『デス・プルーフ』
この作品はクエンティン・タランティーノ監督、カート・ラッセルと女優さん達が主演の会話シーン+カーアクションです。
なおこの文はネタバレ全開となっています。
2007年 トラブルメーカー・スタジオ/ディメンション・フィルムズ アメリカ作品
ランニング・タイム◆113分
原題◆Death Proof
プロット◆殺人鬼が1勝1敗となる話しのようです。
音楽◆他から引用大会のようです。
ジェネオン発売のDVDプレミアム・エディションにて。画質はよいです。
キャスト
カート・ラッセル→殺人鬼スタントマン・マイク
シドニー・タミーア・ポワチエ→DJのジャングル・ジュリア
ジョーダン・ラッド→ブロンドのシャナ
ヴァネッサ・フェルリト→ブルネットのアーリーン a.k.a"バタフライ"
マーシー・ハリエル→知り合いのマーシー
ローズ・マッゴーワン→ブロンドのパム
ゾーイ・ベル→スタントマンのゾーイ
トレイシー・トムズ→スタントマンのキム
ロザリオ・ドーソン→メイク仕事のアバナシー
メアリー・エリザベス・ウィンステッド→チア・リーダー姿のリー
クエンティン・タランティーノ→バーテンのウォーレン
クエンティン・タランティーノ監督の演出はよいと思います。
話しの後にカーアクションが入ります。その繰り返しとなっています。
会話シーンはそんなに退屈ではなかった。まあまあ。
女優さんでは・・・
前半はダンスのヴァネッサ・フェルリト。
後半はチアリーダーのメアリー・エリザベス・ウィンステッド。
が目立ちます。
タイトル。
始まったとこでわかりますが画質はわざわざ悪くしているようです。
テキサス州 オースティンにて。
クルマに女の子が3人。
シドニー・タミーア・ポワチエ扮するDJのジャングル・ジュリア
ジョーダン・ラッド扮するブロンドのシャナ
ヴァネッサ・フェルリト扮するブルネットのアーリーン
が、登場。
ブルネットが素敵なヴァネッサ・フェルリトが目立ちます。最初はローズ・マッゴーワンかと勘違いしていました。
とりとめのない会話が続きます。
ラバーダッグの黒いシボレーNovaが見えます。
店にて。
引き続き女の子3人に加えてマーシー・ハリエル扮するマーシーが来ます。
店を出る4人。
テキサス・チリ・パーラーへ。
ジュークボックスがあります。EPレコードをかけています。
携帯電話を使っているとこでいきなり、ブライアン・デ・パルマ監督の『ミッドナイトクロス』(1981年)の音楽が流れます。クエンティン・タランティーノ監督はホントにこの作品が好きなんだなと納得します。
クエンティン・タランティーノ扮するバーテンのウォーレンが登場。
一気飲み大会となります。
外は雨です。テラスでタバコを吸っているアーリーン。このシーンは好きだな。1940年代の女優さんみたい。
黒いシボレーNovaが見えます。
若い男ネイトと話しをするアーリーン。
赤い傘をさしてクルマに行くアーリーンとネイト。
店内です。
食事中のカート・ラッセル扮する殺人鬼スタントマン・マイクが登場。
若い男2人は酒を飲ませてセックスへともちこむ相談中。
カウンターではローズ・マッゴーワン扮するブロンドのパムとスタントマン・マイクが話し込む。
ブロンドなので最初はローズ・マッゴーワンとはわからず。
また女性3人が来ます。名前はわからん。知り合いのようです。
スタントマン・マイクの映画談義となります。
『バージニアン』の映画は山ほどあるのでどれかわからん。ウエスタンだと思う。
ロバート・ユーリックのTVシリーズでスタントを担当したとスタントマン・マイク。
ロバート・ユーリックとはいえば『ダーティハリー2』(1973年)の4人組の白バイ警官の1人なのが1番有名でしょう。
『ダーティハリー2』(1973年)での白バイ警官4人組のキャスト
デビッド・ソウル→白バイ警官のJohn Davis
ティム・マシソン→白バイ警官のPhil Sweet
キップ・ネイブン→白バイ警官のRed Astrachan
ロバート・ユーリック→白バイ警官のMike Grimes
『ダーティハリー2』は4人組それぞれの代表作になっています。
アーリーンをナンパするスタントマン・マイク。
ダンスとなります。アーリーンを演じるヴァネッサ・フェルリトの見せ場のようです。このダンスはかなりなものです。
フィルムが飛んでシーン転換となります。
これが売りのギミックらしい。面白い。
パムをシボレーNovaに乗せるスタントマン・マイク。
デス・プルーフのセリフ。
カーアクション映画3本の名が出ます。
『バニシング・ポイント』1971年版
『ダーティ・メリー クレイジー・ラリー』(1974年)
『バニシング in 60』(1974年)←これは未見です。
女性4人は小型の赤いクルマに乗っています。日本車?
