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2007.09.09

『くたばれ!ハリウッド』

この作品は映画プロデューサーのロバート・エヴァンスが喋りまくるドキュメンタリーです。
内幕物が興味深いので見ました。少し見てまあまあなのもあります。
なおこの文はネタバレ全開となっています。

2002年 USAフィルムズ アメリカ作品
ランニング・タイム◆
原題◆The Kid Stays In the Picture
プロット◆ロバート・エヴァンスという映画プロデューサーの自慢話、自分の都合のよい話しのようです。自伝とはそんなのものです。
音楽◆ジェフ・ダンナ
スカイパーフェクTV312ムービープラスにて。画質はよいです。

キャスト
本人のロバート・エヴァンスその他。

ナネット・バーンスタイン/ブレット・モーガン監督の演出はよいと思います。
ロバート・エヴァンス製作の作品は見たことがあるか?→あまり多くはないようです。
大きなメガネが特徴のようです。カッコいいとは言えず。

前説があります。
自分にも言い分があるということらしい。この作品は自伝のようなのものなので自分の都合のいいことしか言ってません。


幕が開きます。
カメラは豪華な邸宅に入ります。

モノローグです。
映画に出たきっかけは1956年 L.A.プールに飛び込んだこと。
ノーマ・シアラーと知りあいます。ノーマ・シアラーはアービン・サルバーグが夫です。

ユニバーサルへ。
アービン・サルバーグを演じるロバート・エヴァンス。
ファッション会社もやっているとなっています。ホントか?

クラブでダリル・F・ザナックに会うロバート・エヴァンス。
スカウトされて『陽はまた昇る』(1957年)に出ることになります。
闘牛士役の特訓をしたらしいロバート・エヴァンス。
158cmと背は低いダリル・F・ザナック。20世紀フォックスのボスです。
この映画でのをダリル・F・ザナックを見てプロデューサーになりたいロバート・エヴァンス。

フィルム・ノワール『死の接吻』(1947年)のウエスタン・リメイクに出るロバート・エヴァンス。
駄作となってこれで俳優としてのキャリアを終わったのことです。

『刑事』の原作を20世紀フォックスに売るロバート・エヴァンス。
5000ドルが50万ドルになるそうです。右から左に流すだけでカネになるようで映画界では珍しくもないことのようです。これだからやめられない業界です。

N.Y.タイムズのピーター・バートの記事。
これがきっかけでパラマウントのオーナーと会うロバート・エヴァンス。
オーナーはガルフ+ウエスタンのブルードーン。どうやらオヤジ・キラーらしいロバート・エヴァンスです。

パラマウントをまかされるロバート・エヴァンス。
ピーター・バートを雇います。
モットーは脚本とスターだとロバート・エヴァンス。ホントかよ。
ところで脚本のことですが斬新な話しなんてあるわけがないのでは?

『ローズマリーの赤ちゃん』(1968年)
ロマン・ポランスキー監督。ロバート・エヴァンスと意気投合したらしい。
それでも撮影のペースを上げろとロバート・エヴァンス。さすが良心のないのが普通のプロデューサーです。

『ローズマリーの赤ちゃん』の主演ミア・ファローのことで。
当時ミア・ファローと結婚していたシナトラから早く終わらせろと電話が入る。
ミア・ファローを説得にかかるロバート・エヴァンス。
で、シナトラと別れて『ローズマリーの赤ちゃん』の撮影に専念するミア・ファロー。ホントかよ。

グレタ・ガルボの隠れ家と呼ばれる邸宅の話が出ます。
ここを29万ドルで買い取るロバート・エヴァンス。

当時のパラマウント。
『アメリカの影』(1958年)→本物の独立系映画作家ジョン・カサベテス監督のことは全く話しに出てきません。おそらく引け目があるからでしょう。
『ペンチャーワゴン』(1969年)→訳のわからない作品に、代わり映えしない作品。としています。

アリ・マッグローが『ある愛の詩』(1970年)の原作を持ってくる。
会うロバート・エヴァンス。口説きます。

後日、アリ・マッグローを自宅に呼ぶロバート・エヴァンス。
フラワー・チャイルドのアリ・マッグローをものにするロバート・エヴァンスです。
1969年10/24(金)に結婚する2人。

