ・ウッド→オタクのケイシー
ジョシュ・ハートネット→ヤク売りのジーク
ショーン・ハトシー→QBのスタン
クレア・デュバル→アイシャドウのストークリー
ジョーダナ・ブリュースター→チアリーダーのデライラ
ローラ・ハリス→転校生のメアリー・ベス
ロバート・パトリック→アメフト鬼コーチのウィリス
サルマ・ハエック→ハーパー保険医
ビーブ・ニューワース→ドレイク校長
パイパー・ローリー→演劇のオルソン先生
ファムケ・ヤンセン→お堅いバーク先生
スーザン・ウィリス→老ブラムメル先生
ダニエル・フォン・バーゲン→アル中のテイト先生
ジョン・スチュアート→科学のファーロング先生
クリス・マクドナルド→ケイシーの父親コナー刑事

古典的な侵略物プロットで見ました。

ロバート・ロドリゲス監督の演出はよいと思います。
プロローグで鬼コーチの近くに来たのが誰?というのがクライマックスになってわかります。つじつまがあっています。

オハイオの高校が舞台です。

元ネタのSF小説『ボディスナッチャー』のことは本編中でも言ってました。ジャック・フィニイはロバート・A・ハインラインをパクったとなっていました。
私はジャック・フィニイの『盗まれた街』は読んでますが、ロバート・A・ハインラインの『人形使い』は未読です。
ロバート・A・ハインラインって本も厚いし文も長い印象があるもので代表作の『宇宙の戦士』は読んでますがその他はあまり読んでいません。

参考に映画の『ボディスナッチャー』物の感想です。
『ボディ・スナッチャー 恐怖の街』(1956年)
『ボディ・スナッチャーズ』(1993年)


なんだかんだとあって高校生6人がそろいます。
先生達はもう頼りにならないとこの高校生6人だけで何とかしようとします。このへんのノリが立派なSFジュブナイル物になっていました。
作品全体でも結構SFマインドにあふれています。これは意外でした。

侵略者の正体はやっぱり定番のタコのバリエーションといった感じです。
正体を表してプールに入って1人を片づけてまた普通の人間に戻るシーンがよかった。怪物から全裸の女性になるとこがいい感じ。このへんの趣味もいいです。


ディテール描写で・・・
水槽の中での小型の怪物の描写ではやはり操演よりCGの方がいいと思います。
SFオタクのことをサイファイフリークと言ってました。
アメフトは金曜に高校、土曜に大学、日曜にNFLとなっているようです。アメリカの週末はアメフト三昧となります。
舞台になる高校のユニフォームはワシントン・レッドスキンズのカラーによく似ていました。
アメリカは日本とは違って未成年が酒を買うことには非常にきびしいことになっているようです。パシリや偽の身分証を使っているようです。→店側にモラルがあるというわけではなく罰則がきついからだと思われます。


キャストは豪華です。
ロバート・パトリックがアメフトの鬼コーチ ウィリスを熱演しています。
イメージ的にNFLオークランド・レイダーズからタンパベイ・バッカニアーズのヘッドコーチになってるジョン・グルーデンのような感じなのですが、ロバート・パトリックよりジョン・グルーデンの方がルックスがよかったりします。
このジョン・グルーデンはゲームで負けてる時は眉間にしわ寄せて般若のようだとGAORAの実況では言われています。アメリカのTVではそうは言われないで『シャイニング』(1980年)のようですとなっていました。
スタジアム観客席の方はジョン・グルーデンヘッドコーチの表情がすぐに変わるとこから連想するのか『チャイルド・プレイ』(1988年)のチャッキー人形を持ち出したりしていました。と、映画ネタに収まった。

キャストの序列からするとイライジャ・ウッドが最後まで残るのは思っていたので誰が残るかのサスペンスはなかった。
ジョシュ・ハートネットはえらく老けた高校生といった感じ。手広くアルバイトに励んでいる高校生です。1970年代のクルマに乗っていました。

ジョーダナ・ブリュースターの高飛車なチアリーダーもいい。イライジャ・ウッドをいじめるのがサマになっています。ルーティンな描写で2人でクローゼットに隠れるシーンもいい感じ。
サルマ・ハエックは特別出演のようなものですぐに退場していました。
お堅いバーク先生は誰かと思ったらファムケ・ヤンセンではないですか。これはいいな。
ローラ・ハリスはヌードのサービスがあります。いいな。


◆DVDにて。
ボニーキャニオンのタイトル。
パラサイトとカタカナでタイトルが入ってる。

プロローグ。
アメフトの練習です。コーチが熱血指導をやってます。ロバート・パトリックがハマりすぎ。金曜は試合だと意気込んでいます。
給水器をひっくり返している鬼コーチ。これで水が流れてやられるわけです。上手く出来るじゃん。

