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2007.10.07

『2番目のキス』

この作品はピーターとボビーのファレリー兄弟監督、ドリュー・バリモア、ジミー・ファロン主演のレッドソックス・ロマンティック・コメディです。
なおこの文はネタバレ全開となっています。
この作品はMLBボストン・レッドソックス絡みのロマンティック・コメディで見ました。

2005年 ギル・ネター-フラワー・フィルムズ-ワイルドゲイズ・フィルムズ-アラン・グリーンスパン・プロ/フォックス2000ピクチャーズ/20世紀フォックス アメリカ作品
原題◆Fever Pitch
20世紀フォックス発売のDVD特別編にて。画質は非常によいです。
プロット レッドソックスファンとその恋人が互いに悪戦苦闘する話のようです。
音楽 クレイグ・アームストロング

キャスト
ドリュー・バリモア→仕事が命のリンジー
ジミー・ファロン→レッドソックスが命のベン
ジャック・ケーラー→先輩レッドソックスファンのアル
レニー・クラーク→ベンの伯父カール
スティーブン・キング→スティーブン・キング本人
ミランダ・ブラック→リンジーのの同僚ケリー
アイオン・スカイ→リンジーの知人モリー
ケイディー・ストリックランド リンジーの知人ロビン
マリッサ・ジャレット・ウィノカー→リンジーの知人サラ
ジェームズ・シッキング→リンジーのパパ
ジョベス・ウィリアムズ→リンジーのママ
エバン・ハルマス→ベンの知人のレッドソックスファン トロイ
ウィリー・ガーソン→ベンの知人のレッドソックスファン ケビン
アーマンド・リエスコ→ベンの知人のレッドソックスファン ジェラード


ピーターとボビーのファレリー兄弟監督の演出はよいと思います。
ファレリー兄弟の売りなお下品度は控え目にレッドソックス絡みですが結構普通のロマンティック・コメディになっています。
もちろんレッドソックスのことをスポイルしていません。もしかしてファレリー兄弟は本物のレッドソックスファンなのかも。

ドリュー・バリモアはあまりきれいに撮れていないような。
ジミー・ファロンはそれなりに好演していました。

この邦題『2番目のキス』は意味不明です。何だかわからん。DVDのジャケットにはMLBのことは全く出ていない。著作権の問題もあるのかもしれないけど、それぐらいケチるなよとなります。これはドリュー・バリモアの主演作絡みで邦題が付けられているようです。見ていないので私にはわからんかった。
原題◆Fever Pitchのニュアンスを入れた何かいい邦題がないものか。いいのが浮かばない。


プロローグ。
1967年 レッドソックス。
カール・ヤストレムスキーが三冠王を獲り、タイガース、ツインズ、ホワイトソックスとの熾烈な首位争いを制してアメリカンリーグで優勝した年です。ちなみにこの当時は斜陽なヤンキースは優勝争いには入っていません。
ですがセントルイス・カーディナルスとのワールドシリーズでは3勝4敗で敗退しました。

ナレーションが入ります。
1980年のベン。母の都合でボストンに引っ越す。
母は兄のカールにベンの世話を頼みます。行き先はフェンウェイ・パークです。
眼鏡のアルにレッドソックスについてレクチャーを受けるカールとベン。

1980年当時のレッドソックス。
レフトがジム・ライス、センターがフレッド・リン、ライトがドワイト・エバンス、豪華な外野陣でした。
レフト、ファースト、DHのキャリア終盤のカール・ヤストレムスキー。
右投げ左打ちのカール・ヤストレムスキー。打った後のフォロースルーが美しい。

23年後となります。2003年10月。

タイトル。
映ってるMLBとは関係なさそうな銅像は多分、英国軍の動きに関する知らせを届けたこと「ポール・リビアの真夜中の騎行」で有名なポール・リビアだと思います。
このことを何で知っているかというと1912年ワールドシリーズでレッドソックスに勝利をもたらしたフレッド・スノッドグラス外野手の落球と同じぐらいボストンでは有名ということで知っています。やはりMLBからとなります。
私は音楽には詳しくないけどMLBは大好きで詳しいのです。

ジャック・フィニーのSF小説『ふりだしに戻る』を読んだ時には、どうせ1912年にタイムスリップするならタイタニック号なんてどうでもよくてワールドシリーズを見にボストンのフェンウェイ・パークに行けばいいのにと思ったものです。


プロローグ。
水色のフォルクスワーゲン・ビートルを運転しているジミー・ファロン扮する先生のベンが登場。生徒の子供を乗せています。

ドリュー・バリモア扮するリンジーは仕事中。
同僚はケリー。
ここに生徒を連れて社会科見学に来るベン一行です。

帰りのクルマの中で生徒に言われてリンジーをデートに誘うベン先生です。
結構反応がよかったりします。

ベンとリンジーのカットバックとなっています。
タッチフットボールのベン。
ジムで自転車をこいでるリンジー。

学校にて。スポーツ談義のベン。レッドソックスネタが出てきつつあります。
クライミングのローブを引っ張ってるリンジー。手が滑ります。落ちた人は普通は痛いだけではすまないけど、ここは映画なのでフォローはなし。

