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2008.06.15

『ポーリー』

この作品はジョン・ロバーツ監督、ジェイ・モーア他主演の動物物ファンタジー・ドラマです。
なおこの文はネタバレ全開となっています。
喋るオウムが出る話しが面白そうなので見ました。DVDのバーゲンで売っていたのもあります。
以前この作品と勘違いしてオウムが出てくるのでオーストラリア作品の『『ウープ・ウープ』(97年)を見たことがあります。風変わりで面白かったから別によかったけど。こういうのも映画を見るお楽しみの1つです。

1998年 ミューチュアル・フィルム・カンパニー/ドリームワークスSKG アメリカ作品
ランニング・タイム◆92分
原題◆Paulie
プロット◆喋るオウムが放浪の旅に出て帰る話しのようです。
音楽◆ジョン・デブニー
ユニバーサル・ピクチャーズ発売のDVDにて。画質はよいです。


キャスト
ジェイ・モーア→オウムのポーリー(VC)/チンピラのベニー
トニー・シャローブ→ポーリーと話すミーシャ
ジーナ・ローランズ→ポーリーと旅するアイビー
チーチ・マリン→タコス屋のイグナシオ
ハリー・ケイト・アイゼンバーグ→子役のマリー
トリーニ・アルバラード→成長したマリー
ブルース・デイビソン→俗物のラインゴールド博士

ジョン・ロバーツ監督の演出はよいと思います。
オウムのアニマトロニクスの特殊技術はスタン・ウィンストン。不自然に見えるとこはホトンドありません。さすが巨匠スタン・ウィンストンです。
私は人間と異形の物が会話する手法は好きだったりします。ブラック魔王とケンケンとかで慣れていたりします。

始まったとこで製作元がドリームワークスSKG作品だとわかり、そうするとスピルバーグのフォーマットで作られてるのか?とイマイチ不安でした。
ウェット過多のわざとらしいオーケストラ音楽の使われ方なんてそれっぽいし、これは失敗したかなと思ったけど途中からは豪華なキャスト達の好演に助けられていました。よかった。

始まったとこでトニー・シャローブ扮するロシアから来て清掃の仕事をするすミーシャが登場します。大学だか研究所に勤めることになります。
地下室にはオウムがいます。夜になってそのオウムが喋ります。

ミーシャはロシアの元文学教師とのことです。
オウムと話すようになって何故ここにいるのか聞き始めます。長い話だとなりますがロシア人は長い話しは好きので大丈夫とのことです。

ポーリーの話しから回想となりオウムのポーリーはマリーのおじいさんに連れられてマリーの元にやって来ます。
マリーの両親はいかにも東欧からの移民という感じです。
ライバルの猫がやって来てポーリーの脅威となります。そんなことから猫とケンカしたり、マリーが2階から落ちたりして、ポーリーは家から出されることになります。

ポーリーは家を出されてすぐにこの地下室に来たわけではなく色々とあったとポーリーは話しは続きます。手品師の手伝いから質屋に行って、その質屋でチンピラのベニーと絡んでいるとこに居合わせたジーナ・ローランズ扮する客のアイビーに買われることになります。

アイビーは話を聞いてポーリーを連れてマリーの家に行きますが引っ越して不在となっています。
アイビーはトレーラーハウスに住んでいます。ポーリーを連れてニュージャージーから大陸横断してマリーに会いにいくことになります。
アイビーを絵を描いています。この辺から日本語字幕でもアイヴィと表記されるようになっています。
旅の途中で体調を悪くするアイビー。目が見えなくなり死に至ります。
目が見えないアイビーに夕陽の説明をするポーリー。これはよいシーンでした。
ジーナ・ローランズは好演していました。

今まで飛べなかったポーリーは飛べるようになります。
飛び続けてL.A.にたどり着きます。オウムのルぺと会います。飼い主はチーチ・マリン扮するタコス屋のイグナシオ。
ここはイーストL.A.だと元シンガー?チーチ・マリンの持ち歌の楽屋オチがあります。

イグナシオと話しをするポーリー。
成り行きでタコス屋のイグナシオの店で芸人となります。
元シンガーというかまだシンガー?のチーチ・マリンの歌があります。珍しく悪役ではありません。
ここでまたチンピラのベニーが登場して手入れのニセ電話をかけて大騒ぎのどさくさにポーリーを拉致します。

成り行きでベニーと組んでATM詐欺をするポーリー。ここはジェイ・モーアが2役を1人で演じてることになります。上手いじゃん。
ベニーのアパートにて、TVでアルフレッド・ヒッチコック監督の動物パニック物のマスタピース作品『鳥』(63年)を見ていたりします。これは基本的な楽屋オチ描写でした。

ベニーの彼女が欲しがるので宝石泥棒をするポーリー。
上手く行かずにポーリーは御用となります。これでラインゴールド博士のとこに来ることになります。
ここでボーリーはテストをされてカネのなる木の見込みがあるとされてスポンサー候補を集めての披露の席となりますが、わざと失態を演じるポーリーはラインゴールド博士の怒りを買って羽を切られて地下室送りとなります。これで話しは終わります。

長い話しが終わったとこでミーシャはポーリーを地下室から連れ出してマリーの住所を調べたがわからずにこまったとこで、偶然に取ってたメモの裏に住所が書いてあったりします。これは御都合主義でした。まあいいけど。

ミーシャ連れられてポーリーはようやくマリーの家にたどり着きます。マリーは成長して大人になっていました。これでハッピーエンドとなります。
ポーリーは不老不死なのかと思えますがあまり気にしないことにしましょう。何故オウムが喋る理由からして最初から説明はしていなかったし。


ジーナ・ローランズはTVシリーズの『ヒッチコック劇場』によく出ていました。
タイトル名は忘れましたが実生活の旦那ジョン・カサベテスと共演しているエピソードもあります。ここで演ずるキャラクターがジョン・カサベテスは元亭主の屈折した性格の男優でジーナ・ローランズは高飛車な女優兼金持ちの情婦と本人達のイメージそのままなのが面白かったりします。


そんなわけでドリームワークスSKGぽくならずに上手くまとまっていたよい作品でした。



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