『ピンク・フロイド ザ・ウォール』(1982年)
この作品はアラン・パーカー監督、ピンク・フロイド音楽のミュージカルです。
なおこの文はネタバレ全開となっています。
1982年 ゴールドクレスト・フィルムズ/MGM 英国作品
原題◆Pink Floyd The Wall
スカイパーフェクTV260シネフィルイマジカにて。画質はまあまあ。
プロット あるミュージシャンの心の旅路の話のようです。
音楽 ピンク・フロイド
キャスト
ボブ・ゲドルフ→ミュージシャンのピンク 主人公
他はよくわからん。
アラン・パーカー監督の演出はよいと思います。
全体的に夢を見ているような感じになっています。主人公がヤクでラリっているのですからこれは当然のことのようです。
実写ですがアニメも多用されています。私はこういうのは好きなのです。
アラン・パーカー監督は音楽物には得意な監督ですから上手いものです。もう少し音楽とカット割りがシンクロしていればもっとよかったような。
同じアラン・パーカー監督で音楽とカット割りがシンクロしているので『エビータ』(96年)なんて結構好きです。マドンナは嫌いですけど。
ピンク・フロイドはCDは買ってはいませんがどれも聞いたことのある曲ばかりでした。さすがに有名なだけはあります。
プロローグ。
ホテルの廊下です。クリスマスソングが流れます。
タイトル。
回想のようです。
ランプを点ける男。どうやら主人公の父親のようです。
1944年 エンフィールドの中折れ式リボルバーが出ています。もちろん英国製。
ホテル内の男。
戦場と暴動のカットバック。
歌が入ります。
血のプール。こんな感じでわけわからん。
子供時代。
ここでは私でも聞いたことのあるナンバーが流れます。
軍服を着る子供。といっても少年になっています。
アニメです。
白い鳩に黒い鳥。この黒い鳥は爆撃機に変身しています。
十字架のイメージが多用されています。宗教的で日本ではない描写です。
ところで日本は政教分離の度が過ぎて妙な具合になっています。全てカネの金権主義と個人主義になっているような。奇妙な現実となっています。
学校です。
ここでも私でも聞いたことのあるナンバーが流れます。
自宅で隣りを覗く少年。
作品紹介の通り少年を演じる子役はいい感じ。
アニメです。花から色々なイメージ。
ライブフィルムで略奪のシーンもあります。
グルーピーの図。
主人公はグルーピーを引っ張り込むが。
突然を暴れます。脅えるグルーピー。
カミソリで何をする?自殺ではなかった。体中の毛を剃っています。
あっちこっちに飛ぶシーンでのセックスシーンではボカシがあります。
ハリウッド映画がTVで流れます。1940~50年代の戦争映画のようです。『頭上の敵機』?同じくTVでアニメの『トムとジェリー』も流れます。
少年はあちこちの時代を放浪します。
戦場。等々。どんな感じだとわけわからん。
ホテルの男は昏倒しています。トリップしていたらしい。
スタッフが部屋に入ります。マネージャーのオヤジが何だかどこかで見たようなと思ったら後タイトルでボブ・ホスキンスとわかりました。たまげた。こういうとこにも出ていたのか。
主人公が朦朧としていようと構わずに仕事だとリムジンで移動させられます。
コンサート会場です。ヤケになったのかラリっているのか差別の歌を歌います。
男が裁かれる法廷となります。アニメとなっています。
全体的に見た通りの夢を見ているかトリップしているシーンの連続になっています。
そんなわけで話しの方はわけわからんけど、ピンクフロイドの音楽は最高のよい作品でした。
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