最初のデートです。
リンジーのアパートへと行くベン。
具合が悪いリンジーです。犬のアーニーがいます。
リンジーを献身的に介抱するベンです。

レストランにて。
屋外の席で食事のリンジーとベン。
携帯電話を持っていないベン。これは珍しいとなります。

ホームパーティです。
ベンを知人達に紹介するリンジー。
会話からフェンウェイ・パークのシーズンチケットを持っているベン。このシーズンチケットは伯父さんのカールから受け継いだようです。
フェンウェイ・パークのシーズンチケットは垂涎の的なのです。奥さんと交換してもいいと言ってる男がいます。これは伏線だったようです。
男達はレッドソックスの話しで盛り上がっています。
女性達はベンが独り者なのはどこかが変なのでは?とやっています。

ベンのアパートにて。
レッドソックスのアイテムだらけです。
鏡に後の壁にあるプレートは「ヨーキー・ウェイ」、トム・ヨーキーは古き良き時代のオーナーの名前です。ちなみにベーブ・ルースをヤンキースに売ったオーナーではありません。

ナイアガラの滝でデートのリンジーとベン。

3月です。MLB開幕まで後3週間。
知人とベン。新しいシーズンの始まりと盛り上がっています。

デートです。
ボルチモアの実家に招待したいとリンジー。都合があるとベン。
フロリダのレッドソックスのキャンプに行くのが都合なのです。
自分はレッドソックス・ファンだと告白するベンです。

リンジーの実家にて。
パパと髪形を変えたとママ。この辺のネタはファレリー兄弟らしい。
パパとTVを見ているリンジー。
ESPNのスポーツセンターです。熱狂的なファンとしてベンが映っていたりします。結構ビックリしてるリンジーです。

何かの打ち合わせをしているベン。
他の男達。トロイ、ケビン、ジェラード。シーズンチケット割当のようです。
ダンスでチケット争奪戦となっています。

開幕です。フェンウェイ・パーク。
リンジーと一緒に観戦のベン。
始球式は映画の原作でもおなじみなホラー作家スティーブン・キングがやっています。もしかしてレッドソックス・ファンなの?。スティーブン・キングらしいといえばそれらしい。
対テキサス・レンジャーズ戦です。テキサスにはイチローのよきライバルの好打者マイケル・ヤング遊撃手がいます。右打ちなのにシーズン200安打を連続しています。
レッドソックスにはこの頃はまだジョニー・デーモンがいたのか。

色々とリンジーにレクチャーしている常連ファン達。
ヤストレムスキーの読み方から始まって・・・

映画には出てないけどまだまだあります。
1948年のペナントレースはインディアンスとのワンゲームプレーオフに負けた。
1949年のペナントレースもあった。最後の最後でヤンキースに負けた。
1978年のペナントレースではヤンキースとのワンゲームプレーオフに負けた。

はるか昔ベーブ・ルースがいた頃、1918年にワールドシリーズが勝ってから・・・
レッドソックスが出場したワールドシリーズは全部3勝4敗で負けています。
1946年◆テッド・ウィリアムズが不振で負けた。
1967年◆ボブ・ギブソンが全く打てずに負けた。
1975年◆カールトン・フィスクのサヨナラホームランがあったが負けた。
1986年◆ビル・バックナーのエラーで負けた。
中々壮絶な歴史となっています。そんなわけでレッドソックスファンはご贔屓チームが負けたからとガックリして一々首を吊っていたら命がいくつあっても足りません。

レストランにて。
リンジーの両親と食事のベン。

仕事中のリンジー。
ママから電話です。ゴルフにつき合っているベンのこと。

6月のフェンウェイ・パーク。
試合の模様のモンタージュとなっています。
スタジアムの屋根に見える1、4、8、9、27、42、レッドソックスの永久欠番です。

1 ボビー・ドーア (Bobby Doerr)◆テッド・ウィリアムズの同僚2塁手。
4 ジョー・クローニン (Joe Cronin)◆1930年代に監督兼選手で活躍した。
8 カール・ヤストレムスキー (Carl Yastrzemski)◆フォロースルーが美しい強打者。
9 テッド・ウィリアムズ (Ted Williams)◆構えが美しい強打者。レフトの外野守備は上手くない。
27 カールトン・フィスク (Carlton Fisk)◆強打の捕手。1975年ワールドシリーズでのサヨナラホームランが有名。
42 ジャッキー・ロビンソン (Jackie Robinson)◆MLB初めての黒人選手。ブルックリン/L.A.・ドジャースの2塁手。この選手は特例で全球団の永久欠番となっています。


7月、失速するレッドソックス。
試合の模様のモンタージュが入ります。
観戦にMacBook持参のリンジー。当然迷惑がられています。
そんなとこでファールボールの直撃を受けるリンジー。昏倒します。

仕事中のリンジー。
クライアントのパトリック・ラインズが来ています。
デスクで寝てるリンジー。失態となります。

9月初めのレッドソックス。
学校にて、ベンは授業中。
リンジーがやって来ます。仕事絡みだけとパリに行きましょうと言われます。
ベンは都合があるらしい。
生理が遅れているとリンジー。話し込みます。

