『ビデオドローム』(1983年)
この作品はデービッド・クローネンバーグ監督、ジェームズ・ウッズ、デボラ・ハリー主演のSF不条理ホラー・ドラマです。
なおこの文はネタバレ全開となっています。
デービッド・クローネンバーグ監督で見ました。ヒロインがデボラ・ハリーなのもあります。
1983年 ユニバーサル・ピクチャーズ カナダ作品
原題◆Videodrome
スカイパーフェクTV315スター・チャンネルにて。画質はよいです。
プロット 謎の組織の手先になるような話しのようですが何だかよくわかりません。
キャスト
ジェームズ・ウッズ→ケーブルTVのマックス
デボラ・ハリー→ラジオDJのニッキー
ジュリー・カーナー→秘書のブライデー
ピーター・ディボースキー→エンジニアのハーラン
リン・ゴーマン→ビデオセールスのマーシャ
ジャック・クレリー→オブリビアン教授
ソーニャ・スミス→教授の娘ビアンカ
レスリー・カールソン→バリー・コンベックス氏
デービッド・クローネンバーグ監督の演出はよいと思います。
特殊メイクはリック・ベイカーです。得意の猿メイクはありません。
謎のビデオソフトのビデオドロームとは何かと話しは意味深に進行します。結局オチがなかったように思えます。
TVを鞭で叩くシーンが何故か印象に残る。
この作品の公開当時のシティロード誌のデービッド・クローネンバーグ監督来日記事をまだ覚えているようです。→デービッド・クローネンバーグがいきなりTVを鞭で叩く・・・わけがない。これがオチでした。
ジェームズ・ウッズが若い。これが見どころかもしれません。トロントのケーブルTVの社長という設定。熱演していました。
ハンドガンはワルサーPPKでウッズの手と一体化してるが気持ち悪い。特殊メイク リック・ベイカーの腕の見せ所となっています。
デボラ・ハリーのヌードありです。演技の方はまあまあでした。
私はデボラ・ハリーのファンです。ボーカルを担当してるブロンディのLPレコード(古くてすいません。)はホトンド持っています。レコードプレーヤーはもうないけど。
後にリミックスされたCDアルバムをまとめて買いました。
ブロンディの歌は最近でも『ラグナッツ・ムービー』(98年)でも替え歌で使われたりしていて不思議な感じです。ブロンディてすが当時はキワモノかと評されていたように思えますが結構長持ちしています。
デボラ・ハリーさんと昔からメイクが濃くて年齢不詳で最近のインタビューをいまだにメイクが濃いので見ても地が見えないのかあまり変わっていないように見えます。
結構映画に出てるし、歌だけでもかなり映画に提供しているようです。
その他のディテールでは日本趣味のポルノビデオが出たりしてました。
グロとはグロテスクの略だったのか。知らなかった。
ビデオカセットはベータのようです。それにしてもこのVHSも同じですが、ビデオカセットのデザインは不細工です。
ところでDVDディスクの方はDVDドライブにセットしてからマウントするまでの時間が長いこと。ビデオカセットに比べれば永遠に待ち続けているような感じがします。ハイビジョンのDVDになっても状況は変わらんでしょう。
そんなわけで何だかサッパリわからん話しでしたが、それでも妙な雰囲気のよい作品でした。
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