『プラスティック・ナイトメア 仮面の情事』(1991年)
この作品はウォルフガング・ペーターゼン監督、トム・ベレンジャー、グレタ・スカッキ主演の悪女サスペンスです。
なおこの文はネタバレ全開となっています。
この作品はウォルフガング・ペーターゼン監督作品とキャストのトム・ベレンジャーとグレタ・スカッキで見ました。
1991年 カペラ アメリカ作品
原題◆Shattered
スカイパーフェクTV311パワームービーにて。画質はよくない。
プロット 自分は誰かと探す話の筈が色々ある話のようです。
音楽 アラン・シルベストリ
キャスト
トム・ベレンジャー→自分は誰かと探す男ダン・メリック
グレタ・スカッキ→献身的な妻のジュデス・メリック
ボブ・ホスキンス→探偵のガス・クライン
ジョアン・ウォリー・キルマー→恋敵のジェニー
コービン・バーンセン→仕事のパートナーのジェブ
デビ・A・モナハン→秘書のナンシー
スコット・ゲトリン→ジャック・スタントン
ウォルフガング・ペーターゼン監督の演出はよいと思います。
プロローグのクルマの事故シーンは何かミニチュアっぽい感じでした。
S.F.が舞台です。金門橋が出てました。金門橋といえば『めまい』(58年)のあの構図は出てきませんでした。あの構図を撮った人は偉い。で、『めまい』(58年)の影響はやはりあります。セコイアの森も出てきたし。
謎解きで話は進行します。結構引っ張られました。でも予想は出来ました。
実はトム・ベレンジャーが行方不明になったスタントンなんでしょうと思ってたらそうなりました。
結末はグレタ・スカッキに全部押し付けてしまった感じがしないでもない。これはイマイチ。やっぱりアメリカ人ではない女優はこういう扱いになるようです。
全体に人物交換はかなり無理があるし、偶然もいいかげんにしなさいと思える設定でした。まあいいけど。
フラッシュバックでガラスの割れるショットがありました。こういうの好きです。
トム・ベレンジャーはすっかりB級なスターになってしまった。これもこれでいいのでしょう。同じような人でロイ・シャイダーもそんな感じですが・・・
コービン・バーンセンは怪しいけれど関係ない人でした。
グレタ・スカッキは美しい。こんな人に看病されたいものです。
奥様なので白のベンツに乗っています。
赤いポルシェも出てました。そんな山口百恵の歌がありました。あれはいい歌でした。
ボブ・ホスキンスのクルマは1968年型のダッジ・コロネット。
OHV V8エンジンの音がいいです。セコイアの森の中で赤いポルシェとカーチェイスをして正面衝突か?のチキンゲームまでやってました。
そんなわけでこれはよく出来た土曜ワイド劇場なよい作品でした。
でも土曜ワイド劇場にグレタ・スカッキは出ないよな。トム・ベレンジャーは出そうな感じがしますが。
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