『デッドサイレンス』(1996年)
この作品はダニエル・ペトリー Jr.監督、ジェームズ・ガーナー、マーリー・マトリン主演の人質サスペンスです。
なおこの文はネタバレ全開となっています。
この作品はジェームズ・ガーナーが出てて評がいいので見ました。ジェームズ・ガーナーといえば私にはコメディ・ウエスタンの傑作『夕陽に立つ保安官』(68年)が印象に残っています。
1996年 HBO アメリカ作品
原題◆Dead Silence
スカイパーフェクTV311パワームービーにて。画質はよいです。
プロット 3人組強盗団に振り回される話しのようです。
キャスト
ジェームズ・ガーナー→FBIのポター捜査官
ケネス・ウェルシュ→現場指揮のバッド
マーリー・マトリン→メラニー先生
キム・コーテス→強盗3人組のテッド・ハンディ(テッド・パンディではない)
ゲーリー・バサラバ→強盗3人組のシェップ
ジェームズ・ビルマリー→強盗3人組のソニー
チャールズ・マーティン・スミス→目立ちたがりのマークス
ロリータ・ダビドビッチ→フォスター刑事/テッド・ハンディの情婦プリス・ガンダー
ミミ・クズィク→バス運転手のドナ
エイドリアン・ハフ→若いFBIのヘンダーソン
ブル・マンクマ→FBIのヘンリー
テッド・ホワイタル→トビー
バークレイ・ホープ→市警のスティルウェル
スコット・スピードマン→電話を持っていったスティービー
ジョン・バージェリオス→州警察のトリメイン
ダニエル・ペトリー Jr.監督の演出はよいと思います。
220万ドルの隠して捕まった3人組が脱獄して人質を取って食肉処理場跡に立てこもって話しは進みます。で、人質救出物かと思って見てたたもので、その救出劇が終わってから意外な展開で更に話しは進みます。これには驚いた。
このキャストの人がこんなキャラをやるのかいと驚かせます。
チャールズ・マーティン・スミスはそんなものか納得出来ましたが、ロリータ・ダビドビッチの方は意外でした。ロリータ・ダビドビッチの退場の仕方もアッサリとしてて意外でしたし。
ジェームズ・ガーナー扮する内憂外患のFBIのポター捜査官は人質が最優先ではなく犠牲者を出来るだけ少なくするというポリシーとなっていました。ジェームズ・ガーナーは歳も歳ですがこの役を無難にこなしていました。
犯人のリーダー格はシリアルキラーで名高い実在のテッド・パンディならぬテッド・ハンディとなっていました。何かの洒落なのか?
マーリー・マトリンは人質としての扱いは丁重なものであまり危機感は感じませんでした。どぎつくすればいいわけではありませんがもう少し何とかしてくれればと思いました。何しろマーリー・マトリンは耳が不自由でも女優をしているという特別な人ですからそれは無理なことのようです。
ロリータ・ダビドビッチのアップはちゃんとソフトフォーカスで撮っていました。いい扱いではないですか。演じがいのある役でしたし・・・
そんなわけで凝った脚本のよい作品でした。
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