シボレーNovaをスタートさせるスタントマン・マイク。
急発進と急ブレーキの連続で助手席のパムは死に至ります。
次は女性4人のクルマと正面衝突するスタントマン・マイク。
女性4人の死に方をわざわざ時間を戻して別テイクで順番に描写しています。時間を戻して別々に描写する手法で有名なスタンリー・キューブリック監督の『現金に体を張れ』(1956年)なのかい。面白い。
病院にて。
マーリー・シェルトン扮するドクター・ブロックが登場。
ケバいメイクがいい感じのマーリー・シェルトンです。
スタントマン・マイクは軽症で無事です。
この件関して保安官親子が話し込んでいます。事情説明描写らしい。
テネシー州 レバノンにて。14ヶ月後。
ラパーダックのダッジ・チャージャーのスタントマン・マイクが登場。
コンビニにて。サークルA
黄のマスタングの女性3人。
トレイシー・トムズ扮するキム
ロザリオ・ドーソン扮するアバナシー
メアリー・エリザベス・ウィンステッド扮するチア・リーダー姿のリー
の3人が登場。
ここは何故かモノクロになっています。
クルマの窓から出てるアバナシーの脚を舐めるスタントマン・マイク。クエンティン・タランティーノ監督の趣味らしい。
クルマのボンネットに寄りかかってタバコを吸っているアバナシー。
またダッジ・チャージャーの姿が見えます。
モノクロからカラーに切り替わります。
汚しはなくなって普通によい画質になっています。
4人をカメラのファインダから見たショットがあります。撮っているのはスタントマン・マイクです。
マスタングにて。
とりとめのない会話です
ザ・ロックの名がが出てきます。ブロレス最大手WWFのスターレスラーのザ・ロックです。現在はハリウッドでアクション俳優をやっています。
会話は続きます。クルマについて云々・・・。
店です。
食事しながら会話は続きます。
ゾーイは運動神経がいいと話しが出ています。
マッスルカーのダッジ・チャレンジャーの話題となります。もちろん映画の『バニシング・ポイント』1971年版も出てきます。
1970年型。440エンジン。白。
売り主のとこに行きます。農場のようです。
ジャスパー。持ち主の名前です。
ここにマジで1970年型、白いダッジ・チャレンジャーがあります。
シップ・マストとは?
アバナシーがジャスパーと交渉して試乗となります。
チアリーダー姿のリーは置き去りでジャスパーの話し相手となっています。これでメアリー・エリザベス・ウィンステッドの出番は終わりです。
試乗です。ダッジ・チャレンジャーがスタートします。
クルマから出て上に乗るゾーイ。これがシップ・マストらしい。
スタントマン・マイクのダッジ・チャージャーがスタートします。
カーアクションとなります。
田舎道を走るシーンが多いので何となく『ダーティ・メリー クレイジー・ラリー』風な画調になっています。
頭に来てハンドガンを撃つキム。
撃たれて逃げるスタントマン・マイク。
ゾーイは無事でした。
今度は追うダッジ・チャレンジャーです。
スタントマン・マイクのダッジ・チャージャーにて。
痛いのは苦手なスタントマン・マイク。泣きが入っています。
腕を撃たれています。あまり重傷ではないようですけど・・・
追いつくダッジ・チャレンジャー。
逃げるダッジ・チャージャー。すっかりヘナチョコになっているスタントマン・マイクです。よくこんな役を引き受けたなカート・ラッセル。さすがにスターは余裕があります。
ジョン・カーペンター監督の『ゴースト・ハンターズ』(1986年)で結構情けないキャラをやってるカート・ラッセルですが、この作品もかなり情けないキャラです。
結局追いつかれてダッジ・チャージャーはスクラップとなり、スタントマン・マイクは女性3人にボコボコにされています。
エンドとなります。これでエンドかい。
後タイトルで1970年代風のポートレイトの図があります。
これも凝っています。
そんなわけで思っていたより退屈ではなかった。カーアクションのよい作品でした。
他のカーアクションで、
スティーブ・マックィーン主演、1968年型マスタング・ファストバック390GT対1968年型ダッジ・チャージャーR/Tの元祖カーアクション『ブリット』(1968年)
イタリアのミラノを舞台に英国車ミニが主役の犯罪コメディ『ミニミニ大作戦』1969年版もお勧めです。普通のクルマとしてルパン三世の愛車フィアット500がたくさん出ています。
ダッジ・チャレンジャーがひたすら走る『バニシング・ポイント』1971年版
スタントドライバーが『バニシング・ポイント』1971年版と同じ人が担当しているのでカーアクションが何となく似ている『ゲッタウェイ』(1972年)
1968年型シボレー・インパラと1969年型ダッジ・チャージャーR/Tが走る『ダーティ・メリー クレイジー・ラリー』(1974年)
本編はイマイチですが色々なクルマが走ってる『激走!5000キロ』(1976年)
オカルト・カーアクションの『ザ・カー』(1977年)
バイクはカワサキZ1000でクルマはOHV V8エンジンの『マッドマックス』(1979年)
マツダのRX-7とコスモAPのカーアクションがある『太陽を盗んだ男』(1979年)
赤いBMWが走りまくる『ザ・チェイス』(1994年)
無難なリメイクになっている『バニシング・ポイント』1996年版
スピードは文句ないけどエンジン音が物足りない『RONIN』(1998年)
1950年代のキャデラックが出てる不条理ホラー『ジーパーズ・クリーパーズ』(2001年)
プリマス・バラクーダとキャデラック・エルドラドが対決する『ハイウェイマン』(2003年)
日本の新しめのクルマが走りまくる『ワイルド・スピードX2』(2003年)
等々の感想があります。
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