『カバーガール』(1944年)
この作品はチャールズ・ヴィダー監督、リタ・ヘイワース、ジーン・ケリー主演のミュージカルです。
なおこの文はネタバレ全開となっています。
1944年 コロンビア・ピクチャーズ アメリカ作品
原題◆Cover Girl
プロット 結局元に戻る話のようです。
BS11衛星放送にて。画質はよいです。
音楽 ジェローム・カーン、詞がアイラ・ガーシュイン
キャスト
リタ・ヘイワース→ヒロインで赤毛のラスティ
ジーン・ケリー→恋人のダニー
フィル・シルバース→芸人のジーニアス
オットー・クルーガー→編集長
リー・ボーマン→劇場主ウィートン
チャールズ・ヴィダー監督の演出はまあよいと思います。
この作品はカラーでした。私はモノクロだと思い込んでいました。
実際にカラーで見てても、もしかしたらコンピューターで色を付けたカラライゼーションなのではと疑って見ていました。でもタイトルにテクニカラーと出ているので間違いなくカラーなんでしょう。
リタ・ヘイワースはどんなルックスだっけと見始めたところ、いきなり8人も並んでのミュージカルシーンになっていて誰がリタ・ヘイワースなのかわかりませんでした。よい監督ならここはリタ・ヘイワースが一目でわかるように撮ってくれるのではと文句の1つも出ます。
脚が見えるコスチュームがいいです。色々とコスプレしていても脚だけは見せるのがいいのです。
リタ・ヘイワースは歌はともかく踊れる人だったのですか。
ダンスの方は普通でした。ミュージカル映画は基本的に歌は吹き替えのようです。本人が歌ってる方が珍しいくらいなのかも。
歌もダンスもOKというのは珍しいようです。特に女優さんでは。
オットー・クルーガーは悪役専門で『逃走迷路』(42年)でも悪役を務めていました。そんな感じで、いつ悪役になるのか思って見てましたが、ここでは実はいい人で疑って見てて損をしました。
ジーン・ケリーは神妙な顔をしてリタ・ヘイワースの相手役を務めてました。
ダンスではジーン・ケリーだけ速いとリタ・ヘイワースと合わなくなり当然リテイクになるから、ジーン・ケリーがリタ・ヘイワースのテンポに合わせているようです。
そんなわけで動いてるリタ・ヘイワースを見てるだけでよい普通のミュージカル作品でした。
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