『恋の時給は4ドル44セント』(1991年)
この作品はブライアン・ゴードン監督、ジェニファー・コネリー、フランク・ホエーリー主演のロマンティック・コメディのはずです。
なおこの文はネタバレ全開となっています。
ジェニファー・コネリーがヒロインで出てるらしいので見ました。
1991年 カロルコ アメリカ作品
ランニング・タイム◆84分
原題◆Career Opportunities
プロット◆家出騒ぎに強盗騒ぎな話なようです。
音楽◆トーマス・ニューマン
スカイパーフェクTV311パワームービーにて。画質はよいです。
キャスト
ジェニファー・コネリー→お嬢様のジョジー
フランク・ホエーリー→貧乏人の勤労青年?のジム
ダーモット・マローニー→強盗コンビの片割れネスター
キーラン・マローニー→強盗コンビの片割れギル
ブライアン・ゴードン監督の演出はまあよいと思います。
ジョン・ヒューズが脚本を書いています。このクレジットを見てこれはお気楽コメディですなと思ったらその通りでした。まあいいけど。
貧乏人が金持ちのふりをするギャグは見ててわびしくなります。
始まって30分たってようやくジェニファー・コネリーが本格的に登場します。
成り行きで主人公2人が一晩中誰もいないホームセンターに閉じ込められることになります。
遊び回るのの刃結構なんですが夜間のホームセンター内を散らかしたのは誰が片づける?これだけで評価が低くなります。ギャグはこれだけでした。
この店の名前はターゲットです。モータースポーツのスポンサーでおなじみ。インディカーのチップ・ガナッシ・チームのスポンサーです。
ジェニファー・コネリーは何かクラシックな感じ。50年ぐらい遅く生まれてきたのが不運かもしれません。1930年代ならヘディ・ラマーぐらいにはなれたかもしれません。と、やっぱりポイントはヌードになってしまいます。
→少し歳をとってからの『ウェイキング・デッド』(2000年)はヌードは無しでもよかった。
フランク・ホエーリーは主役ではないけどあちこちの作品でよく見ます。
それなりにやっているようです。
悪役?でダーモット・マローニーがドジな強盗コンビの片割れで登場。長髪、もみ上げ、ヒゲ、まゆ毛がつながっていました。そしてゲイっぽい身のこなし。と全く似合っていません。
この作品がシリーズ化されてレギュラーにならなくてよかったと思われます。
強盗コンビを演じる俳優の姓が同じなこの2人は本物の兄弟なの?全然似ていませんけど。
ダーモット・マローニーはもっと有名になると思っていたがそれほどでもなかった。他の作品ではケチな恋敵役が多いような。
→例外としては『コピーキャット』(95年)ではいいキャラでした。
そんなわけでジェニファー・コネリーのお嬢様やダーモット・マローニーの強盗姿が見れる珍品な作品でした。いいのは邦題だけだったりして。この邦題は洒落てていい感じです。
« 『シュア・シング』(1985年) | トップページ | 『フロム・ダスク・ティル・ドーン』(1996年) »
「映画」カテゴリの記事
- 『彼らは忘れない』(1937年)(2022.02.27)
- 『ギャングを狙う男』(1953年)(2022.02.26)
- 『ブラック・リッジ』(2020年)(2022.02.20)
- 『フローズン・ストーム』(2020年)(2022.02.19)
- 『私は逃亡者』(1947年)(2022.02.13)
「1990年代」カテゴリの記事
- 『地獄の女スーパーコップ』(1992年)(2018.12.30)
- 『マングラー』(1995年)(2018.12.16)
- 『ホムンクルス 新種誕生』(1997年)(2018.12.15)
- 『PERFECT BLUE パーフェクト ブルー』(1998年)(2018.08.26)
- 『ありふれた事件』(1992年)(2018.03.11)
「ロマンティックコメディ」カテゴリの記事
- 『パーム・スプリングス』(2020年)(2021.12.11)
- 『ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー』(2019年)(2021.05.01)
- 『ターンレフト・ターンライト』(2002年)(2019.09.28)
- 『クレオ/レオ 君の名はヴェロニカ・ハート』(1989年)(2018.11.17)
- 『陽気なルームメート』(1943年)(2018.09.01)
コメント