『ある愛の詩』の撮影風景。退屈なメロドラマなのではと実は未見です。
主演ライアン・オニールは大根でしょう。

オーナーのブルードーンから辞めろと言われるロバート・エヴァンス。
ガルフ+ウエスタンの取締役会へ。
フィルムを持参してN.Y.へのロバート・エヴァンス。
説得に『ある愛の詩』が入っています。『ゴッドファーザー』の企画も言ってました。何とか説得したらしい。

『ある愛の詩』が公開され大ヒットとなります。
他にもヒット作を連発するロバート・エヴァンス。

『ゴッドファーザー』の企画。
フランシス・コッポラ監督。
試写。長くしろとロバート・エヴァンス。普通は逆なんだと自慢しています。

『ゲッタウェイ』(1972年)にアリ・マッグローを出すロバート・エヴァンス。
これでアリ・マッグローに逃げられて私生活的には大失敗となるようです。

『ゴッドファーザー』のプレミアの風景。
宣伝にキッシンジャーを引っ張り出します。派手にやっています。

『ゲッタウェイ』のロケ先エルパソに電話のロバート・エヴァンス。
もう手遅れでアリ・マッグローと別れることになります。

パラマウントに昇給を要求するロバート・エヴァンス。
オーナーに説得されて自分の名前を付けた作品を出すことになります。
『チャイナタウン』(1974年)◆フィルム・ノワールです。まあまあ。
ゴールデン・グローブ賞をドラマ部門を受賞する。

パラマウント下で自分のプロダクションを作るロバート・エヴァンス。
コカインを手を出すロバート・エヴァンス。

『マラソンマン』(1976年)◆未見
『ブラック・サンデー』(1977年)◆アクションです。
『アーバン・カウボーイ』(1980年)◆ドラマです。
『ポパイ』(1980年)→これは失敗作。未見ですけど。
順調に映画製作をやっていたようです。

1980年05/02 コカインでDEAに逮捕されるロバート・エヴァンス。
この件でオーナーのブルードーンから見放されます。

『コットンクラブ』(1984年)→これは大失敗作らしい。未見ですけど。
コッポラからこき下ろされるロバート・エヴァンス。どっちもどっちではないかと私は思う。

殺人事件に巻き込まれるロバート・エヴァンス。
ロイ・レイディンが被害者。連行されるロバート・エヴァンス。
6年を費やし裁判となります。結局無関係だと称するロバート・エヴァンス。ホントかよ。

これでパラマウントから追い出されるロバート・エヴァンス。
自宅もフランス人富豪に売却となります。

自殺のおそれがあるので自ら精神病院に入るロバート・エヴァンス。
ここから脱走するロバート・エヴァンス。ホントか?

ジャック・ニコルソンの尽力で売却した元自宅に住めることになったロバート・エヴァンス。何となく同類ような感じ。

スタンリー・ジャフィから電話が来ます。
またパラマウントに戻ることになるロバート・エヴァンス。
何だかんだあるけどパラマウント一筋なようです。というよりパラマウント以外では相手にされないのかもしれません。

1991年から5作品。
まあまあな作品が並んでいます。

後タイトルで何だかよくわからんロバート・エヴァンスの喋りのシーンがあります。ここでは下ネタを連発してロバート・エヴァンス本人の品性がよく表れています。
このつまらんギャグに対して見えないとこからスタッフのお愛想笑いが入ります。まるでTVバラエティ番組のようです。何故かここだけはTV的になっています。
このシーンは何なんだ?→ロバート・エヴァンスのあまりのきれいごと連発に後でスタッフが黙って付け加えたのかと思えます。


そんなわけで映画業界内幕物のまあまあな作品でした。
関係ないけどソニーからカネをふんだくった、あのプロデューサーのピーター・グーバーがまだ大きな顔をしていられるのですから映画業界というのはいいかげんなとこだとよくわかります。


いわゆる、出来のよい脚本とボンクラな監督。
出来の悪い脚本と腕のよい監督。
この組み合わせでどちらを見るとなると、私は腕のよい監督が優先となります。



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