『共犯者』(1995年)
この作品はジョナス・ペイト監督、クレイグ・シェーファー、ジョッシュ・チャールズ、ガブリエル・アンウォー主演の墓泥棒サスペンスです。
なおこの文はネタバレ全開となっています。
この作品は少し見て面白そうなので見ました。が、少しどころか途中から見てラストまで見てしまったので、改めて見たけど意外な結末が意外ではなくなってしまった。皆さんも気をつけましょう。こんなのは私だけか。
1995年 カーシュナー=ロック アメリカ作品
原題◆The Grave
スカイパーフェクTV260シネフィルイマジカにて。画質はよいです。
プロット 墓泥棒を巡る話のようです。
キャスト
クレイグ・シェーファー→脱獄した男キング
ジョッシュ・チャールズ→キングの相棒タイン
ガブリエル・アンウォー→ヒロインのジョーダン
アンソニー・マイケル・ホール→葬儀屋のトラビス
ドナル・ローグ→葬儀屋の相棒クリータス
ジョン・ディール→看守のコール
エリック・ロバーツ→クルマをくれる男キャス
キース・デビッド→牧師
ジョナス・ペイト監督の演出はよいと思います。
ノースカロライナの刑務所で牧師に告白する死刑囚のナレーションで話は進行します。これがフェイクになっているんですが前に途中から見てラストまで行ってしまった私にはフェイクになりませんでした。で、どちらかといえばフェイクに引っ掛からないほうがよかったりします。
この告白する声がポイントでフェイクになっています。
脱獄する2人は刑務所から意外と簡単に脱獄していました。
お宝探しに3人で墓掘りにてでは時間経過にワイプを使っていました。この辺からシリアスなのかコメディなのか分からない描写バランスになっています。
で、B級ホラーな落ちが用意されていましてホントにシリアスなのかコメディなのかよくわからん話になっていました。
告白を聞いてお宝を横取りしようと墓に入る牧師の尻ポケットに入れた懐中電灯がいい感じです。用意がいい。
お宝を追っていたの別の男が脱走を手引きをした看守とは気がつかなかった。
葬儀屋の仲間を溺死させてた男が看守とはわからなかったのです。どこの誰かと思っていました。それは刑務所の時は制服しか見て認識していたからです。ですから制服を脱いだら誰だかわからない。ここはセリフで補って欲しかった。英語ではそうなっていたのかもしれないが字幕ではそのフォローがなかった。
ガブリエル・アンウォーの出番は少ないです。
お楽しみのベッドシーンは一瞬で終わってしまった。よそ見してたら見逃してしまうほど短い。前振りのセリフであった絶頂に達したら足指を曲げるショットはありましたが物足りない。
これだけでは出番が少なすぎるのか骨董品を扱うというか故買屋みたいなこともやって出番を増やしていました。
やっぱりエリック・ロバーツ、キース・デビッド、ジョン・ディールのサポートのベテラン陣の方が見てていいです。若手陣はまだまだです。少しルックスがよくて少し演技が出来るだけでは物足りない。マッチョな肉体だけが印象に残った。
クレイグ・シェーファーは何だか運転手見たいな名前だなと思った。→それはショーファーでしょう。
監督と脚本でペイト兄弟と名乗っていますが、まあコーエン兄弟の『ブラッドシンプル/ザ・スリラー』(84/99年)並みの出来でしたが、すでにコーエン兄弟がいるので、よほど出来がいいか全く違うことをしないと苦戦しそうです。キャストでは負けてるかな?
そんなわけでガブリエル・アンウォーがの出番は少ないけどよかった作品でした。
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