ベンのアパートにて。
夜中にリンジーから電話です。生理はあったと。
ベンはグローブ型の電話機を使用しています。

水色のワーゲン・ビートルで空港に迎えに行くベン。
リンジーのアパート前で話し込みます。こ

グラウンドにて。
子供のマーティ相手に愚痴のベン。結構、的確な返事をしているマーティ。

フェンウェイ・パークにて。
対N.Y.ヤンキース戦です。
でもリンジーの出るギャッビー風パーティに出席のベン。
1920年代の女優ルイーズ・ブルックス風スタイルのリンジーです。似合います。

パーティを出たとこで0-6でレッドソックスが負けていると聞くベン。
ここでマツイがホームランを打って0-7となります。関係ないとことで打つのがマツイらしい。
何故かDVDの日本語字幕では松井秀喜の松井ではなくカタカナのマツイとなっています。

ところで読売ジャイアンツからフリーエージェントになって移籍したことになっているN.Y.ヤンキースの松井秀喜ですが現在は読売と完全に切れている?→ヤンキースタジアムの外野フェンスに日本語で読売新聞の広告がデカデカと出ているの見ると、これではとても切れてないなとなります。松井秀喜本人はどう思っているか知らないけど。

松井秀喜はバッティングフォームはつまらないのがマイナスポイントです。
構えがつまらない、スイングがつまらない、フォロースルーがつまらないと、見ててよいとこがなく全く面白味に欠けています。
バッティングフォームはつまらないのに、打球の方は詰まっていても内野の間を抜けていったり外野手の前に落ちたりして、またつまらない。
現在N.Y.ヤンキースのベンチコーチをやってるドン・マッティングリーのバッティングフォームは美しかったものです。同じヤンキースでもエライ違いとなっています。

リンジーのアパートにて。
いい感じになっているベン。トロイから電話でレッドソックスが8-7で逆転勝ちをしたと知らせてきます。
これでベンは激しく後悔します。そんなわけでリンジーと口論となります。別れることになってしまいます。

9月末。レッドソックスは不振です。
フェンウェイ・パークにて。リンジーのことで愚痴のベンです。

ベンのアパートにて。
1986年のワールドシリーズのビデオを見ているベン。
ビル・バックナー1塁手のエラーで有名なワールドシリーズなのです。こういうのを自虐的といいます。

10月。プレーオフとなります。
レッドソックスは勝ち進みます。
アメリカンリーグ・チャンピオンシップ 対N.Y.ヤンキース戦となります。
3連敗しているレッドソックス。

沈痛な面持ちで食事となっているベン一行。
同じ店に何故かレッドソックスの選手のジェイソン・バリテック、トロット・ニクソン、ジョニー・デーモンがいたります。
これを見ているベン一行。当人達は意外と気楽だなとなっています。

リンジーのアパートへと行くベン。
パトリック・ラインズがいます。
ドアの外でリンジーと話し込むベン。
何だかダメになってような2人です。

レストランにて。
知人と食事のリンジー。
ベンが125000ドルでシーズンチケットを売る話しを聞くリンジー。このことを初めて知ったリンジーです。

フェンウェイ・パークに急行するリンジー。
ダフ屋からチケットを買って外野席に入るリンジー。
ベンはクリスにシーズンチケットを125000ドルで売る契約書にサインをするとこです。

これを止めようとクリスに携帯電話をしますが切られてしまうリンジー。
そうなったら外野席からグラウンドに降りてベンのいる内野席まで突撃するリンジーです。→グラウンドに降りること、よい子は真似をしてはいけません。
で、ベンを説得してキスとなります。

レッドソックスは3連敗から4連勝してワールドシリーズに進出する。
それでワールドシリーズも4連勝してポストシーズン8連勝したのです。これが2004年の現実のことなのです。映画より現実の方がぶっ飛んでいます。

後タイトル。
最後のは誰のプライベートビデオなの?→単なる楽屋落ちなのか。


そんなわけでこれは御機嫌なレッドソックスが絡むロマンティック・コメディのよい作品でした。


2007年 レッドソックスの松阪大輔。
シーズン前の予想ではローテーションを無事に務めフル登板して10勝15敗ぐらいと予想しましたが予想より勝てたようです。負け数の方は予想に近かったけど。
西武ライオンズ時代なら何処に投げてもストライクな状態だったけど、MLBでそうはいかない、でも松阪大輔がコントロールを気にして投げていたらMLBでは並の投手だと思うけど。
何となく相撲の花田兄弟の兄に似ています。

前から思っていたけど・・・
何故か知らないけど西武ライオンズは審判の判定で露骨にエコヒイキされています。
投手は抜群のコントロールの持ち主で、打者は絶妙な選球眼の持ち主なのです。これだから強いはずです。で、西武ライオンズの選手が他のチームに移籍して活躍が出来るのか?→全く活躍出来ないでしょう。実際そんなものです。
露骨なエコヒイキですが2007年シーズンはそうでもなかったようですけど。これはもう以前の話なのかも・・・



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