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2007.09.01

『エリン・ブロコビッチ』

この作品はスティーブン・ソダーバーグ監督、ジュリア・ロバーツ、アルバート・フィニー主演の実録ドラマのようです。
なおこの文はネタバレ全開となっています。
ジュリア・ロバーツ主演で評もよかったので見ました。『アウト・オブ・サイト』(1998年)のスティーブン・ソダーバーグ監督なのでハズレではないと思って見ました。

2000年 ジャージー・フィルムズ/コロンビア・ピクチャーズ/ユニバーサル・ピクチャーズ アメリカ作品
ランニング・タイム◆130分
原題◆Erin Brockovich
プロット◆訴訟して賠償金を勝ち取る話しのようです。
音楽◆トーマス・ニューマン
ソニー・ピクチャーズ発売のDVDにて。画質はよいです。

キャスト
ジュリア・ロバーツ→エリン・ブロコビッチ
アルバート・フィニー→エド・マクリー弁護士
アーロン・エッカート→ハーレーのジョージ
ドーン・ディダウィック→同僚で経理のロザリンド→
アディロ・バーンズ→同僚のアンナ
バレント・ロドリゲス→同僚のドナルド
マーグ・ヘルゲンバーガー→ドナ・ジェンセン
ジェミー・ハロルド→水質管理局のスコット
ランディ・ローウェル→UCLAのフランクル博士
T.J.タイン→PG&E社が最初によこしたフォイル弁護士
ジョー・チェアスト→ジェンセンの隣りのトム・ロビンソン
メレディス・ジンマー→ジェンセンの隣りのマンディ
ピーター・コヨーテ→途中から参加のポッター弁護士
トレーシー・ウォルター→証拠の話しをするチャールズ・エンブリー


スティーブン・ソダーバーグ監督の演出はよいと思います。
全体的に画調が黄色い感じです。これはもちろんデザインされていると思いますが意図は不明。

対比のために登場するサブキャラの扱いが悪くない。
ここが監督のセンス次第です。センスの悪い監督数多くがいるんです。このへんがよい監督か、ぼんくら監督になるかの分かれ道です。

始まる前にこれは実話です。と出てました。
出だしは追突事故で賠償金の筈がふいになって逆恨みする話しかと思えました。弁護士を逆恨みする話しだと『霧の旗』になります。

色々と省略描写があります。これは映画的でいい感じです。
弁護士に連絡をつけようと何回も電話するシーンではスティーブン・ソダーバーグ監督得意のカットバックを使っていました。
キスシーンから溶暗となります。これは古典的な描写となっています。
で、訴訟沙汰となって妨害があったりと普通のアクションになったりしたらマイナスになるとこでしたがそうはならず。いい感じ。

PG&E社が訴訟の相手。エンジンを作る工場のようです。
3価クロムは安全で6価クロムは危険なんだと。以前日本でも6価クロムがどうのこうのと新聞に載っていたことがあった。埋めてお終いだったような。掘り返してどうなったっけ?だんまりでうやむやかよ。
公害映画というと『ゴジラ対ヘドラ』(1971年)があります。この作品は公害汚染地域の実名がバッチリと出ているので地上波TVでは放送禁止でしょう。

そんなこんなでで無事に被害者であり原告の1人のドナ・ジェンセンは500万ドルが賠償金を受け取ることになった。
エリン・ブロコビッチは200万ドルの小切手を受け取ってエンドとなります。


ジュリア・ロバーツ扮するヒロインのエリン・ブロコビッチには8才は6才と9ヶ月の子供がいる設定。
マシューにケイティにベス。おとなしい子供でした。おとなしくないと子育て物語で別の映画になってしまいます。子供の使い方はあざとくはなかった。

最初は貧乏なエリン・ブロコビッチのクルマはやっぱり日本の小型車です。
何でしょう?普通はニッサン・セントラなんですけど。安いクルマを輸出して儲けは少なくてブランドイメージは悪くなる。ニッサンはバカだった。→現在もそんな感じか。
で、仕事が成功したらシボレーの4WDをプレゼントされてました。ハリウッドの日本車の扱いがよくわかります。

ジュリア・ロバーツはスタイルがいい。鼻の形が素敵。
どこかのインタビューでスタイル維持のために「お腹一杯食べたことがない」なんて読んだような。

アルバート・フィニー扮するマクリー弁護士が90%の同意が必要だと説得する演説は見事でした。
シェリル・クロウの歌は後半にようやく流れてて、有名な方の歌は後タイトルになってからでした。これは期待外れでした。まあいいけど。


そんなわけでジュリア・ロバーツ主演の普通のスター映画のよい作品でした。


ジュリア・ロバーツの兄がエリック・ロバーツです。
エリック・ロバーツは落ちぶれてB級専門となっています。これではジュリア・ロバーツから「あの人は兄ではありません」と言われてもしょうがない感じ。
で、エリック・ロバーツの娘がエマ・ロバーツで有望な若手女優となっています。これでエリック・ロバーツも面目が立つということかも。
それでもエマ・ロバーツの売り文句はジュリア・ロバーツの姪だったりします。父親のエリック・ロバーツの名前は出てきません。そんなものです。
「現実は不公平に出来ている」という言葉が身に沁みる。



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コメント

実はこの映画を僕も観ました。実話なんですね。人を外見で判断するといけない事がこの映画で、わかりました。事実は本当にあれに近いくらいの衣装で仕事してたのかな?実は僕は仕事が嫌いなのですが、この映画を観ていると自分の仕事振りを反省させられます。それとついでに、TBもさせていただきます。

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