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2008.01.27

『シノーラ』

この作品はジョン・スタージェス監督、クリント・イーストウッド主演の風変わりなウエスタンです。
なおこの文はネタバレ全開となっています。

1972年 マルパソ・カンパニー/ユニバーサル・ピクチャーズ アメリカ作品
原題◆Joe Kidd
ユニバーサル・ピクチャーズ発売のDVDにて。画質は非常によいです。
プロット 土地の権利争いに首を突っ込む話しのようです。
音楽 ラロ・シフリン

キャスト
クリント・イーストウッド→賞金稼ぎのジョー・キッド
ロバート・デュバル→地主のハーラン
ジョン・サクソン→シノーラのルイス・チャーマ
ステラ・ガルシア→チャーマの恋人ヘレン・サンチェス
ドン・ストラウド→ハーランの手下ラマー
ポール・コスロ→ハーランの手下ロイ
ジェームズ・ウェインライト→ハーランの手下ミンゴ
ギル・バレート→ハーランの手下エルジェイ
グレゴリー・ウォルコット→ボブ・ミッチェル保安官
ペペ・ハーン→神父


ジョン・スタージェス監督の演出はよいと思います。
脚本はエルモア・レナード。
ラロ・シフリンの音楽は派手になっています。何となくエンニオ・モリコーネ風になっているような感じです。

ロケの効果はよく出ています。この感じは『ペイルライダー』(85年)の引用されているようです。ということはジョン・スタージェス監督と組んだことは無駄ではなかったようです。この組み合わせも不思議な感じです。

ジョン・スタージェス監督は下り坂になるのが早かったようる思えます。それで私のスタージェス監督のお気に入り作品は『日本人の勲章』(55年)です。


ムショに入っているクリント・イーストウッド扮する賞金稼ぎのジョー・キッドが登場。態度がデカイ。
どんな話し?となります。

裁判所に向かうジョー・キッド。
そこではジョン・サクソン扮するシノーラのルイス・チャーマが土地の権利のことで裁判を受けています。
裁判はもめてルイス・チャーマ一味が裁判所を制圧することになります。書類を燃やしたりしています。
どさくさに紛れて裁判官と外に逃げるジョー・キッド。
そんなこんなでルイス・チャーマ一味は街を出てしまいます。

保安官が人を集めて追跡の準備となります。

ロバート・デュバル扮する地主のハーラン一行が汽車で到着してホテルに向かいます。
ハーランの装備ですがボルトアクションのライフル+スコープを持っています。ウエスタンでは珍しい装備となっています。
手下のラマーはモーゼルミリタリーを所有。ウエスタンでは珍しいハンドガンです。

地主のハーランに女がいます。これがブロンドでやせ形の美人でいかにもクリント・イーストウッドの好みといった感じです。
ハーランはジョー・キッドを呼んで狩りだと称して雇います。

ハーラン一行は出発となります。
尾行がついていた、りメキシコ人一行と会って別れた後からボルトアクションのライフル+スコープで狙撃して捕まえてルイス・チャーマの居所を口を割らせようとします。結局射殺する。
モーゼルミリタリーのシーンもあります。

ステラ・ガルシア扮するヘレン・サンチェスがいる小屋に到着するハーラン一行。
ヘレン・サンチェスは江波杏子に似ています。
で、また移動するハーラン一行。ヘレン・サンチェスを同行させています。
他の手下が合流して大所帯となって移動するハーラン一行。

どうやらルイス・チャーマの村に到着したようです。
肝心のルイス・チャーマは岩山に逃げていて不在となっていて強引に交渉するハーラン。出てこないと5人処刑するとなります。
ここでハーランから首を宣告されて人質と一緒に教会に閉じこめられるジョー・キッドです。

手下のラマーがジョー・キッドを挑発します。あっさりと殴り倒されます。
で、塔で見張りをするラマーはジョー・キッドの小細工で出入り口から転落して死亡となります。間抜けな死に方です。
ラマーのモーゼルを手に入れるジョー・キッド。

次に教会の外にいる見張りを振り子の要領で水がめをぶつけて片づけるジョー・キッド。これはアイデアは面白いがいくら何でも普通が気がつくと思えます。間抜けなシーンでアイデア倒れの典型となっています。

5人の処刑の前に何とかしようとなります。
で、間一髪というとこで処刑を邪魔してヘレン・サンチェスを連れて逃げるジョー・キッド。
奪ったモーゼルを撃ちまくるシーンがあります。

岩山のルイス・チャーマのとこに行くジョー・キッドとヘレン・サンチェス。交渉して街に戻って裁判を受け直すことにするように説得するジョー・キッド。

ハーラン一味も岩山の方に移動します。手下のエルジェイが子分筆頭のようです。
ハーランの手下ミンゴによる狙撃の描写があります。で、すでにこの作品で遠距離狙撃で銃声より前に銃弾が当たる描写をやっていました。これにはビックリ。

ジョー・キッドも持参のケースからボルトアクションのライフル+スコープを組み立て同じ遠距離狙撃で撃ち返してハーランの手下ミンゴを1発で仕留めます。

シノーラに戻るハーラン一行。ルイス・チャーマを待ち伏せます。
ここでジョー・キッドは汽車で酒場に突っ込みます。これはアラスカ物かと思えます。このシーンは意外と間延びしててアクションシーンにしては物足りないと思えます。
そんなことから散発的な撃ち合いとなります。実際の撃ち合いはこんな感じなのでしょう。

決着が付いたとこで保安官が裁判所から出てくるとこでリボルバーをホルスターに入れ損なうとこがありますが、これは演技ではないと思えます。
そのうえにジョー・キッドに殴り倒されていました。何だかよくわからんシーンです。

地主のハーランの手下のキャストは色々といます。
ポール・コスロはハーランの手下ロイのようです。
ハーランの手下ラマーのドン・ストラウドはこの頃はよく悪役を演じています。『マンハッタン無宿』(68年)にも出ていました。

この当時のイーストウッドを見ていますとヒュー・ジャックマンはホントに若い頃のイーストウッドに似ていると思えます。


そんなわけで、これはまた風変わりなウエスタン作品でした。悪くない。


地上波TV放映で1回見ていますがあまり面白くなかった印象があります。
以前見て印象に残っていたのはモーゼルミリタリーの狙撃と思っていたがこれが全くの勘違いでした。狙撃に使用しているのはボルトアクション+スコープのライフルでした。記憶力というのはあてにならないものです。


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コメント

僕の中で、ジョン・スタージェス監督といえば、OK牧場の決闘が一番面白かった。特にワイアット・アープ役のバート・ランカスターは最高に良かったし、アル中のドク・ホリデイ役のカーク・ダグラスの演技もよかった。ガンファイトの魅力が、そして西部劇の魅力が、音楽もよかったです。もし、観ていなかったら是非観てください。

ディープインパクトさん、コメントありがとうございます。

『OK牧場の決闘』ですか、これはかなり昔にTVで見たことがあります。
ガラス越しに撃つシーンが印象に残っています。
ディープインパクトさんのコメントからまた見たくなります。

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