『クラッシュ』(1996年)
この作品はデビッド・クロネンバーグ監督、ジェームズ・スペイダー、デボラ・カラ・アンガー、ホリー・ハンター主演の交通事故フェチ・ドラマのようです。
なおこの文はネタバレ全開となっています。
1996年 アライアンス カナダ作品
ランニング・タイム◆101分
原題◆Crash
プロット◆クルマでセックスして不感症を直す話のようです。
音楽◆ハワード・ショア
キャスト
ジェームズ・スペイダー→ジェームズ・バラード
デボラ・カラ・アンガー→夫人のキャサリン・バラード
ホリー・ハンター→偶然事故った相手ヘレン・レミントン
エリアス・コーティース→事故を演出する男ヴォーン
ロザンナ・アークエット→怪我の治療中でギブス姿のガブリエル
スカイパーフェクTV311パワームービーにて。画質はよいです。
デビッド・クロネンバーグ監督の演出はよいと思います。
私はわけのわからない話でもあまり気にしませんが、見てて誰だ誰だかわからないのはこまるのです。この作品はそうではないのでよかった。
医療関係の描写に異常なこだわりがあるようです。よくわからん。
舞台になる都市はL.A.なのでしょうか。広い道路にクルマの群れといったらL.A.となります。
ジェームズ・スペイダーの役名がジェームズ・バラードとは原作者は同じ名前で洒落になっているのか?
ジェームズ・バラードが乗ってクラッシュする赤いクルマのマークは何の象徴なんでしょうか。刺青をするほどですから何か意味があるのでしょう。よくわからん。
→ 1962 Lincoln Continental
女優さんのことで・・・
デボラ・カラ・アンガーは終始タバコを吸っていた。この作品では脱いでいました。
ホリー・ハンターはやっぱり背が小さいです。赤い革の手袋をしています。
ロザンナ・アークエットはギブス姿でした。この姿を見て、そうだ録画してあるカトリーヌ・ドヌーブの義足姿が見られるらしいルイス・ブニュエル監督の『哀しみのトリスターナ』(1969年)を見ようとなります。今度見よう。
スターの事故のことで・・・
ジェームス・ディーンはポルシェ550スパイダーで事故死した。
ジェーン・マンスフィールドはオープンカーで事故り首が千切れて死んだ。長いマフラーをホイールのスピンナーに絡ませて死んだという話をどこかで聞いたような。ホントか?
グレース・ケリーもモナコ王妃になってからクルマで事故死した。ホントに本人が運転して事故ったのかは薮の中ですが。
クルマで・・・
マツダのロードスターが出てました。映画にはよく出てきます。これは売れてるから何となく出ていると思えます。
→ 1990 Mazda MX-5 Miata [NA]
他になにげに洗車してますがアメ車のオープンカーなんて雨漏りがするのではと思えます。
見てて途中までこの話は落ちがない。と思ったいたら、そうではなく不感症が直る話なのではと思えました。
始まったとこで夫婦で不感症となってて途中で不倫したりバイセクシュアルに走ったりしましたがラストで夫婦で感じることで落ちがついたようです。なるほど意外と健全な話しなようです。
そんなわけで意外とまともな話しのよい作品でした。
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