『ファイナル・コンタクト』(1997年)
この作品はティモシー・ボンド監督、エリック・ロバーツ、シェリリン・フェン、ディーン・ストックウェル主演の円盤SFサスペンスです。
なおこの文はネタバレ全開となっています。
1997年 プロマーク/スペクタクラー・フィルムズ アメリカ作品
原題◆The Shadow Men
スカイパーフェクTV311パワームービーにて。画質はよいです。
プロット UFOと遭遇してエイリアンに追い回される話しのようです。
キャスト
エリック・ロバーツ→普通の会社員ロバート・ウィルソン
シェリリン・フェン→奥さんのデズ・ウィルソン
ディーン・ストックウェル→UFOの専門家スタン・ミルズ
ブレンドン・ライアン・バレット→息子のアンディ・ウィルソン
バレリー・スイフト→プロローグで死んだジェーン
デビッド・バウ→仕事仲間のハリー
ティモシー・ボンド監督の演出はよいと思います。
低予算なのが出演者の衣装がシーンが飛んでも同じ衣装の使い回しで、いかにもまとめ撮りしましたという感じです。でもこういうの好きですけど。
ビデオを見て動揺するは画面が斜めになったりします。基本的でいいです。
一応カーアクションもあったりします。撃ち合いもあった。
プロローグでメン・イン・ブラック達に追われるディーン・ストックウェル扮するUFOの専門家スタン・ミルズのクルマがクラッシュして20年後となります。
で、エリック・ロバーツ一家3人がクルマでUFOに遭遇するシーンで特撮が結構よくてなかなかよろしい。技術の進歩はいい。でも特撮はここぐらいでした。低予算なので予算はここで使い果たしたのかもしれません。
エイリアンは典型的なつり目のタイプになっていました。
エイリアンと遭遇してその後の展開がこれまた典型的な進行で警察に信用されないという設定になっていました。メン・イン・ブラックの訪問を受けたりと・・・
結局一家3人が捕まってたことがあまり伏線になっていなくてしり切れトンボになっていたりとマイナスポイントもありますがあまり気にならず。
シェリリン・フェンは白いニットに黒地に白い花のプリント模様のロングスカート。左の目元にホクロがあります。これが素敵です。
『ツインピークス』は未見なのに何故かシェリリン・フェンやメッチェン・エイミックの出演作が見たくなります。
エリック・ロバーツはごく普通の男が非現実なことに巻き込まれる様を熱演していました。エリック・ロバーツはすっかり独立系が専門の俳優になってしまいました。自分でそうしているのかもしれないけど。
ディーン・ストックウェルは何となく小林昭二のようでこれも非常によいです。
途中まではよかったけど後は普通のアクションでラストの落ちをB級風になってしまったのは残念。とはいえこの手の話しは落ちのつけようがないからこんなものかな。
そんなわけで私は話しは問わないのでよい演出とよいキャストの結構よい作品でした。
« 『A(アサシン)・ファイル』(1996年) | トップページ | 『巌窟の野獣』(1939年) »
「映画」カテゴリの記事
- 『彼らは忘れない』(1937年)(2022.02.27)
- 『ギャングを狙う男』(1953年)(2022.02.26)
- 『ブラック・リッジ』(2020年)(2022.02.20)
- 『フローズン・ストーム』(2020年)(2022.02.19)
- 『私は逃亡者』(1947年)(2022.02.13)
「1990年代」カテゴリの記事
- 『地獄の女スーパーコップ』(1992年)(2018.12.30)
- 『マングラー』(1995年)(2018.12.16)
- 『ホムンクルス 新種誕生』(1997年)(2018.12.15)
- 『PERFECT BLUE パーフェクト ブルー』(1998年)(2018.08.26)
- 『ありふれた事件』(1992年)(2018.03.11)
コメント