オハイオ州の小さな町が舞台です。
この町はアメフトだけが楽しみな町のようです。このような町が実際にあってコーチや選手にプレッシャーがかかって凄い状況らしい。→そんなドキュメンタリーがあるらしい。見たいな。

先生方が集まって予算の会議をしています。
校長はアメフトにだけ予算をつぎ込むようです。
会議を終えて校長がカギを忘れて取りに戻るとアメフトのコーチがいてやられます。
ところでコンピュータのモニタがまだ巨大なCRTモニタです。
鉛筆で手のひらを貫通される校長。痛そうです。で、追っかけののアクションとなります。
逃げる校長。校内放送で呼びかける鬼コーチ。
で、予算を削られた演劇の先生が校長をハサミでめった切りにしています。この後のセリフがいい。「スッとした」だって。
こんな感じで最初から飛ばしています。

タイトルが短く入ります。

校内の風景となります。
ジークが1970年代のアメ車で登校です。このクルマは何だ?。GTOと言っても何のGTOなのかがわからん。

何故かキャラクターの名前が字幕で入っています。セルジオ・レオーネか?
チアリーダーのデライラを演じるジョーダナ・ブリュースターがいい。高飛車な感じなのがいいんです。

ジークは酒購入用の身分証明書を売っています。
何でもそろえるのが売りらしい。

職員用ラウンジにて。
水を大量に飲んでるアメフトのコーチ。
色々な先生がいます。
ファムケ・ヤンセンの地味な先生でいいんです。

授業中にて。
お堅いバーク先生に下ネタで迫るジーク。
この作品は豪華キャストです。よくこれだけそろえてと感心します。

アメフトのスタンはアメフトをやめると言って、これにデライラが面食らって口論になっています。
チアリーダーのボーイフレンドはアメフトのQBでないと価値がないらしい。

いじめられっ子のケイシーはスタンドで1人何をしている?。昼飯でした。
で、グラウンドで妙な物を発見します。カメラをぶら下げているけど何でしょう。古いフィルムのカメラです。K何とかというモデル。
鬼コーチに見つかって追っ払われている。ロバート・パトリックは嫌味な役をやらせると凄い。あまり嫌味に見えないのがいい。

科学の授業にて。
ケイシーはこの妙な物を科学のファーロング先生に見せます。
転校生のメアリー・ベスはやたらとストークリーに話しかけています。
顕微鏡で調べたり偶然に水がかかったら活動をし始めたので水槽に入れたりしています。
水中を泳ぐ謎の生物。このCGの出来がいい。それらしく見えます。あっという間に2匹になってます。
水槽に手を入れたとこでこの生物に噛みつかれるファーロング先生。

この水槽は大きくていいな。買いたい。置くとこがないけど。

アメフトのコーチに選手をやめると伝えるスタン。
これに対して結構冷静なコーチです。

またロッカーでいじめれてるケイシー。
成り行きでスタンと会話をしています。

シャワーを使っているスタン。
そこに何だか凄い状態になってる人物が迫ります。これが変わり果てたお年寄りのブラムメル先生です。
髪の毛がまとめて抜ける気持ち悪いシーンがあります。ロバート・ロドリゲス監督はこういうセンスが悪趣味です。

駐車場にて。
VHSのエロビデオを売っているジークを注意するバーク先生。
また下ネタで迫るジーク。

ケイシーは校内新聞のカメラマンをやっているようです。
ネタがないとデライラに怒られています。

教員ラウンジに入るケイシーとデライラ。
ネタ捜しをやっています。
何者かが来たのでクローゼットに隠れるケイシーとデライラ。
コーチとオルソン先生が来ます。水を飲みながら相談中。
風邪気味のハーパー保険医が来ます。コーチとオルソン先生はハーパー保険医を処理します。
クローゼットのケイシーとデライラはこれにはビックリです。
で、クローゼット内にブラムメル先生がいてまたビックリしています。
物音を立てたので気がつかれます。ここは強行突破して脱出となります。

で、デライラはそのまま外に逃げてしまった。
取り残されたケイシーも逃げます。

警察がやって来ます。
ケイシーが呼んだようです。オヤジの刑事が来ています。
上手いことごまかしている先生方。まずい立場のケイシー。
デライラの方はそれっきりでいない。

ケイシーの自宅にて。
薬をやっていると思われて部屋を家捜しされています。で、散々なことを言われてるケイシー。
コンピュータは例によってマックです。改造もされています。
脱出しようとしたら先生3人がいたビックリ。で、オヤジの刑事が来たらいない。自宅に戻るケイシー。

