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2007.10.28

『メトロポリス』フリッツ・ラング監督版

この作品はフリッツ・ラング監督の有名なSFドラマです。
なおこの文はネタバレ全開となっています。
一応1984年のオリジナルを画面全体を着色してポップソングを付けたジョルジョ・モロダー版は見ています。特に偏見はないつもりです。1984年版もそれなりの出来でしょう。でも1984年版の音楽は1927年の映画より古びたような気がします。

1927年 ウーファ ドイツ作品
原題◆Metropolis
紀伊國屋書店発売のDVDにて。画質は非常によいです。音楽はステレオになっています。ちゃんとやればサイレント映画でもカクカクとした動きにはならないようでスムーズに動いていました。
プロット 支配者階級と労働者階級で何だかんだとある話しのようです。
音楽 ゴットフリード・フッペルツ

キャスト
ブリギッテ・ヘルム→マリア/ロボット/偽マリア
アルフレート・アーベル→父ジョー・フレーダーセン
グスタフ・フレーリヒ→息子フレーダー・フレーダーセン
ルドルフ・クライン=ロッゲ→ロートヴァング博士
テオドア・ロース→部下のヨザファート
フリッツ・ラスプ→部下の影なき男
エルヴィン・ビスヴァンガー→労働者11811号
ハインリヒ・ゲオルグ→心臓機械担当の責任者グロート


フリッツ・ラング監督の演出はよいと思います。
特に変わった描写はなく、普通に演出しているようです。
モブシーンは贅沢に使っています。


この作品のリストアに関する前説が入ります。

タイトル。
格言の字幕が入ります。

機械のモンタージュが入ります。
時計からスチーム駆動のサイレンが鳴ります。これはサイレント映画ならではの視覚的に音を描写しているようです。

労働交替の描写。
やはり仕事を終えた労働者は疲れ果てています。
地下深くが労働者の街。巨大なセットとなっています。

地上の御曹司クラブにて。
街の支配者ジョー・フレーダーセンの息子フレーダー・フレーダーセンのお相手は?
そんなとこにブリギッテ・ヘルム扮するマリアが子供達を引率してやって来ます。すぐに追い返されている。
マリアに一目ぼれのフレーダー・フレーダーセン。

マリアを追って地下に行くフレーダー・フレーダーセン。
工場です。有名なシーンです。
巨大の機械に労働者が大勢かかりきりとなっています。で、爆発します。
機械が怪物に見えるフレーダー・フレーダーセン。
モロクとは何?とよくわからん。

バベルの新塔ヘ行くフレーダー・フレーダーセン。
都市の描写が入ります。有名なシーンです。
作画の摩天楼が林立して。立体交差の高架道路に高架鉄道。複葉機が飛び交っています

バベルの新塔にて。
街の支配者ジョー・フレーダーセンの忙しい仕事ぶりの描写。
部下のヨザファートが工場の爆発の報告がないと責められています。
アラートです。カーテンを閉めます。
心臓機械担当の責任者グロートが報告に来ます。この男がヒゲのいかにもなカーポラルタイプとなっています。悪役そのものではないか。
怪しい地図2枚の報告があります。

この件でクビになる部下のヨザファート。
これで地下送りとなるらしい。ホワイトカラーからブルーカラーへと転落となっているようです。
オフィスを出て階段で自殺を図るヨザファート。これを止めるフレーダー・フレーダーセン。

ジョー・フレーダーセンは新しい部下の影なき男に息子フレーダー・フレーダーセンを見張るように命じています。

フレーダー・フレーダーセンは地下へ。
スチームが流れています。
アナログの針を点灯したランプに合わせる仕事の労働者11811号。
労働者11811号の仕事を交替するフレーダー・フレーダーセン。

フレーダー・フレーダーセンは労働者11811号にクビになった部下のヨザファートの所へ行けと言いますが、労働者11811号はヨシワラに行ったと字幕が出ています。

メトロポリスの古い家にて。
ルドルフ・クライン=ロッゲ扮するマッド・サイエンティストのロートヴァング博士が登場。発明家らしい。
ここに何故か街の支配者ジョー・フレーダーセンがやって来ます。知りあいのようです。
昔の女ヘルの顔の像があるらしい。
ヘルのことで口論している2人。
奥にはロボットがあります。動かします。立上がり歩くロボット。
後24時間で人間と変わらなくなるくらいに仕上げるとロートヴァング博士。
ジョー・フレーダーセンは本来の用件で地図の解読を頼みます。→2000年前のカタコンベの地図だとロートヴァング博士。

仕事中のフレーダー・フレーダーセン。
伝言を受け取ります。集会が2時に彼女が・・・

その地下の集会です。
集まっている労働者達。ウィレム・デフォーそっくりの人がいたりします。
マリアが話しをしています。バベルの塔の話です。
これを覗いているジョー・フレーダーセンとロートヴァング博士。

作画のバベルの塔ですが、デザインがマンガ『バビル2世』に出てくる塔そのまんまです。この場合は逆か。
BABELの文字。
頭脳と手の仲介は心。この話しが出ています。伏線です。

集会が終わったとこでマリアをナンパするフレーダー・フレーダーセン。
まんざらでもないマリア。
それでもフレーダー・フレーダーセンを媒介者と言うマリアです。これも伏線なのか。

ジョー・フレーダーセンはロートヴァング博士にロボットの顔をマリアにしろと命じます。

さっそくマリアを捕まえようとするロートヴァング博士。
スポットライトを使ってマリアを脅かしています。
逃げるマリアですが、他のシーンでもやたらと自分の胸を触ります。見てて気になります。エッチでいいけど。
→左胸を触るのは心臓が高鳴っていることを視覚的に描写しているつもりなのかも。女性がやると別の描写になりそうだけど。

