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2007.07.01

『港のマリー』

この作品はマルセル・カルネ監督、ジャン・ギャバン、ニコール・クールセル主演のメロドラマです。
なおこの文はネタバレ全開となっています。
少し見てよかったので見ました。

1949年 フランス作品
原題◆La Marie du Port
スカイパーフェクTV311パワームービーにて。画質はかなり悪い。
プロット 愛人の妹に惚れてしまう話のようです。

キャスト
ジャン・ギャバン→レストランと映画館のオーナー
ニコール・クールセル→オディールの妹マリー“港のマリー”
ブランシェット・ブリュノワ→ギャバンの愛人オディール

マルセル・カルネ監督の演出はよいと思います。
溶暗の入り方がこの作品本来の入り方ではない部分があったような。元のフィルムが残っていないのですか?
「花のように」というたとえがありましたが、これはフランスではよく使われるたとえのようです。本『映画術』でもフランソワ・トリュフォーも使っていました。

マリーの恋人で床屋のマルセルというキャラが登場しますがこれが情けない男です。
キスが下手とハッキリ言われていました。2人の逢瀬が数度繰り返されますがそのうちマリーがこなくなって待ちぼうけを食わされるマルセル。これがまた情けない。

主役のジャン・ギャバンはさすがにスターでダブルのスーツを着こなしています。カッコいい。
シェルブールにて。レストランと映画館のオーナーです。
映画館のオーナーもやっているのに映画のことをあんなのは影が動いているだけだなんて言ってます。
このレストランと映画館は続きになっています。これはまた洒落ていますな。さすがおフランスな設定です。
初老でいい歳こいて愛人の妹で18才の女の子に惚れてしまう設定。ジャン・ギャバンが演じれば結構粋に見えました。

ニコール・クールセル扮する港のマリーは18才で無愛想な女の子。
カフェでは地味な制服風のワンピース。
普段は柄がついてるワンピースにカーディガンを着ています。
バスに乗ってシェルブールに来るときはリクルートルックなスーツ姿です。
そんな感じでフランス式の貧しいがシックの衣装が似合っていました。

映画館ではニュース映画が上映されていました。
パリ-シェルブール-マリーの港町、日本でいうと東京-横浜-横須賀みたいなものですか?そんな感じ。

なんといっても有名な『天井桟敷の人々』(45年)のマルセル・カルネ監督ですが、気張らずに力を抜いた作品と思えました。
そんなわけで構えて見る必要のないよい作品でした。



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