学校にて。
オヤジのクルマで無理やり送られてるケイシー。
メガネをかけたデライラに呼ばれるケイシー。2人で話し込んでいます。
まだ信じていないデライラ。

また一緒にいる転校生のメアリー・ベスとストークリー
スタンに話しかけています。アメフトをやめたとスタン。

アル中だった先生は生徒に家系図を書かせています。
大丈夫そうな生徒を集めてるようです。

すっかり元気なバーク先生はジークに絡んでいます。
メガネはとってファムケ・ヤンセンらしいキャラになっています。

図書室にて。
ケイシーとストークリーが話し込んでいます。
ボディ・スナッチャーのこと。
フィニィはハインラインの『人形使い』をパクったとか。
最後に『人形使い』とは『パラサイト』と言って締めます。

科学室にて。水槽がある部屋。
4人そろってます。ケイシー、デライラ、スタン、ストークリー、
隣の備品室にはジークと転校生のメアリー・ベスがいます。ジークは薬を盗みに来てるらしい。隣の話しを聞いたりキスしたりしています。

ジークと転校生のメアリー・ベスが隣の備品室から入ってきます。
6人そろったとこでファーロング先生がいきなり出てきます。
ジークがエイリアンの話をします。そうすると冗談のつもりがマジになってしまいます。
で、アクションとなります。結構凄い。これで大事になってしまいます。

6人で学校を脱出することになります。
回りの連中はもう転向済みで群衆の中の孤独がよく描写されています。

アメ車で脱出となります。
町では検問までやっています。

ジークの自宅にて。
ヤクを蒸溜したりする作業場に入ります。
サンプルの謎の生物を調べます。
マウスで実験しています。マウスの耳から侵入してあっという間に寄生しています。
どうやら寄生してコントロールして水を取る。そんな生物らしい。
ヤクの利尿作用でこの生物は退治出来るのか?
SF小説のパターンによるとボスを探して倒せば元に戻るとなります。さてボスはどこにいる?となります。

その前に互いに疑ってる状態となったので検査となります。
ヤクを吸って何事もなければ怪しくないことが証明される。何だかんだでデライラが寄生されているとわかります。デライラは扉を破ってズラかります。
何故かいたタクシーに乗ってズラかっています。
これで1人減ってしまった。

またクルマで移動しています。
ボスは誰だ?となります。校長か?
金曜の夜は高校のアメフトの試合で町のホトンドの人達はスタジアムにいるのでそこに向かいます。
これで町が乗っ取られるとなります。

古い体育館に集まる5人。
唐突に校長が来ます。何とか片づけるが薬を全部を使ってしまいます。
外の様子は全然変わっていないような。校長はボスではなかったのか。
スタンが外に出て調べに行きます。アメフト部の面々は元気いっぱいで雨の中です。

体育館に残っている面々は相談中。
後はクルマの中に残ってる分だけとなるが取りに行かなくてはなりません。
ケイシーとジークが取りに行きます。

バスの中に隠れてるケイシーにデライラが迫ります。
当人にとって1番苦手な人が来るようです。天井から脱出のケイシー。

ジークはクルマに辿りついたけどバーク先生が待っていました。
トランクではなくクルマの中に少しヤクが残っています。
スクールバスにクルマをぶつけてバーク先生を何とかします。首が取れたバーク先生ですがまだ元気で胴体を探しています。

体育館にて。
ストークリーと転校生のメアリー・ベス。まだボスが誰だかわからん
戻るスタン。ここを開けろと言ってますがその前になけなしのヤクを吸えと言われる。
で、正体を現すスタン。もう転向済みでした。

正体を現す転校生メアリー・ベス。
プールの中に入る怪物。ストークリーが捕まります。
怪物が途中から全裸のメアリー・ベスになってプールから出てきます。これは素晴らしいシーンです。
ヤクのテストは上手くごまかしたとのこと。

全裸のメアリー・ベスを見てさすがに怪しんでるジーク。
味方だと思っていたストークリーもすでに転向済みだった。

最後の対決となります。
ケイシーと怪物の親玉。
ヤクを打ち込んで何とか片づけたようです。
ケイシーも顔に寄生されそうになっています。
怪物は跡形もなく消え去り、寄生されてストークリーも元に戻っています。

エピローグ。1ヶ月後・・
アメフトは全く変わっていません。ジークがQBになってるぐらいか。
ジークはバーク先生といい仲らしい。
スタンはストークリーといい仲。
ヒーローのケイシーはデライラ。このカップルですが色白のイライジャ・ウッドよりジョーダナ・ブリュースターの方が色黒です。いいじゃん。
エンドとなります。


そんなわけで意外とまともでSFマインドのあるよい作品でした。


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