ここでプレリュードが終わります。


間奏となります。
礼拝堂のフレーダー・フレーダーセン。マリアは来ない。
字幕で色々と説明しています。
ロートヴァング博士はロボットをフレーダーセン親子を破滅させるために使うとか。

修正版なので所々で欠損した部分を補完するための字幕が入ります。

メトロポリスのロートヴァング博士の古い家にて。
捕まってるマリア。
街を歩いているフレーダー・フレーダーセンがカットバックされます。

偶然にロートヴァング博士の古い家を通りかかっています。
マリアの悲鳴を聞いて家に入ろうとするフレーダー・フレーダーセンです。
ドアが開いて家に入ります。入ったがいいが閉じこめられます。
地下に向かうフレーダー・フレーダーセン。また閉じこめられます。
マリアの服の切れ端を見つけて焦るフレーダー・フレーダーセン。

マリアと機械にセットされてる状態です。
作業にかかるロートヴァング博士。
寝てる状態のマリアですが何故か向きが左右よく変わります。これは単なる撮影時のミスのようです。
作業と完了してマリアとなるロボットです。オリジナルのマリアはどうなった。よくわからん。

ドアが開いてようやく上に向かうフレーダー・フレーダーセン。
談判すると「マリアはお前の父と一緒だ」とロートヴァング博士が答えます。

バベルの新塔にて。
偽マリアにサボタージュ指令を出しているジョー・フレーダーセン。
これを見て激しく勘違いな動揺をしているフレーダー・フレーダーセン。寝込みます。

パーティにて。
男達が集まっているとこに偽マリアが登場。怪しげなダンスとなります。
メイクがキツイ偽マリアです。
このダンスを見ている男達の目の描写。合成を使っています。

寝込んでいるフレーダー・フレーダーセン。
幻覚の見ています。これは死に神なのか。

間奏の終わりとなります。


フリオーゾとなります。音楽用語です。よくわからん。
寝込んでいるフレーダー・フレーダーセン。
ヨザファートがやって来ます。
話し込みます。偽マリアが色々とやっているらしい。

メトロポリスのロートヴァング博士の古い家にて。
マリアとロートヴァング博士。
どうやらマリアは無事だったらしい。
ジョー・フレーダーセンが何をやろうとしているか説明しています。

地下の集会にて。
偽マリアが暴動を煽っています。
ここにやって来たフレーダー・フレーダーセンとヨザファート。
偽マリアを見て「マリアではない」とフレーダー・フレーダーセン。
で、逆に群衆に殺されそうになります。

欠損した部分を補完するための字幕が入りマリアは助けられたらしい。
ロートヴァング博士の古い家から脱出するマリア。

地下では扇動中の偽マリア。
モブシーンが多い。
エレベーターで地下へ。
ゲートを破りエネルギーセンターへ。心臓機械に押し寄せる群衆。
これを破壊すると地下の街は水浸しとなると責任者グロート。
心臓機械を群衆に破壊させてここからずらかる偽マリアです。

マリアは地下へ降ります。
誰もいない。
エレベーターが次々と落下しています。
水が噴き出して来ます。
驚くマリア。巨大非常ベルを鳴らします。

これを何とかしようとするフレーダー・フレーダーセンとヨザファート。

心臓機械が停止したので停電する地上の都市。

地下でマリアと再会のフレーダー・フレーダーセン。
子供達を連れて脱出となります。
ここも欠損した部分を補完するための字幕が入り結局何とか脱出したらしい。
でも地上は停電しています。

破壊された心臓機械にて。
責任者グロートは
「君たちの子供はどこだ?」
「地下の街を水浸しにした奴は誰だ?」
このように逆に群衆を扇動しています。

ヨシワラの偽マリア。
浮かれている描写が入ります。
ドイツの日本描写も相当なものです。ハリウッドに負けていない勘違いぶりとなっています。→ハリウッドの一例『日本人の勲章』(55年)

責任者グロートの扇動で街に繰り出す群衆。

欠損した部分を補完するための字幕が入ります。
群衆に見つかるマリア。何とか逃げ切れたらしい。

ヨシワラへとなだれ込む群衆。
偽マリアを捕まえます。魔女扱いで火刑にするらしい。

火刑となる偽マリア。
これを見ているロートヴァング博士。
で、本物のマリアを見つけて追っかけるロートヴァング博士です。

この辺はカットバックとなっています。
マリアが巨大な鐘にぶら下がったの鐘が鳴ります。

火刑となる偽マリアはロボットでした。
驚愕する群衆です。

今度はマリアをさらったロートヴァング博士とフレーダー・フレーダーセンのアクションとなります。

群衆に子供達と無事だと知らせるヨザファート。

転落して退場となるロートヴァング博士。

マリアと再会のフレーダー・フレーダーセン。
街の支配者ジョー・フレーダーセンと心臓機械の責任者グロートが対峙します。

媒介者フレーダー・フレーダーセンを介して握手となる街の支配者ジョー・フレーダーセンと心臓機械の責任者グロートです。

頭脳と手の仲介は心。この字幕が出てエンドとなります。
随分と単純な図式となっています。まあいいけど。


そんなわけで有名なだけはあるよい作品でした。ようやく正式版が見れて非常に満足しました。



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コメント

感想って・・・・
ただストーリーをだらだら書いてるだけじゃん・・・
ネタバレもクソもないよ これじゃ

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