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2007.11.08

『ペイヴメント 静かなる追跡者』

この作品はダレル・ルート監督、ローレン・ホリー、ロバート・パトリック主演の連続殺人物サスペンスです。
なおこの文はネタバレ全開となっています。

2002年 アポロ・プロ・メディア/モーション・ピクチャー・コーポレーション・オブ・ヨーロッパMPCE 南アフリカ=ドイツ作品
ランニング・タイム◆92分
原題◆Pavement
プロット◆謎の殺人鬼を追う話しのようです。
音楽◆アンソニー・マリネリ
スカイパーフェクTV315スター・チャンネルにて。画質はよいです。

キャスト
ローレン・ホリー→バクリー・クラーク刑事
ロバート・パトリック→森林捜査官のサム・ブラウン
ダニー・キーオ→中年のムーア刑事
クリス・ホフマン→若いケッカー刑事
シルバイン・ストリーク→鑑識のシルヴィア
ステイシー・シルバーマン→事務のジル
アレックス・ダンカン→昏睡状態のジョージ


ダレル・ルート監督の演出はよいと思います。
全編に渡り画調が変わっています。ドキュメント調という感じなのか・・・

段階クローズアップ使用。パッパッとカット割って寄っていく手法です。オリジナルとは違い改良されていて効果音付です。
最初に見たこの手法のオリジナルはアルフレッド・ヒッチコック監督の『鳥』(1963年)で目をえぐられた農夫の死体をクローズアップするのに使われていました。
よく考えればロジックが通っています。見たくないけどつい引きつけられてしまう目の動きを描写しているなとなります。


プロローグ。
出産でアクシデントが発生。

サンフランシスコ=S.F.です。
ローレン・ホリー扮するバクリー・クラーク刑事が登場。
ナースが殺されている現場からです。注射器が多数刺さってる猟奇殺人のようです。

アラスカです。
ロバート・パトリック扮する殺されたナースの弟の森林捜査官?サム・ブラウンが登場。病気で凶暴になっている狼を追跡します。襲われますがナイフで狼を仕留めます。
姉の死を知らされたサムはアラスカを離れます。バイクで移動しています。

キャラ紹介といったとこです。この2人をカットバックで描写しながら話しは進みます。

S.F.に来たサムを姉のアパートに侵入します。勝手に捜査活動をしています。
張り込みをしていた刑事2人に発見されて、居合わせたクラーク刑事らに踏み込まれてサムを逃亡します。

鑑識のシルヴィアから報告を受けるクラーク刑事。
ホテル・スリープ・イージーで休むサム。

次の殺人です。犯人は女性?と思わせぶりに話しは進行します。
現場にいたサムを呼び出して話すクラーク刑事。
ストライド・マーク=足跡。英語はわかりやすい。
クラーク刑事の前で見事な推理でホームズぶりを発揮するサムです。

大きな事件なのでFBIがやってきます。
迷惑な地元のクラーク刑事。会議となります。

FBIの大捜査となります。FBIが特定した容疑者のアジトを急襲します。地元警察もお付き合いしています。
途中でサムを乱入してきます。結局捕まった容疑者は長期間の引きこもり状態とわかり、今回の件については人違いとわかります。

クラーク刑事のアパートです。
食事する2人。箸を使います。
ラブシーンとなります。肝心なとこはアラスカの風景が挟まり溶暗で終わります。クラシックなラブシーンな手法になっています。

次の事件です。オーンバック医師が襲われます。
プロローグに出てた医師のようです。

夜、クラーク刑事のアパートから出動となる2人。
オーンバック医師が殺されてる現場にて。
付近を調べる2人で、それを覗く犯人。

S.F.なので名物の路面電車のショットがあります。
こういうのは好きだな。

手掛かり写真から参考人の家に行く2人。
肝心の障害児の息子は昏睡状態とのことです。見てるうちにどうやらこの息子が犯人のようです。

クラーク刑事とサムが帰った後で張り込みの刑事2人が撃たれます。
サムは勝手に1人で現場に向かいますが捕まってしまいます。
遅れて到着したクラーク刑事はサムの足跡を追って犯人のいる廃病院に捜査員を終結させるように連絡します。

廃病院に警察が突入してクライマックスとなります。
犯人が爆弾を準備している等、用意がよ過ぎるのがご都合主義です。
そんなこんなで事件は解決するようです。


見ているうちに、そもそもこの作品はローレン・ホリーのための企画なんでしょうと思えました。ラブシーンが物足りないのもこれでしょう。
そんなわけで無難な出来のサスペンス作品でした。悪くはない。



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コメント

深夜放映を録画して観ました。 1時間弱で終わってしまったのでエッと思って調べてみたら、本来92分のものを何と50分にカットしたそうです。 上の解説文を読むと、放映になかった場面がいくつかあり、ここをカットしたのだなーということがわかりました。 本筋にあまり関係ない(と思われる)部分をうまく切っているので、半分近くに縮めたにもかかわらず大きな違和感はなく、カット技術のうまさに感心しました。 前置きはさておき映画の感想ですが、なかなか良くできたサスペンスものだと思います。 主演のローレン・ホリーがとてもカッコいいです。 97年の「乱気流/タービュランス」以来でしたが、しっとりした中年女性の魅力が増しているように感じました。 ロバート・パトリックは「ターミネーター2」の無機質なイメージがありますが、本作では姉の復讐に執念を燃やす狩猟ガイドを人間味豊かに演じ、ローレンとのコンビもとても良かったです。 ほとんど期待せずに観たせいかもしれないが、日本未公開が勿体ないような佳作だと思います。

nakamura_yosikazuさん、コメントありがとうございます。

92分を50分にカットというのも凄いですね。
私はTV放映ならてっきりカットしても90分ぐらいだからほぼノーカットだと思っていました。これはビックリ。相変わらずTV局のやることは凄いものです。

ロバート・パトリックは「ターミネーター2」の1発で終わるかと思ったらそうではなくいい俳優になりましたね。たいしたものです。

ローレン・ホリーの『乱気流 タービュランス』(1997年)はレイ・リオッタばかりが目立っていました。ですからローレン・ホリーならこの作品のようがいいようです。

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