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2007.05.22

『デッドカーム 戦慄の航海』

この作品はフィリップ・ノイス監督、ニコール・キッドマン、サム・ニール、ビリー・ゼイン主演の海洋サスペンスです。
なおこの文はネタバレ全開となっています。
ニコール・キッドマンが出ている安売りDVD(1575円也)ということで買って見ました。

1988年 ケネディ-ミラー・プロ/ワーナー アメリカ=オーストラリア作品
ランニング・タイム◆96分
原題◆Dead Calm
プロット◆船上にて謎の男に悪戦苦闘する話しのようです。
音楽◆グレーム・レベル
ワーナーのDVDにて。画質は非常によいです。

キャスト
ニコール・キッドマン→ヒロインのレイ
サム・ニール→夫のジョン
ビリー・ゼイン→謎の男ヒューイ

フィリップ・ノイス監督の演出はまあよいと思います。
登場人物3人に船上のみのンプルな設定だと相当演出力がないと全編持たないと思いつつ見てましたがまあ何とかもたしたようです。
ところでこの話しは1日か2日位にわたるの話しらしい。
主演3人は熱演していましたが少し空回り気味のような感じもします。

幼い息子を交通事故で失ったニコール・キッドマンとサム・ニール演じる夫婦は立ち直るために2人きりで船で航海に出かけます。黒い犬もいます。
回想の交通事故からいきなり航海中の船にジャンプする手法が使われていました。
字幕でベタなぎのことをデッドカームと称してました。本編とはあまり関係がないような感じです。

しぱらくしたとこで黒いスクーナーと遭遇します。そこからボートを漕いで謎の男がやってきます。船の名はオルヘウス号。
謎の男を演じるビリー・ゼインは『真夏の出来事』(96年)でもボートを漕いでやってきてヒロインのキャメロン・ディアスを悩ませていました。ボートを漕いでやってくるのが芸風なようです。

怪しい黒いスクーナーを捜索する夫のジョン、船内の1室には死体が詰まっていました。たまげて自分の船に戻りますがその場に置いていかれます。
謎の男ビリー・ゼインがいた黒いスクーナー、オルヘウス号で何が起こったのかは結局不明ななままでした。多分こき使われているので頭にきたので皆殺しにしたのでしょう。ビリー・ゼインだとそんな感じがします。

夫のジョンはオルヘウス号にとどまって、水を汲み出してエンジンを修理して自力航行出来るようにして自分の船サラセン号を追うことになります。海軍生活25年という職業柄で操船は出来るようです。
ついてない夫のジョンはオルヘウス号で落雷にあってマストの一部が折れてドアを前をふさぎ船内に閉じこめられてしまいます。これで悪戦苦闘となります。

奥さんのレイはヒューイを眠らせてサラセン号をオルヘウス号の方角に引き返します。燃料がなくなって帆を使って進行させていました。よくわからんけど操船のディテールは正しいの?
しつこいヒューイを救命ゴムボートに乗せて流してしまいます。

奥さんのレイは何とか夫を発見して救助します。
夜なのにいかだに乗っていた夫のジョンをよく発見出来たものです。ご都合主義ではなく、このような偶然もあるとしましょう。
ラストのゾンビ並みにしつこいヒューイが登場する一騒ぎは余計なような感じでした。もっと気のきいたオチがなかったものかとなります。まあいいけど。

2001年以降になると美しさに演技も作品選びも好調のニコール・キッドマンに、いつも冷静な演技のサム・ニールに、濃い悪役には定評があるビリー・ゼインと、今となってみればこの3人は豪華なキャストです。

この作品でのニコール・キッドマンはまだハワイ産オーストラリア育ちの赤毛のカーリーヘアのお下品な女優といった感じです。
字は左手で書いています。ハンマーも左手で使ってました。ニコール・キッドマンはホントに左利きなの?ホントだとすると素敵です。ヌードも少しあります。

やたらと冷静な割にはヘマもあるサム・ニール扮する夫のジョン。海軍に勤めていて25年のキャリアがあるとなっています。
謎の男ヒューイを演じるビリー・ゼインは濃い顔に濃い演技とこの頃から一貫しています。
男優2人は現在に至るも芸風はあまり変わっていないよう思えます。変わったのはニコール・キッドマンです。現在では洗練された美貌に演技派のスターですからエライ変わりようです。たいしたものです。

お下品なニコール・キッドマンが出ているだけ?そうでもないか。そんなわけでサスペンス物のまあまあな作品でした。


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