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2007.09.06

『下妻物語』

この作品は中島哲也監督、深田恭子、土屋アンナ主演の不思議ちゃん+ヤンキーのコメディのようです。
なおこの文はネタバレ全開となっています。
評がいいので見ました。どんな話しなのか知りません。ダメなら女優さん2人を見ています。

2004年 TBSピクチャーズ/アミューズ/東宝 日本作品
通常盤DVDにて。画質はよいです。DVDバーゲンがあったので売り場を歩けば買物ハイ状態となり衝動買いとなりました。
プロット ブチ切れた方がよいという話しのようです。
音楽 歌の使い方はまあまあ。『2001年宇宙の旅』(68年)風なとこもあった。まああまです。

キャスト
深田恭子→メルヘンな竜ヶ崎桃子
土屋アンナ→ヤンキーな白百合イチゴ
宮迫博之→ロクデナシな桃子の父
篠原涼子→ロクデナシな桃子の母
本田博太郎→桃子の父の兄貴分
荒川良々→八百屋の若旦那
岡田義徳→BABY, THE STARS SHINE BRIGHTの社長
阿部サダヲ→一角獣リーゼントの龍二
小池栄子→イチゴの姉貴分 亜樹美
矢沢心→イチゴのライバル ミコ
生瀬勝久→パチンコ屋店長
樹木希林→桃子の祖母

中島哲也監督の演出はよいと思います。
始まって途中まではジェリーとデビットのザッカー兄弟にジム・エイブラハムズのZAZ調とジャン=ピエール・ジュネ監督の『アメリ』(2001年)を合わせたような感じです。全編これで通せばよかったのにとなります。アメリのような桃子。
ワイドスクリーンの使い方はあまり上手くないというか寄せていません。これは好みの問題ですか。

中島哲也監督はCMディレクター出身のせいかヨイショするポイントは的確に押さえているようです。スポンサーにヤクザ、ヤンキー等々。
ヤブ蛇にならないように触れてはならないポイントも無難に避けてるようです。このロクデナシの父では近親相姦の可能性はかなり高そうですがそんなことをしたら別の話しになってしまうし世論?がうるさいのでないことになっています。
ロクデナシの母は自分の子供を虐待してる筈ですがこれも無視しています。


アニメで始まります。タイトルとなります。
スクーターはホンダDJ-1。牛久の大仏。スクーターでカッ飛ぶ深田恭子扮するヒラヒラの竜ヶ崎桃子は軽トラと事故ります。これでは終われないと時間を戻します。戻り過ぎでロココの時代まで戻ります。大体場所が違うじゃん。
ロココにあこがれるヒラヒラの竜ヶ崎桃子の紹介となります。
この調子で最後まで持てばたいした物です。果たしてどうかな。→残念ながらそうではなかった。

21世紀の茨城県の下妻が舞台です。
125号線があります。何でも売ってるジャスコがあります。
ローカル線で取手まで→常磐線で上野まで→山手線で渋谷まで→東急東横線で代官山にたどり着きます。ここで買物をするのがお楽しみの竜ヶ崎桃子です。

モノローグ。桃子の両親について2.3の事柄。
尼崎が両親のいた尼崎は、生まれたらジャージーを着せられ、死ぬ時もジャージーを着たままな人生を送るとのことです。
宮迫博之扮するロクデナシな父はヤクザとなってヤクザ仕事に失敗してヤキを入れられています。ここで篠原涼子扮するホステスで後にロクデナシな母が登場して仲良くなります。
その後、桃子の父はヤクザなアパレル関係の仕事をして成功するが著作権で揉めて夜逃げして茨城の下妻に流れてきます。
この辺までは快調そのものです。

父の仕事が失敗してカネが無くなってしまい、さてどうすると桃子。
インターネット等で広告を出したとこ、怪しい改造スクーターのホンダ リードがやって来ます。ところでスクーターはエンジンの空ぶかしが出来ないのでは?ブレーキをかけてやれば出来ないことは無いけど。しかしそれはバカバカしい行為です。バイクで無用な空ぶかしをする人はは知能指数が低いのではと思えます。

スクーターの持ち主はヤンキーのイチゴでベルサーチを買いに来たとのことです。ところでこの作品でも多用される肝心な部分を消すピー音はTVで使われ過ぎでもう飽きた。面白くもない。not funnyです。
話していて2人とも高校2年と同じとわかります。イチゴのから一方的に喋りまくります。聞いてる桃子。

怪しい改造スクーターのホンダ リードには仮面ライダーのサイクロン号のようなロケットカウルが無理やりに付けています。
2サイクルエンジンの音は情けないので音は吹き替えのようです。

桃子が語るイチゴについての2.3の事柄。
いじめられっ子でしたが珍走団の亜樹美に会って説教されて同じ道に入ったのことです。伝説のヤンキーひみこのことがアニメで紹介されます。
アニメも無難に使いこなしています。上手いじゃん。

空を飛ぶ桃子のシーンですが合成がきれいに処理されています。合成技術の進歩がわかります。これはいいシーンです。
カネを稼ぐためにパチンコをするイチゴと桃子。
隠れた才能発揮する桃子は儲けます。

樹木希林が説教するいつものシーンがちゃんとあったりします。
アンタにだけは説教されたくないやめてくれと思います。これの寿命が尽きて消えても次には同じようなキャラで桃井かおりが控えているようですからこまったものです。と私は思う。

嫌がる桃子を「もう戻れない」と資金稼ぎのパチンコに連れていくイチゴです。
「特急列車と同じで途中下車は出来ない」←ビリー・ワイルダー監督のフィルム・ノワール『深夜の告白』(44年)にこんなセリフがあります。

幻の刺繍屋を捜して代官山へ繰り出すイチゴと桃子。
行きつけの店の社長に会って感激する桃子。
水野晴郎を見て感激していたイチゴ。水野晴郎はまだ生きていたのか。エイズで死んだのかと思っていました。いや自分としてはそう思いたいのかもしれない。

そんなこんなでイチゴが仲間からヤキを入れられると知って助けに向かう桃子。
祖母秘蔵のスクーター ホンダDJ-1を借りてカッ飛ばします。ですがいくらスクーターの運転が簡単でもいきなりは飛ばせません。まあいいけど。
で、プロローグの軽トラと事故につながります。事故のシーンの撮り方は上手い。感心します。
ここはわけもなく復活してまたスクーターで走ります。ところでキックでエンジン始動なんていきなり出来るの?→普通は慣れていないし横転してるスクーターは簡単にはエンジン始動は出来ないです。

現場に到着してしばらくは傍観状態となっている桃子。
互いに口上を述べてからタイマンでケンカと思ったらそうではなくリンチ状態となります。で、これを見てブチ切れてハッタリな口上をかます桃子。
で、結局は説教に絶叫になってしまった。惜しいことです。途中までの調子で押しきればよかったのにと思えます。


深田恭子は代表作が出来てよかったですね。これで作品が残ります。深田恭子といえば東京スポーツの芸能欄で「深田恭子また太る」の話題しか知らないものですからそう思います。
土屋アンナは実生活で子供が出来て引退同然になったのか?と思ったら無事に復帰しているようです。ご同慶の至り。
桃子の祖母を演じる樹木希林はいったい歳は幾つ?30年ぐらい変わっていないのでは?またいつもの演技です。正直言ってもういい感じ。


そんなわけで途中までは快調でしたがクライマックスになるともたれてしまった惜しい作品でした。それでも悪くないと思います。



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